2009年12月11日
いよいよ雪!?
テレビの週間予報を見た方・・・アレッと思った方も多いのでは?
Kasayanのスタッドレス交換チキンレース・・・・決めましたよ・・・・
まず、気象庁17時発表の週間予報を見ておきましょう。

16日から三日間連続で雪だるまが並んでいます(赤でかこいました)。
また、14日(月)は傘マークですけど、予報文は「一時雨か雪」になっています。
いよいよ雪マークが並ぶようになりましたよね。
ホントにそうなるの?まずは一週間分の天気図をザッと眺めてみます。
(並んでいる天気マークは、雪マークがついている北部だけ。南部の方は上の予報を見てください。)

低気圧と高気圧の位置が微妙に変化はしているものの、ほぼ毎日、大陸に冷た~い高気圧、北海道付近に低気圧が居座っています。
これまで腰砕けだった西高東低の冬型の気圧配置が続きそうなんですよね。
もっとも、西高東低になっている位置がやや北より。
ということで、雪マーク一発の強烈な雪にはならないで、曇りベースの一時的な雪の予想なんでしょう。
そして、降ってくるものが雪になるために必要な寒気・・・予想気温を見ると、14日以降、日を追うごとに最低気温が下がっていきます。
そこで、寒気の様子を別の天気図でチェックしてみることにします。

雪の目安の一つになる上空1500m付近でマイナス6℃の線。
ちょっとわかりにくいかもしれませんけど、14日は新潟県沿岸にあった線は、17日には長野県中部あたりまで南下しています。
比較的標高の高いところで雪になった今日・・上空1500mの気温は0℃程度ですから、来週はそれなりに十分な寒気が南下してくるといってよいでしょう。
もうちょっとわかりやすいようにグラフで見てみます。

真ん中のゼロの線が平年の気温・・・13日(日)より前は平年より高めですけど、14日あたりから平年を下回るようになっていますよね(ちなみに館野は関東です)。
ここまでで、何かが降れば雪の可能性大ということがわかりました。
気象庁発表の週間予報・・・北部の予報の信頼度は17日、18日ともB。
週間予報としてはマズマズ。
それ以外はCが並んでいますけど、降る降らないは別として、何か降れば雪の可能性が高くなっているわけですから・・・・・Kasayanは、スタッドレスタイヤに交換することに決めたわけです。
ついでに、今日発表されたむこう一か月の予報もチェックしときます。
スタッドレスに交換しても、すぐに暖かくなっちゃったら悔しいですから。

12月12日から1月11日までが対象期間ですけど、気温については、少なくともこの先2週間・・クリスマスあたりまでは、平年より低い、あるいは平年並みの確率が70%以上の確率で予想されています。
年内は、いつもながらの寒さになる可能性が高そう。
まあ、今週末にタイヤ交換するのが妥当でしょう。
あ・・・自分のための気象解析はハズレるのが通常・・・・失敗しても責任は持てませんから。
そして、最後にオマケ・・・天気に興味のある方はご覧あれ。

これ、北半球を北極から見た上空5500m付近の天気図の平均値・・・来週の予想です。
北極付近は冷えていて、冷えた空気は重くなるので冷たい空気がたまって高気圧になってます。
これが上空を蛇行する空気の流れによって、周期的に南下してきます。
赤の点線が上空の気圧に谷で、この谷が西側に迫ってくると寒気が南下してくるのですが・・・・
この谷、来週は日本の西にある傾向。
寒気が南下する傾向が続くんですね・・・・この状態が月末までは続きそう・・・というのが気象庁の見解。
これが当たるかって?
なにせ一か月予報ですから・・・・・・
Kasayanのスタッドレス交換チキンレース・・・・決めましたよ・・・・
まず、気象庁17時発表の週間予報を見ておきましょう。

16日から三日間連続で雪だるまが並んでいます(赤でかこいました)。
また、14日(月)は傘マークですけど、予報文は「一時雨か雪」になっています。
いよいよ雪マークが並ぶようになりましたよね。
ホントにそうなるの?まずは一週間分の天気図をザッと眺めてみます。
(並んでいる天気マークは、雪マークがついている北部だけ。南部の方は上の予報を見てください。)

低気圧と高気圧の位置が微妙に変化はしているものの、ほぼ毎日、大陸に冷た~い高気圧、北海道付近に低気圧が居座っています。
これまで腰砕けだった西高東低の冬型の気圧配置が続きそうなんですよね。
もっとも、西高東低になっている位置がやや北より。
ということで、雪マーク一発の強烈な雪にはならないで、曇りベースの一時的な雪の予想なんでしょう。
そして、降ってくるものが雪になるために必要な寒気・・・予想気温を見ると、14日以降、日を追うごとに最低気温が下がっていきます。
そこで、寒気の様子を別の天気図でチェックしてみることにします。

雪の目安の一つになる上空1500m付近でマイナス6℃の線。
ちょっとわかりにくいかもしれませんけど、14日は新潟県沿岸にあった線は、17日には長野県中部あたりまで南下しています。
比較的標高の高いところで雪になった今日・・上空1500mの気温は0℃程度ですから、来週はそれなりに十分な寒気が南下してくるといってよいでしょう。
もうちょっとわかりやすいようにグラフで見てみます。

真ん中のゼロの線が平年の気温・・・13日(日)より前は平年より高めですけど、14日あたりから平年を下回るようになっていますよね(ちなみに館野は関東です)。
ここまでで、何かが降れば雪の可能性大ということがわかりました。
気象庁発表の週間予報・・・北部の予報の信頼度は17日、18日ともB。
週間予報としてはマズマズ。
それ以外はCが並んでいますけど、降る降らないは別として、何か降れば雪の可能性が高くなっているわけですから・・・・・Kasayanは、スタッドレスタイヤに交換することに決めたわけです。
ついでに、今日発表されたむこう一か月の予報もチェックしときます。
スタッドレスに交換しても、すぐに暖かくなっちゃったら悔しいですから。

12月12日から1月11日までが対象期間ですけど、気温については、少なくともこの先2週間・・クリスマスあたりまでは、平年より低い、あるいは平年並みの確率が70%以上の確率で予想されています。
年内は、いつもながらの寒さになる可能性が高そう。
まあ、今週末にタイヤ交換するのが妥当でしょう。
あ・・・自分のための気象解析はハズレるのが通常・・・・失敗しても責任は持てませんから。
そして、最後にオマケ・・・天気に興味のある方はご覧あれ。

