2009年11月20日
善光寺40年前
この写真、はおなじみの仁王門。

善光寺に向かって仁王門の左側には舗装されたスロープがあります。
今では車が通行するにしても、工事や荷物の搬入など、特別に用事のある車に限られていると思われます。
ここも40年前、少なくとも夜や早朝に限っては、車が自由に通行することができました。
たしか、スロープに交通標識が立っていて、通行可能時間帯が表示されていたという記憶があります。
まだまだオート三輪が走っているような時代のこと。
車社会の現在だったら、観光客の車で大渋滞?になったかもしれませんね。

善光寺に向かって仁王門の左側には舗装されたスロープがあります。
今では車が通行するにしても、工事や荷物の搬入など、特別に用事のある車に限られていると思われます。
ここも40年前、少なくとも夜や早朝に限っては、車が自由に通行することができました。
たしか、スロープに交通標識が立っていて、通行可能時間帯が表示されていたという記憶があります。
まだまだオート三輪が走っているような時代のこと。
車社会の現在だったら、観光客の車で大渋滞?になったかもしれませんね。
2009年11月19日
天気予報は当たるのか?(11月19日)
一昨日から横浜に来ています。
マクドナルドのモバイルポイントからの接続。
外出先からネット接続する場合、イーモバイルとかいろいろありますけど、近所にマクドナルドがある場合は、これが一番安い。
月500円で接続し放題。横浜の基地?の近くにマクドナルドがあるので、もっぱらこれを利用しています。天気のいい日には、店の外のベンチでも接続できますしね。
さて、今日の長野県の予報文・・・・
北部
今日 北の風 くもり 昼過ぎ から 夕方 晴れ (201)
明日 北の風 後 南の風 くもり 朝 から 昼過ぎ 晴れ (201)
中部
今日 南の風 後 北の風 くもり 昼過ぎ から 夕方 晴れ (201)
明日 北の風 くもり 朝 から 昼過ぎ 晴れ (201)
南部
今日 南の風 後 北の風 くもり 昼過ぎ から 晴れ(211)
明日 北の風 後 南の風 晴れ 夕方 から くもり (111)
今日の天気マークは全県とも「くもり 時々 晴れ」。
マークも予報文からわかるんですよ。予報の末尾に(201)という番号が書かれていますが、これは、「くもり 時々 晴れマークを表示しなさい」というテロップ番号といいます。
テレビやネットの天気予報では、コンピューターがこの番号を読み取って、自動的に天気マークを表示しているんです。
なんだ、くもりベースで晴れ間も出るんだな・・・なんて感じがしますが、予報文本文を読んでみるといずれも「夕方から晴れ」とか「昼過ぎから晴れ」なんて書かれています。
それじゃ「くもり 後 晴れ」って書けよと思いますが、日中日差しが出ることを想定して、マークはくもり 時々 晴れにしているんでしょうね。
いつも、天気マークだけで天気チェックをしたのでは予報の半分も理解できないよ・・・・って書いていますけど、今日も予報文を読んでいれば、日中日差しがなくても、「予報がはずれたじゃん!」と目くじらを立てる感じにはなりませんよね。

今日の長野県のくもりを支配するポイント・・・・北日本を通過する低気圧と弱い気圧の谷、南部では関東南岸の低気圧の影響・・・・です。
「弱い気圧の谷」・・・天気図で高気圧と高気圧の間に挟まれた部分で、低気圧になっていないところと考えればOKです。高気圧側に等圧線がカーブしているところもそうですね。
2009年11月18日
善光寺40年前
善光寺本堂の東側にあるちょっとした庭園が善光寺東公園。
そこには二つの池がありますが、これは北側、弓道場の近くにある池。

この池で魚とり・・・といったら怒られそうですが、40年前、小学生の私はここでフナやエビ、水カマキリを捕っていました。ゲンゴロウが泳いでいるのを見たこともあったような・・・・
宿坊の息子(今では立派なお坊さんになっていますが)と一緒に捕ったこともありますから、子供の遊びには非常に寛容だったのかもしれません。
また、今では自転車の乗り入れも不可能と思われますが、高校の頃まで平気で乗り入れ、帰宅の近道に使っていました。
この池の真ん中には、平らな飛び石が置かれていて、池を横断することができます。
その飛び石の上を5段変速、丸石の自転車で横断しようとして・・・・落ちたのは友人・・・だった・・はず。
そこには二つの池がありますが、これは北側、弓道場の近くにある池。