これ、北半球を北極から見た上空5500m付近の天気図の平均値・・・来週の予想です。
北極付近は冷えていて、冷えた空気は重くなるので冷たい空気がたまって高気圧になってます。
これが上空を蛇行する空気の流れによって、周期的に南下してきます。
赤の点線が上空の気圧に谷で、この谷が西側に迫ってくると寒気が南下してくるのですが・・・・
この谷、来週は日本の西にある傾向。
寒気が南下する傾向が続くんですね・・・・この状態が月末までは続きそう・・・というのが気象庁の見解。
これが当たるかって?
なにせ一か月予報ですから・・・・・・
2009年12月11日
天気予報は当たるのか?(12月11日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
こんな感じの朝ですねぇ。
日が出たあと、家の窓から見えた菅平方面。

標高600m以上は雲に覆われて、雨に煙っていました。
煙突の煙は北東にたなびき、南西の風。
アメダスを見ると、この風、野尻湖を越えて日本海まで流れています。
今朝は、今日の天気に加えて、最後に明日土曜日の予報も見ときます。
回復するんかいな?・・・心配ですよね。
もうひとつ、今夜はスタッドレス交換チキンレースの最終?の検討をする予定。
いよいよかな?
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

ザクッと天気傾向を・・
西日本は「のち くもり」や「のち 晴れ」の回復エリア。
中部は・・・傘マーク一発の一日中雨エリアになってることだけ把握しときます。
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

もちろん、長野県も全域傘マーク一発の一日中雨。
予報文もキチンと読めば、「所により」のオマケがついています。
「夜のはじめ頃 まで 雪」・・・南部は「昼前 まで」ですね。
夜のはじめというのは、18時~21時のこと。
そうなると、日中雪になるのはどこ?を考えとく必要がありますね。
埼玉の秩父に雪だるまがついているのが気になります・・・「朝一時雪」でした。
関東のくせに?大胆に雪マークを付けてくる理由?これはKasayanの後の宿題にしときます。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

天気図に書き込んだとおりです。
太平洋の低気圧が南の湿った暖かい空気を北へ吸い上げ、日本海の低気圧がもう一段、これを吸い上げて、雨のモトを供給するというイメージです。
低気圧がのろのろ進みますから、長野は一日中雨。
じゃ、「所により雪」になるのはどこなんでしょう?

Yahoo天気にある「雨雪判別」という画像を引用しました。
実況に予想計算値や地形の情報を加えてアメリカのソフト(なんとフリーウエア)で再計算したものらしいですが、標高およそ1500m前後以上では雪になるとみているようです。
ちょっとあやしい感じもしますので、上空の気温も合わせて確認。

上空2000m付近の気温・・・東の群馬・埼玉県境では0℃前後ですが、県内はプラスの気温。
ひかくてき暖かいようです。

アルプスの頂上・・・3000m付近では氷点下。
アルプスの頂上付近では雪・・・これがどこまで融けないで落ちてくるか?
やっぱり1000m以上のところは雪か雪が混じると考えてよさそうですけど・・・盆地は?
地上付近が2℃前後ならそのまま雪で落ちてくる可能性が高いですから、地上の気温を見てみます。

今朝5時の地上の気温ですけど、盆地で氷点下のところはなく、5℃前後のところもあって、比較的気温は高め・・・書き込んだ日中の予想気温も5℃以上ばかりですから、平地まで雪になるところは少ないでしょうね。
もっとも、2℃以下の軽井沢や茅野方面、上高地方面の峠は、朝を中心に雪の可能性が高そうです。
雪はここまでにして、本当に一日雨?って思うのが当然ですから、雨の上がるタイミングをチェック。

深夜24時に、ようやく雨雲が東へ抜けますから・・・忘年会の帰り、傘を忘れないでくださいね。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日の予報・・・・当たるんでしょうね。
ハズレる要素を考えるのが難しいです。
多少、雨の止み間はあるかもしれませんけど・・・・
最後は週末土曜日明日の予報をチェック。

上で見た雨が上がるタイミングの計算値とはちょっと違うGSMという計算値で明日まで覗いてみると・・・新潟県まで雨雲は迫ってくるのですが、長野県は一日をとおしてこの雨雲がかかりません。
予報文と天気マークを見ると北部曇りベース、中南部晴れベース。
中南部は天気回復と思って良いですけど、北部の予報はあやしいので、夕方5時に発表される天気予報で再チェックする必要があると思います。
1、今日の一言
作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色
こんな感じの朝ですねぇ。
日が出たあと、家の窓から見えた菅平方面。

標高600m以上は雲に覆われて、雨に煙っていました。
煙突の煙は北東にたなびき、南西の風。
アメダスを見ると、この風、野尻湖を越えて日本海まで流れています。
今朝は、今日の天気に加えて、最後に明日土曜日の予報も見ときます。
回復するんかいな?・・・心配ですよね。
もうひとつ、今夜はスタッドレス交換チキンレースの最終?の検討をする予定。
いよいよかな?
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

ザクッと天気傾向を・・
西日本は「のち くもり」や「のち 晴れ」の回復エリア。
中部は・・・傘マーク一発の一日中雨エリアになってることだけ把握しときます。
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

もちろん、長野県も全域傘マーク一発の一日中雨。
予報文もキチンと読めば、「所により」のオマケがついています。
「夜のはじめ頃 まで 雪」・・・南部は「昼前 まで」ですね。
夜のはじめというのは、18時~21時のこと。
そうなると、日中雪になるのはどこ?を考えとく必要がありますね。
埼玉の秩父に雪だるまがついているのが気になります・・・「朝一時雪」でした。
関東のくせに?大胆に雪マークを付けてくる理由?これはKasayanの後の宿題にしときます。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

天気図に書き込んだとおりです。
太平洋の低気圧が南の湿った暖かい空気を北へ吸い上げ、日本海の低気圧がもう一段、これを吸い上げて、雨のモトを供給するというイメージです。
低気圧がのろのろ進みますから、長野は一日中雨。
じゃ、「所により雪」になるのはどこなんでしょう?

Yahoo天気にある「雨雪判別」という画像を引用しました。
実況に予想計算値や地形の情報を加えてアメリカのソフト(なんとフリーウエア)で再計算したものらしいですが、標高およそ1500m前後以上では雪になるとみているようです。
ちょっとあやしい感じもしますので、上空の気温も合わせて確認。

上空2000m付近の気温・・・東の群馬・埼玉県境では0℃前後ですが、県内はプラスの気温。
ひかくてき暖かいようです。

アルプスの頂上・・・3000m付近では氷点下。
アルプスの頂上付近では雪・・・これがどこまで融けないで落ちてくるか?
やっぱり1000m以上のところは雪か雪が混じると考えてよさそうですけど・・・盆地は?
地上付近が2℃前後ならそのまま雪で落ちてくる可能性が高いですから、地上の気温を見てみます。

今朝5時の地上の気温ですけど、盆地で氷点下のところはなく、5℃前後のところもあって、比較的気温は高め・・・書き込んだ日中の予想気温も5℃以上ばかりですから、平地まで雪になるところは少ないでしょうね。
もっとも、2℃以下の軽井沢や茅野方面、上高地方面の峠は、朝を中心に雪の可能性が高そうです。
雪はここまでにして、本当に一日雨?って思うのが当然ですから、雨の上がるタイミングをチェック。

深夜24時に、ようやく雨雲が東へ抜けますから・・・忘年会の帰り、傘を忘れないでくださいね。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日の予報・・・・当たるんでしょうね。
ハズレる要素を考えるのが難しいです。
多少、雨の止み間はあるかもしれませんけど・・・・
最後は週末土曜日明日の予報をチェック。

上で見た雨が上がるタイミングの計算値とはちょっと違うGSMという計算値で明日まで覗いてみると・・・新潟県まで雨雲は迫ってくるのですが、長野県は一日をとおしてこの雨雲がかかりません。
予報文と天気マークを見ると北部曇りベース、中南部晴れベース。
中南部は天気回復と思って良いですけど、北部の予報はあやしいので、夕方5時に発表される天気予報で再チェックする必要があると思います。
2009年12月10日
消えた横手山
午後3時、須坂方面に出かけた帰り、千曲川にかかる屋島橋近くの堤防から見た雲。
北東の志賀高原方面、昼過ぎに外出した頃には、横手山山頂までよく見えていたのですが・・・
山頂付近は雲に覆われていました。

一方、反対側、南西の千曲市方面。
コバルトブルーの空に、卷雲が白くなびき、美ヶ原方面には中層の雲が広がりつつありました。

志賀高原・・2時間程度で、なんで雲に隠れちゃったんだろう?
・・・・長野に帰ってきて、長野の天気を勉強中の身・・・疑問に思ったらメンドウでもとりあえず考えなくちゃダメ予報士になっちゃう・・・・
ということで、晩飯の鍋物につきものの熱燗一本を我慢して、理由を考えてみることにしました。
冬の夜長?に興味をもったヒマな方はお付き合いください。
で・・・これ、午後3時の極軌道衛星の画像。

テレビで見るひまわりの画像は上空36000Km上空から撮ったものですが、これはわずか800Km上空から撮影したもの(矢印と番号は上の写真の撮影方向)。
志賀高原にかかっていた雲・・・どうにか写っています(赤の点線)。
そして、アメダスの風をチェック。
まずは、外出した午後1時の風向を確認。

志賀高原方面、群馬県側は東よりのほぼ南の風。
長野県側も南系・・・志賀高原の南の菅平で西南西、長野市で南。
次は、写真を撮った午後3時の風向。

長野県側の風は新潟方面から北の風(海風かな?)が吹き込み、正反対に。
一方、群馬県側の風は南東から東の風に変わり、草津方面から志賀高原に吹きあがる風に変わりました。
関東平野を北上した湿った空気が、志賀高原を群馬県側からはい昇り、雲ができたのかも?
そして、その雲が長野盆地側に波のように広がらなかったのは、盆地を吹いていた北よりの風のせい?

立体的に見ると、こんな感じでしょうか。
同時刻の上空1500mの上昇流の分布の計算値を見ると、志賀高原の東側で赤の上昇流帯、西側の長野盆地は青の下降流帯になっています。

やっぱり・・・上のイメージでいいのかも。
最後に、南・・②の写真で見えた卷雲と、美ヶ原方面の中層の雲の理由。

上空3000m付近の湿り気の計算値を見ると、県南部では相当に湿った空気が入ってきていることがわかります。
これ、明日長野県に雨を降らせる雲の東の端っこ。
天気が悪くなる時には西のほうから、高い雲・・中くらいの雲・・・雨雲・・と、順番にやってきますが、この雲がそれなんでしょうね。
ざっと・・・こんなもんかな・・・・
上空の雲の流れも面白かった。
一番高い雲は西から東へ。
低めの雲は南から北へ・・・方向バラバラ。
ウインドプロファイラという上空の風の様子を調べた図を見ると・・・・まあ、その通りになってますね。

さあ・・・一通り考えたところで・・・・熱燗でもいきますかぁ・・・かなりイイカゲンだけど・・・考えないよりマシ?。
北東の志賀高原方面、昼過ぎに外出した頃には、横手山山頂までよく見えていたのですが・・・
山頂付近は雲に覆われていました。

一方、反対側、南西の千曲市方面。
コバルトブルーの空に、卷雲が白くなびき、美ヶ原方面には中層の雲が広がりつつありました。

志賀高原・・2時間程度で、なんで雲に隠れちゃったんだろう?
・・・・長野に帰ってきて、長野の天気を勉強中の身・・・疑問に思ったらメンドウでもとりあえず考えなくちゃダメ予報士になっちゃう・・・・
ということで、晩飯の鍋物につきものの熱燗一本を我慢して、理由を考えてみることにしました。
冬の夜長?に興味をもったヒマな方はお付き合いください。
で・・・これ、午後3時の極軌道衛星の画像。

テレビで見るひまわりの画像は上空36000Km上空から撮ったものですが、これはわずか800Km上空から撮影したもの(矢印と番号は上の写真の撮影方向)。
志賀高原にかかっていた雲・・・どうにか写っています(赤の点線)。
そして、アメダスの風をチェック。
まずは、外出した午後1時の風向を確認。

志賀高原方面、群馬県側は東よりのほぼ南の風。
長野県側も南系・・・志賀高原の南の菅平で西南西、長野市で南。
次は、写真を撮った午後3時の風向。

長野県側の風は新潟方面から北の風(海風かな?)が吹き込み、正反対に。
一方、群馬県側の風は南東から東の風に変わり、草津方面から志賀高原に吹きあがる風に変わりました。
関東平野を北上した湿った空気が、志賀高原を群馬県側からはい昇り、雲ができたのかも?
そして、その雲が長野盆地側に波のように広がらなかったのは、盆地を吹いていた北よりの風のせい?