この池で魚とり・・・といったら怒られそうですが、40年前、小学生の私はここでフナやエビ、水カマキリを捕っていました。ゲンゴロウが泳いでいるのを見たこともあったような・・・・
宿坊の息子(今では立派なお坊さんになっていますが)と一緒に捕ったこともありますから、子供の遊びには非常に寛容だったのかもしれません。
また、今では自転車の乗り入れも不可能と思われますが、高校の頃まで平気で乗り入れ、帰宅の近道に使っていました。
この池の真ん中には、平らな飛び石が置かれていて、池を横断することができます。
その飛び石の上を5段変速、丸石の自転車で横断しようとして・・・・落ちたのは友人・・・だった・・はず。
2009年11月17日
天気予報は当たるのか?(11月17日)
朝もハヨカラ車を運転して横浜までいかなくてはならないので3時起き。
車を運転するのがメンドウ・・・・・なので薄明るくなったら出発と自分に言い訳しつつ、ざっくりと今日の天気をチェック。
車運転してる途中で雨降ってきたらやだなぁ・・・
雨雲はどうなってんだ?
これじゃどれが雨雲かわからんじゃん?
強調画像っと・・・・赤んところが発達してっから・・・長野はまだねっ。
レーダーにも映るよな・・・これなら・・・・
だいたい衛星と対応してんな・・・
まさかワイパーぶいぶいの強い雨じゃないよね?
ぼちぼちの雨だね・・・・・今は・・・・
近畿まで雨ね・・・山形・秋田付近の雨は俺にゃ無関係。
で・・・長野・関東付近にゃいつやってくるのよ?
今夜、関東南岸に低気圧・・・発達傾向ねぇ・・・・・
雨は南岸中心だから、横浜についたらいやな感じ。
長野も朝9時で弱いやつは来る可能性あるね・・・遅くとも昼までには1ミリ以上来そうだから、早めに出ないとメンドイなぁ・・・
雪にゃならんだろうなぁ・・・
今夜でも1500mで0℃以上だからよっぽどウンが悪くなければ雪にゃならんだろう。
降っても高い山だけだろなぁ・・・
やっぱ降るとしたら明日の明け方、北部が一番あやしいってとこか・・・・
なんて、テキトウにチェックしたのでした。
気象台の予報発表は午前5時なので、発表まであと1時間。
どんな予報をだしてくるんだろう?
天気チェックは、今日から一週間、たぶん?お休み・・・・・
2009年11月16日
週間予報は当たるのか?(11月16日)
テレビの天気予報・・・週間予報を聞いて「雪!」と驚かれた方のために・・・・・
テレビの週間予報では、天気マークが7つ並んだ表が使われていますが、これでは「なんでそういう天気になるの?」という理由がまったくわかりませんから、そのまま信じるしかありません。
明日の天気については、夕方の7時前の天気予報で予想天気図を出してくれますから、なんとか理由もわかりますけど、週間予報についてはブラックボックスそのものです。
そこで・・・・週間の予想天気図と気象庁発表の週間予報をまとめてみました。

(天気図中、黒く塗られた場所は雨(雪)の可能性のある場所と思ってください)
18日は、西高東低の冬型の気圧配置・・・マークは雪のち曇り。
ただ予報文を読むと、北信だけが「雪か雨 後 くもり」。
中信は「くもり のち 晴れ」、南信は「晴れ 時々 くもり」で、雪は全く無関係です。
「雪か雨」というのはちょっとあいまいな表現ですから、ちょっと自分なりに考察してみました。
これ、18日午前9時の気圧配置と降水の様子の計算値。