立体的に見ると、こんな感じでしょうか。
同時刻の上空1500mの上昇流の分布の計算値を見ると、志賀高原の東側で赤の上昇流帯、西側の長野盆地は青の下降流帯になっています。

やっぱり・・・上のイメージでいいのかも。
最後に、南・・②の写真で見えた卷雲と、美ヶ原方面の中層の雲の理由。

上空3000m付近の湿り気の計算値を見ると、県南部では相当に湿った空気が入ってきていることがわかります。
これ、明日長野県に雨を降らせる雲の東の端っこ。
天気が悪くなる時には西のほうから、高い雲・・中くらいの雲・・・雨雲・・と、順番にやってきますが、この雲がそれなんでしょうね。
ざっと・・・こんなもんかな・・・・
上空の雲の流れも面白かった。
一番高い雲は西から東へ。
低めの雲は南から北へ・・・方向バラバラ。
ウインドプロファイラという上空の風の様子を調べた図を見ると・・・・まあ、その通りになってますね。

さあ・・・一通り考えたところで・・・・熱燗でもいきますかぁ・・・かなりイイカゲンだけど・・・考えないよりマシ?。
2009年12月10日
天気予報は当たるのか?(12月10日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
長野の気象は、パイロットの視点で見る!・・・と悟りましたっ!!
関東の天気をメインにチェックしていたころは、船長の視点。
ほぼまっ平らの関東は、海風・陸風にはじまり太平洋の影響も強く、海の天気の延長で見ることがほとんどでした。
一転・・長野は高い山でデコボコばかり。
3Dで物事を考えないとなにも見えてきません。

そこで・・・・出番が少なかったエマグラムという空の心電図?みたいな図もマメにチェック開始。
パイロットには欠かせない資料。
イモを食いながら・・・パイロットになって空を飛ぶイメージで・・・・冬休みのお天気しらべだな・・・こりゃ???
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

一目で、西半分は傘マーク、東半分は太陽マークというイメージができます。
ていねいに見ると、西の傘マークエリアは東ほど「のち 雨」になっています。
一方、東の太陽マークは北海道をのぞいて雲マークとセット。
西から下り坂。東日本は晴れるけど曇りがちなんだな・・・というイメージ。
誰でもそれなりに天気マークを眺めればこの程度はわかるはずですけど、テレビのお天気キャスターの中には、この程度しかコメントしない人も結構いるんですよ。
天気マークの傾向だけしか伝えられないのでは・・・ブツブツ・・・・
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

基本的に晴れベースですけど、北部・中部は「朝晩 くもり」になってます。
ちなみに、朝晩は「午前0時頃から午前9時頃までと、18時頃から24時頃まで。 」だそうです。
一方、南部は「夕方 から くもり」・・・ちょっと早めですね・・・南部だけ何かあるのかもしれません?
そこで、お隣の愛知県東部を見ると傘マーク・・「のち 雨」・・・予報文を見ると「夜遅く」のようです。
21時頃から24時頃には雨。
愛知県の雨が、南部の「夕方から から くもり」にズレこまない?
あとでチェックしておくことにします。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
まずは、全体の天気変化の傾向を確認しときます。

いろいろ書き込みをしましたけど、注目は九州付近に発生する低気圧と前線。
この前線がゆっくりと北東に進んでくるので、西から下り坂。
この下り坂が、今日長野県まで影響してくるのか?という点が一番のチェックポイントになります。
あと、東日本の太陽マークが雲マークとセットになっている理由も書き込んでおきました。
で・・・・・まずは、愛知県の雨が南部に影響しないか?から確認。

予報官が見ている資料と同じもの・・・MSMというお空のシュミレーションデータがコレです。
夜の10時で愛知県と長野県の県境まで。
添付はしませんが、もうひとつ・・・予想天気図なんかを作るためのGSMというもう一つのシュミレーションデータを見ても、今日の間は愛知県で雨は打ち止め。
データ毎にバラツキもないので、予報どおりで良さそうです。
MSMデータをチェックしたところで、オマケにMSMデータで「朝晩 くもり」も見ておきましょう。

ご覧のとおり。地上付近の雲はこんな傾向ですが、中層・上層の雲が比較的多めに計算されています。予想天気図で見た前線の東側に流れ込む湿った空気のため?
ということは、昨日のように上空の雲で曇りになるということはないにしても、うっすらとした高い雲に覆われてくる・・・というイメージでしょうか。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日も予報は当たるでしょう!
別に気象庁の回し者ではありませんけど・・・・・
天気マークは「一時」または「時々」曇りマークですから、例によって太陽マークの比重を極端に上げてイメージさえしなければOK。
最後に、明日の予報も掲載しておきます。・・・・傘ばっかり・・・

1、今日の一言
長野の気象は、パイロットの視点で見る!・・・と悟りましたっ!!
関東の天気をメインにチェックしていたころは、船長の視点。
ほぼまっ平らの関東は、海風・陸風にはじまり太平洋の影響も強く、海の天気の延長で見ることがほとんどでした。
一転・・長野は高い山でデコボコばかり。
3Dで物事を考えないとなにも見えてきません。

そこで・・・・出番が少なかったエマグラムという空の心電図?みたいな図もマメにチェック開始。
パイロットには欠かせない資料。
イモを食いながら・・・パイロットになって空を飛ぶイメージで・・・・冬休みのお天気しらべだな・・・こりゃ???
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

一目で、西半分は傘マーク、東半分は太陽マークというイメージができます。
ていねいに見ると、西の傘マークエリアは東ほど「のち 雨」になっています。
一方、東の太陽マークは北海道をのぞいて雲マークとセット。
西から下り坂。東日本は晴れるけど曇りがちなんだな・・・というイメージ。
誰でもそれなりに天気マークを眺めればこの程度はわかるはずですけど、テレビのお天気キャスターの中には、この程度しかコメントしない人も結構いるんですよ。
天気マークの傾向だけしか伝えられないのでは・・・ブツブツ・・・・
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

基本的に晴れベースですけど、北部・中部は「朝晩 くもり」になってます。
ちなみに、朝晩は「午前0時頃から午前9時頃までと、18時頃から24時頃まで。 」だそうです。
一方、南部は「夕方 から くもり」・・・ちょっと早めですね・・・南部だけ何かあるのかもしれません?
そこで、お隣の愛知県東部を見ると傘マーク・・「のち 雨」・・・予報文を見ると「夜遅く」のようです。
21時頃から24時頃には雨。
愛知県の雨が、南部の「夕方から から くもり」にズレこまない?
あとでチェックしておくことにします。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
まずは、全体の天気変化の傾向を確認しときます。

いろいろ書き込みをしましたけど、注目は九州付近に発生する低気圧と前線。
この前線がゆっくりと北東に進んでくるので、西から下り坂。
この下り坂が、今日長野県まで影響してくるのか?という点が一番のチェックポイントになります。
あと、東日本の太陽マークが雲マークとセットになっている理由も書き込んでおきました。
で・・・・・まずは、愛知県の雨が南部に影響しないか?から確認。

予報官が見ている資料と同じもの・・・MSMというお空のシュミレーションデータがコレです。
夜の10時で愛知県と長野県の県境まで。
添付はしませんが、もうひとつ・・・予想天気図なんかを作るためのGSMというもう一つのシュミレーションデータを見ても、今日の間は愛知県で雨は打ち止め。
データ毎にバラツキもないので、予報どおりで良さそうです。
MSMデータをチェックしたところで、オマケにMSMデータで「朝晩 くもり」も見ておきましょう。

ご覧のとおり。地上付近の雲はこんな傾向ですが、中層・上層の雲が比較的多めに計算されています。予想天気図で見た前線の東側に流れ込む湿った空気のため?
ということは、昨日のように上空の雲で曇りになるということはないにしても、うっすらとした高い雲に覆われてくる・・・というイメージでしょうか。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日も予報は当たるでしょう!
別に気象庁の回し者ではありませんけど・・・・・
天気マークは「一時」または「時々」曇りマークですから、例によって太陽マークの比重を極端に上げてイメージさえしなければOK。
最後に、明日の予報も掲載しておきます。・・・・傘ばっかり・・・

2009年12月09日
高い雲の下で
午後、気象庁の予報は当たって太陽は姿を隠し、気温は上がれど体感的には寒かった・・・・
この季節、たいした寒さじゃないんだけど、30年ぶりに長野で”越冬”する身には、長野らしさを思い出させてくれました。

でも、日没まで美ヶ原まで見通せるだけの澄んだ空気。
今日の曇り空、どんな雲かいな?・・・ちょこっと調べてみました。
適当に画像をダウンロードしたのですが、ごみ箱行きはもったいないのでブログにアップしておくことに・・・。

まず、衛星の赤外画像・・・雲の様子といったら誰でも見るのがこれ。背の高い雲ほど白く写ります。
衛星盗撮画像?といった同僚がいたっけ・・・
でも白い雲・・・背の高い雲の下に隠れた背の低い雲(下層雲)の様子はわかりません。
計算値で見てみることに。

右二つの計算値の図をあわせると・・・衛星画像と同じですね・・・わかっていてもコンピューターの能力には驚きます。
長野県・・・下層の雲はぜんぜんありません。
これなら、美ヶ原まで見えたっておかしくないですね。
衛星画像の雲は中層(2000m以上)の雲と高層(5000m以上)の雲がほとんどでした。
標高2000m前後の美ヶ原が見え、3000m級の槍ヶ岳が見えなかったことも合わせ考えると、中層の雲も3000m前後の高さだったようです。
昼前、上空の飛行機雲・・・なかなか消えませんでした。
午前中から雲が広がる上空はそこそこ湿っていたんでしょう。

雲が広がってくれば、雨雲がどこまで迫っているか気になります。
今朝の記事で書いた、日本海の空気の流れによってできる雨雲・・・午後3時には、能登半島付近に接近していました。
今夜、新潟県との県境付近にパラリ・・・地上付近の気温が少々高めなので、雨が中心でしょうけど、標高が高くなるにしたがって、チラチラと雪が舞うかもしれません。
ところで、ここまで見てきた情報・・・誰でも見ることができるんですよ。
全く同じ情報ではありませんけど、URLを紹介しておきますので、興味のある方は昼休みのヒマつぶしにでもチェックしてみませんか?
気象庁HP http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
ウェザーリポートHP http://www.weather-report.jp/com/professional/msm/kosui/japan.html
2009年12月09日
天気予報は当たるのか?(12月9日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
昨夜、雪は降るのか?なんて書きましたが・・・・少なくともむこう一週間は期待できそうもありません。
じゃ・・・いつ雪が降るのか?・・・神のみぞ知る・・・ではあまりに無責任なので・・・
最新ではないけれど、手元の資料をザッと見ると・・・今月中旬以降は、平年並みの寒さに戻ってくる可能性が高いんですよね。
そうすれば、降ってくるのは・・・・
シベリアの大陸が、寒気をためておくのに疲れて?そろそろ冷たい空気を吐き出す?