西高東低の冬型の気圧配置ですから、おなじみのように北信はひと山越えて新潟に近づくにつれて天気が悪くなるわけです。
じゃ、雪か雨かどっちなんだよ?ということになりますが・・・・これが難しい・・・・・
東京ではちょっとした雪で大騒ぎするので、放送局にいたときは、どこに中継を出すかも含めてずいぶん経験を積んだのですが、長野については教科書的なことと、幼少期の経験しかありません。
あえて、考えてみると・・・・・

教科書的には、上空5500m付近の寒気がマイナス30℃になったとき、降水があれば雪の可能性大ですが、18日、長野県北部でもマイナス20℃。
ただ、長野は標高が高いのが特徴。
標高が高いほど雪の可能性大という意味だと考えます
イメージしてみると、長野市内で雪が混じる感じ・・・・ひと山越えて信濃町に入るあたりから雪では???
白馬あたりから北も雪かな??????
こればっかりはあてになりませんよ。
ちなみに、新潟県上越や富山の予報は雨・・・・。
Kasayanは明日から一週間横浜へ・・・
肝心の18日は長野にいられませんが、モバイルでチェックしようかとノートPCをカバンにしのばせました。書き込めるかしらん?
テレビの週間予報では、天気マークが7つ並んだ表が使われていますが、これでは「なんでそういう天気になるの?」という理由がまったくわかりませんから、そのまま信じるしかありません。
明日の天気については、夕方の7時前の天気予報で予想天気図を出してくれますから、なんとか理由もわかりますけど、週間予報についてはブラックボックスそのものです。
そこで・・・・週間の予想天気図と気象庁発表の週間予報をまとめてみました。

(天気図中、黒く塗られた場所は雨(雪)の可能性のある場所と思ってください)
18日は、西高東低の冬型の気圧配置・・・マークは雪のち曇り。
ただ予報文を読むと、北信だけが「雪か雨 後 くもり」。
中信は「くもり のち 晴れ」、南信は「晴れ 時々 くもり」で、雪は全く無関係です。
「雪か雨」というのはちょっとあいまいな表現ですから、ちょっと自分なりに考察してみました。
これ、18日午前9時の気圧配置と降水の様子の計算値。

西高東低の冬型の気圧配置ですから、おなじみのように北信はひと山越えて新潟に近づくにつれて天気が悪くなるわけです。
じゃ、雪か雨かどっちなんだよ?ということになりますが・・・・これが難しい・・・・・
東京ではちょっとした雪で大騒ぎするので、放送局にいたときは、どこに中継を出すかも含めてずいぶん経験を積んだのですが、長野については教科書的なことと、幼少期の経験しかありません。
あえて、考えてみると・・・・・

教科書的には、上空5500m付近の寒気がマイナス30℃になったとき、降水があれば雪の可能性大ですが、18日、長野県北部でもマイナス20℃。
ただ、長野は標高が高いのが特徴。
標高が高いほど雪の可能性大という意味だと考えます
イメージしてみると、長野市内で雪が混じる感じ・・・・ひと山越えて信濃町に入るあたりから雪では???
白馬あたりから北も雪かな??????
こればっかりはあてになりませんよ。
ちなみに、新潟県上越や富山の予報は雨・・・・。
Kasayanは明日から一週間横浜へ・・・
肝心の18日は長野にいられませんが、モバイルでチェックしようかとノートPCをカバンにしのばせました。書き込めるかしらん?
2009年11月16日
善光寺40年前
昨日に引き続き善光寺の裏。
ご存じのように善光寺に裏には「つばめ池」があります。

水色の柵に囲まれ、コンクリートで固められていますから、防火用水?という感じすらします。
40年前、この池の周囲には松の木や草が生え、貸しボートが浮かんでいました。
そして、善光寺周辺では唯一の釣りスポットでした。
大人も子供も釣り糸をたれ、フナやコイ釣りを楽しんでいた光景は、今のつばめ池の姿からは想像もできません。
池の北側には、貸しボート屋が茶店を出していて、ちょっとした憩いの場を提供していました。
茶店からは、地附山を上り下りするロープウェイがよくみえたように記憶しています。
あのフナやコイ達は、今の濁った水の下を泳いでいるのでしょうか?
ご存じのように善光寺に裏には「つばめ池」があります。