週末には、詳しく検討してみたいと思います、
でも、それなりにバラツキのある計算値なので、断言は・・できませんけど。
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

いつものエリア分けをして、傾向を見ると・・・新潟は「のち 雨」で、秋田は「のち 晴れ」。
日本海側のご近所で、天気傾向が正反対です。
こりゃ不思議?
こういうときは、シャープな雲による、細かな天気変化があるってことが想像できます。
これはあとでチェックしときます。
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

全県「のち 曇り」マーク。
マークで安心できませんよ・・・北部では、予報文に「所により」がついています。
「夕方から雨」
新潟県は「のち 雨」ですから、こいつが影響すると考えるのが自然ですね。
いつものように北部県境付近が「所」なんじゃないかと想像できるはずです。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
シャープな天気変化・・・まずは、答えから見ちゃいましょう。

今朝9時の雨の予想と、夕方6時の雨の予想を並べてみました。
北日本には、寒冷前線もどき?の細い雲がかかっていて、雨や雪が降っていますが、夕方にはこの雲、東海上へ抜けちゃいます。
一方、九州方面には雨雲のかたまりがあって、夕方には日本海方面へ広がって、日本海側にかかっています。
この2ステップの天気変化で、日本海側、シャープな天気変化があるんですね。
これを予想天気図でみてみます。

高気圧を山に、前線もどき・・・ちがった性質の風が吹き込む場所を空気の川にたとえてみました。
水が集まるところで雨と考えると・・・・なんとなく天気変化がイメージできませんか?
本当は、北日本を東に抜ける空気の川の最下流も北陸に影響しているんですけど、こんなイメージで十分だと思います。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日の天気予報のあやしいところ・・・・もうおわかりだと思いますけど・・・・ワンパターン気味の北部県境付近。
昨夜の北部の予報は「のち くもり」で「所により」はついていませんでした。
今朝になって「所により」がついてきたのは、県境あたりの計算値が微妙だってことです。
北部は、北にいくにしたがって、あやしい。
そして、今朝は太陽が見えている北部も、思ったより早く雲がひろがっちゃう可能性もあります。
太陽マーク のち 雲マークですけど、太陽マークのイメージを少々減らして考えておいたほうが吉。
そうそう・・・南部の曇り、「昼前から」・・・9時から12時の間ってことですけど、案外早く曇るかも?
上の天気図・・関東沖の低気圧から流れ込む雲の広がり具合次第ですね。
まあ、当たるのか?とわれれば、当たる・・・という部類に入るとはおもいますけど・・・
1、今日の一言
昨夜、雪は降るのか?なんて書きましたが・・・・少なくともむこう一週間は期待できそうもありません。
じゃ・・・いつ雪が降るのか?・・・神のみぞ知る・・・ではあまりに無責任なので・・・
最新ではないけれど、手元の資料をザッと見ると・・・今月中旬以降は、平年並みの寒さに戻ってくる可能性が高いんですよね。
そうすれば、降ってくるのは・・・・
シベリアの大陸が、寒気をためておくのに疲れて?そろそろ冷たい空気を吐き出す?

週末には、詳しく検討してみたいと思います、
でも、それなりにバラツキのある計算値なので、断言は・・できませんけど。
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

いつものエリア分けをして、傾向を見ると・・・新潟は「のち 雨」で、秋田は「のち 晴れ」。
日本海側のご近所で、天気傾向が正反対です。
こりゃ不思議?
こういうときは、シャープな雲による、細かな天気変化があるってことが想像できます。
これはあとでチェックしときます。
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

全県「のち 曇り」マーク。
マークで安心できませんよ・・・北部では、予報文に「所により」がついています。
「夕方から雨」
新潟県は「のち 雨」ですから、こいつが影響すると考えるのが自然ですね。
いつものように北部県境付近が「所」なんじゃないかと想像できるはずです。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
シャープな天気変化・・・まずは、答えから見ちゃいましょう。

今朝9時の雨の予想と、夕方6時の雨の予想を並べてみました。
北日本には、寒冷前線もどき?の細い雲がかかっていて、雨や雪が降っていますが、夕方にはこの雲、東海上へ抜けちゃいます。
一方、九州方面には雨雲のかたまりがあって、夕方には日本海方面へ広がって、日本海側にかかっています。
この2ステップの天気変化で、日本海側、シャープな天気変化があるんですね。
これを予想天気図でみてみます。

高気圧を山に、前線もどき・・・ちがった性質の風が吹き込む場所を空気の川にたとえてみました。
水が集まるところで雨と考えると・・・・なんとなく天気変化がイメージできませんか?
本当は、北日本を東に抜ける空気の川の最下流も北陸に影響しているんですけど、こんなイメージで十分だと思います。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日の天気予報のあやしいところ・・・・もうおわかりだと思いますけど・・・・ワンパターン気味の北部県境付近。
昨夜の北部の予報は「のち くもり」で「所により」はついていませんでした。
今朝になって「所により」がついてきたのは、県境あたりの計算値が微妙だってことです。
北部は、北にいくにしたがって、あやしい。
そして、今朝は太陽が見えている北部も、思ったより早く雲がひろがっちゃう可能性もあります。
太陽マーク のち 雲マークですけど、太陽マークのイメージを少々減らして考えておいたほうが吉。
そうそう・・・南部の曇り、「昼前から」・・・9時から12時の間ってことですけど、案外早く曇るかも?
上の天気図・・関東沖の低気圧から流れ込む雲の広がり具合次第ですね。
まあ、当たるのか?とわれれば、当たる・・・という部類に入るとはおもいますけど・・・
2009年12月08日
雪は降るのか?
雪が降りませんよね・・・・・・
今日の長野県内のニュースや天気予報では、「今朝は冷え込みましたね」なんて言ってましたけど・・・雪はマダ?

11月からの累積の降雪量(積雪深じゃないですよ)、県内トップの菅平でさえ、平年の65%。
その他、名だたるスキー場があるエリアの観測所ですら平年比0パーセントばかり。
ガッチガチの冬型の気圧配置・・・・高気圧と低気圧が日本をがっぷりとはさんだ西高東低の気圧配置になりません。
せいぜい、北海道をちょこっとはさんだ、超北よりの西高東低の気圧配置くらい。
寒気も降りてこない。
シベリアにたっぷりと貯まった寒気は、そろそろ我慢しきれなくなって、日本海に吹きだしてくる時期なんですけど、まだまだ・・・・
で・・・今後・・・雪は降るの?・・・・気象庁発表の週間予報をみると・・・

傘マークはあれど、雪マークはなし。
先週のように「雨または雪」というコメントすらついていません。
降ってくるものが雪になる目安の一つ・・・むこう一週間の上空1500m付近の寒気の動向を見ても・・・

傘マークがついている日・・・せいぜい0℃どまり。
それ以外の日でも、マイナス6℃は東北まで。
ところで、「冷えましたね・・」という今朝の上空1500mの寒気・・・・・・せいぜい0℃です。
放射冷却で、地上付近の熱が上空に逃げたので、地上付近で氷点下の所が多くなっただけ。
「強い」寒気が南下したから冷えたっていうわけじゃないです。
じゃ・・・いつ降るんだよ?
・・・神のみぞ知るです。
長野のテレビの天気予報・・・県民が一番気にしているはずなのに・・・せめてNHKくらいは触れてもイイんじゃないの?
今日の長野県内のニュースや天気予報では、「今朝は冷え込みましたね」なんて言ってましたけど・・・雪はマダ?

11月からの累積の降雪量(積雪深じゃないですよ)、県内トップの菅平でさえ、平年の65%。
その他、名だたるスキー場があるエリアの観測所ですら平年比0パーセントばかり。
ガッチガチの冬型の気圧配置・・・・高気圧と低気圧が日本をがっぷりとはさんだ西高東低の気圧配置になりません。
せいぜい、北海道をちょこっとはさんだ、超北よりの西高東低の気圧配置くらい。
寒気も降りてこない。
シベリアにたっぷりと貯まった寒気は、そろそろ我慢しきれなくなって、日本海に吹きだしてくる時期なんですけど、まだまだ・・・・
で・・・今後・・・雪は降るの?・・・・気象庁発表の週間予報をみると・・・

傘マークはあれど、雪マークはなし。
先週のように「雨または雪」というコメントすらついていません。
降ってくるものが雪になる目安の一つ・・・むこう一週間の上空1500m付近の寒気の動向を見ても・・・

傘マークがついている日・・・せいぜい0℃どまり。
それ以外の日でも、マイナス6℃は東北まで。
ところで、「冷えましたね・・」という今朝の上空1500mの寒気・・・・・・せいぜい0℃です。
放射冷却で、地上付近の熱が上空に逃げたので、地上付近で氷点下の所が多くなっただけ。
「強い」寒気が南下したから冷えたっていうわけじゃないです。
じゃ・・・いつ降るんだよ?
・・・神のみぞ知るです。
長野のテレビの天気予報・・・県民が一番気にしているはずなのに・・・せめてNHKくらいは触れてもイイんじゃないの?
2009年12月08日
天気予報は当たるのか?(12月8日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
童話で、青い鳥ってありましたけど、今年の秋、そんな気分になりました。
これ、野尻湖を帆走するレーザーという一人乗りのディンギーヨットのレースの写真。
Kasayanは、審判として小さなクルーザーヨットに乗って、レースを見守っていました。

横浜に住んでいたころ、Kasayanはヨットにどっぷりの生活。
いわゆるクルーザーヨットに乗り、東京湾にはじまって、伊豆大島、紀伊半島、瀬戸内海・・・水平線の向こうに行きたくて、ずいぶん遠くまで行きました。
そして、水平線の向こうで、根を下ろしたくなるほど人情あふれる小さな漁港に出会いました。
長野に戻り、久々の野尻湖。湖面に浮かぶ小さなヨットを見かけ、ディンギーヨットに乗ってみたい!
機会に恵まれて、20年ぶりに小さなヨットに乗ることができました。
湖面に映る妙高山や黒姫、湖畔のこじんまりとした別荘。
山しかないと思っていた故郷の近くに、こんな素晴らしいところがあったのか・・・青い鳥と同じですね。

先日、早朝に野尻湖を訪ねてみました。
ヨットは岸に引き上げられ、すっかり冬支度終了。
湖面からは、水蒸気が立ち込め、幻想的な高原の湖の姿を見せていました。
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

「のち 晴れ」マークの北日本日本海側と、それ以外のエリアにわけることができますけど、基本的に太陽マークばっかり。
今朝のテレビやラジオも、「高気圧に覆われて・・・全国的に晴れる所が多いでしょう」「北日本も回復に向かいます」みたいなコメントが多かったと思います。
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

県内は全部太陽一発マーク。
こうなるとちょっとくらい疑いの目で見たくなります。
お隣の上越・・・「朝晩 くもり」、静岡では「夕方 から くもり」。
北部と南部が、これらの「くもり」の影響を受けるのか?・・・疑ってもたいした内容じゃありませんね。
上越では、「海上では はじ北西の風 やや強く」になっています。
昨日の冬型の気圧配置の影響がちょっと残ることを意味しているんですね。
風が弱く、山の影響で複雑な風向になる長野と違って、沿岸の県では風の予報がとても重要で、欠かすことができません。漁業のためですね。
長野の天気予報番組では全く触れられないことが多いのですが、最近・・・ホントにこれでいいのか?と感じています。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

昨夜の実況天気図から今夜の予想天気図まで24時間アニメ。
今日、県内は高気圧のど真ん中に入ってきますから、太陽マークで問題なし。
この高気圧にケチ?をつけるとすれば、図にも書き込んでおいた気圧の谷です。
今日すぐに影響があるわけじゃありませんけど、東海の南岸と九州西部・・・今夜から雲が広がりやすく、明日になると低気圧が発生・・・もう下り坂になっちゃいます。
今日は、特に詳しく検討することもないので、とりあえず下り坂の明日夜の予想天気図も見ておきます。

北部明日の予報は「晴れ 昼前 から くもり 所により 夜 雨」、南部は「くもり」。
南岸の低気圧の影響よりも、日本海の気圧の谷の影響が問題になりそうですね。
ただ、気圧の谷の影響は繊細ですから、予報が変わる可能性があります。
明日は下り坂だけど遅くなってちょっとだけ・・・程度に覚えておいて、明日朝しっかり見るのが吉でしょう。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日の予報のあたりはずれを検討するのは、重箱のスミをつつき破る?ようなものですから、やめておきます。
・・・・といいながらも、重箱のスミを見たくて、気象衛星ひまわりよりもずっと地上に近い所を飛んでいる衛星の画像を見てみました。

午前2時・・・北アルプス、上越県境付近にまだ雪(雨)雲が残っています。
朝、こいつが残っていれば、北信の予報は太陽マーク一発のイメージから崩れそうですけど・・・・まあよしとします。
ところで・・・今朝は放射冷却で、ずいぶん冷え込みましたけど、長野は寒いのが当たり前?なんで昔からあまり気温は気にしてませんでしたけど・・・
農作業もひと段落?・・・・この季節の気温の扱いがイマイチわかりません。
どうなんでしょう?
2009年12月07日
長野の空に波?
これ、長野駅周辺のビルから見た北アルプス方面の雲。
北アルプスに平行したカタチで、南北の線状の雲がいくつか並んでできていました。
たぶん・・・北アルプスの山岳波による雲だと思うんですけど・・・・・
長野の天気を勉強中のKasayan。
色々考えていたら・・結構面白くなっちゃったんで、ズク出してまとめてみました。

今朝の北アルプスでは、岐阜県側から山越えの西風が吹いていました。
山越えの西風は白馬側で下降流になります。
ただ、下降した空気はミニミニのフェーン現象で気温が高くなって、白馬付近で再び上昇。
この空気、上空で雲を作りながら膨張して温度が下がり、重くなって再び下降。
これを繰り返しながら何本もの線状の雲を山の風下に作ります。

これが山岳波。
北アルプス→白馬→小川村→長野市→菅平を断面でみるとこんな感じ。

白馬から長野の間では、山岳波の雲ができそうな地形になってます。
これを、コンピューターの計算値で見ると・・・・

北アルプスの東側に縦長の下降流のエリア。
長野にかけて順番に上昇と下降を繰り返すように計算されています。
30年前、長野市に住んでいましたが、住んでいたのは善光寺のすぐそば。
善光寺平の北西のはしっこですから、家から北アルプス方面は見えません。
こんな雲が長野にあったのかぁ・・・・と、新鮮な思いでながめてしまいました。
北アルプスもきれいですしね。
あんまりおもしろかったので・・・・模式図まで作ってしまいました。

そうそう・・・志賀高原に比べて、白馬方面のスキー場は雪が降らずに大変そうですが・・・このエリアの積雪との関係も今後検討してみよう・・・・
・・・・こんなことやっていると、「空が好きなんですね」とよく言われるんですけど・・・
本当は、ヨットが好きで、怖いおもいをしたくないばっかりに、仕方なく天気の勉強をしたら、それが仕事になっちゃっただけ。
楽しかったのは・・・・美人のアナウンサーさんと仕事ができることだったりして。
だけど・・久々の故郷の空は面白いっす!
2009年12月07日
天気予報は当たるのか?(12月7日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言

これ、日本海と遠くに見える米山。
有間川フィッシャリーナという漁船兼プレジャーボートの港です。
4日前の穏やかな景色ですけど、今朝は5mの波・・・・

そんな日本海の今朝の衛星画像。
北海道の北の雲ほど白くないのは比較的背の低い雲だから。
日本海を風呂にたとえれば、湯気みたいな雲・・・雪雲の子供です。
日本海の水温、今でも15℃以上もあります。
この熱で暖房できれば温暖化なんて・・・って考えちゃいますけど、日本はそれなりに日本海に温められてもらっています。

左は日本海の海面水温と、昨夜9時の輪島の気温、そして対岸のウラジオストックの気温。
気温の差は17℃もあります。
一方、右側は上空1500m付近の気温ですが、この高さになると両都市の温度差は7℃。
大陸から南下してくる寒気・・・地上のほうが上空より10℃近く温められていることがわかります。
日本海を寒気が渡ってくる間・・・海面付近の空気だけがずいぶん暖められるんですね。
天然のストーブ日本海。
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

冬型の気圧配置なんだなぁ・・というのが天気マークの配置だけでもわかってしまうようです。
昔、日本海側を裏日本なんていってましたけど、こういう天気分布をみると、裏のイメージなんですよね。
長野県北部は、裏窓?勝手口?
3、長野県の予報
長野にズーム。天気マークしか見ていないんじゃ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

冬型のパターン・・・・北信は曇りベースの晴れ間あり・・・・中南信は晴れベースの曇りもあり。
今日は風の傾向も添付しておきました。
基本的に冬型の北の風。
あれ?諏訪地域だけ西の風・・・・なんで?
それから・・北部は「所により 夕方まで 雪」・・・どこよ?
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

冬場は、この図を作ってもワンパターンですね。
とくにコメントはなし。
とうことで、上で書いた「諏訪地域だけ西の風」をまず考えてみました。

今日正午の県内の風の予想計算値を見ると、北アルプス越えの西風、野尻湖越えの北西風・・・・
そして、松本付近の北風が諏訪付近で西北西に変化して山梨方面に吹いています。
また、岐阜県高山から諏訪方面へ流れる風も。

風の気持ちになって考えてみる・・・なんだかオタクな感じがしてイヤなんですけど・・・・
岐阜県高山上空1000m付近から東を見た立体図・・・北アルプスの南端と木曽御嶽山の間・・・遠く南アルプスが見えるほど、山が低くなっているんですねぇ。
風の通り道になってもおかしくなさそうです。
おまけに諏訪の東側には八ヶ岳、南には中央アルプスや南アルプス、北は霧ヶ峰でブロックされています。
諏訪が狭い風の通り道になって、風速を上げながら吹きぬけていくのかもしれませんね。
で・・・もうひとつ・・・北部の「所により 夕方まで 雪」のこと。

正午の地上付近の雲・・・小谷方面は県境までですけど、飯山や志賀高原、そして菅平までかかっています。
これも立体地図を見ると、妙高や黒姫の東側は比較的低い山なんですよね。
夏場、日本海の海風は野尻湖を越えて、はるばる長野盆地にもやってきますけど、雪雲だってやってきます。
これが志賀高原や菅平の2000m級の山にぶつかって・・・・良いスキー場になってるんですね。
今朝、長野市内は弱い日差しがありますけど、志賀高原と菅平には雲がかかっています。
で・・・この範囲と県境標高1000m付近で雪って感じでしょうか。
レーダーをみると、県境付近にしか雨雲は見えませんが、低い雲、それも山の影響を受けている雪雲は、レーダー電波がうまく届かなかったりしてうまく見えないかもしれません。
ネットのライブカメラを見ても・・・この雲の下では弱い雪やみぞれの所が多いようです。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
長野県の天気の勉強中のKasayanなので、本題からちょっとズレてしまいましたけど・・・・
今日の予報を疑うとしたら・・・・やっぱり北部がどれだけ日本海の雪雲(雨雲)の影響を受けるか?というところでしょうね。
曇りベースということを意識して、太陽マークの比率をちょっと低めにイメージしておけば、ハズレと感じることはないと思います。
うーん、地形の効果は難しい。
今日は、北アルプス越えの風で発生するうろこ状の雲が見えるかも・・・・広がったら、どんな感じになるんだろう・・・・
曇りマークのイメージに影響するのかしらん?