水色の柵に囲まれ、コンクリートで固められていますから、防火用水?という感じすらします。
40年前、この池の周囲には松の木や草が生え、貸しボートが浮かんでいました。
そして、善光寺周辺では唯一の釣りスポットでした。
大人も子供も釣り糸をたれ、フナやコイ釣りを楽しんでいた光景は、今のつばめ池の姿からは想像もできません。
池の北側には、貸しボート屋が茶店を出していて、ちょっとした憩いの場を提供していました。
茶店からは、地附山を上り下りするロープウェイがよくみえたように記憶しています。
あのフナやコイ達は、今の濁った水の下を泳いでいるのでしょうか?
2009年11月16日
天気予報は当たるのか?(11月16日)
明日(17日)から久々に横浜へ行きます。
天気チェックの記事の更新は一週間ほどストップ。
今夜あたり、週間予報をチェックしてみようと思います。今週は雪も?
1、今日の一言
天気予報で「上空の気圧の谷の影響で」っていうコトバを良く聞きますけど、わかりにくくありませんか?
Kasayanも気象予報士になるまでは?????でした。
「山あれば谷あり」なんていいますから、なんとなく天気が悪くなる感じはしますけど・・・・

これ、ひまわりの水蒸気画像。テレビやネットで見かける赤外画像とは異なり、空気中の水蒸気や水滴を白く写します。
北日本に「U」字型に水蒸気の少ない部分がありますが、この北側が上空の気圧の谷。
空の上では気圧の谷に沿って、赤の矢印のように空気の川が流れています。
川が曲がって流れるとき、その周辺で渦ができますが、空の上では低気圧が発生したり、雲が発生しやすくなります。
あまり使うべきでないコトバだと思いますが、もしお天気キャスターがそんなことを言っていたら、思い出してみてください。
2、全国の予報
「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

全国の天気分布を大雑把にエリア分けしましたが、昨日に引き続き北日本の日本海側は雨や雪。
冬の天気分布です。
また、九州・四国方面には「のち 雨」のマークが並んでいます。
天気下り坂ってことですね。
ただ、近畿地方に太陽マークがありますから、今日、長野県まで下り坂エリアがやってくるおそれはなさそうに見えます。
3、長野県の予報
天気マークしか見ていませんか?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

長野にズーム。
全県で「くもり 時々 晴れ」になってます。
太陽マークが目立ちますけど、基本的には曇りベース。太陽もそれなりに出るってイメージですね。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

テレビの解説者もこのアニメと似た解説をすると思います。
ただ最後に「そのほかの地域は、張り出した高気圧の覆われますが、上空の気圧の谷の影響で、雲が広がりやすいでしょう」なんて言うかもしれません。
だいたい長野地方気象台発表の概況にも、
なんて書かれています。
上で見た「U」字型の上空の気圧の谷の動きをアニメにしました。

今日の「U」字はお椀みたいに浅いので雲が広がりやすい程度ですけど、明日は壺のように深い谷が西からやってきます。
これが、東シナ海の低気圧や前線にパワーを与えて、明日県内にも雨を降らせる原因になりそうです。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
基本的に高気圧の範囲内ですから、たとえ上空の気圧の谷の影響で雲が広がりやすくてもハズレる可能性は低いでしょう。
ただ、昨日同様、ぐずつきエリアの新潟県と隣り合わせの小谷や信濃町エリア、そして上空の流れがぶつかりやすい北アルプス方面は、予報よりちょっと悪目に考えておいたようがよいかもしれません。
ということで、明日から1週間、天気チェックはお休み・・・・・横浜いくのメンドイよぉ・・・・
天気チェックの記事の更新は一週間ほどストップ。
今夜あたり、週間予報をチェックしてみようと思います。今週は雪も?
1、今日の一言
天気予報で「上空の気圧の谷の影響で」っていうコトバを良く聞きますけど、わかりにくくありませんか?
Kasayanも気象予報士になるまでは?????でした。
「山あれば谷あり」なんていいますから、なんとなく天気が悪くなる感じはしますけど・・・・

これ、ひまわりの水蒸気画像。テレビやネットで見かける赤外画像とは異なり、空気中の水蒸気や水滴を白く写します。
北日本に「U」字型に水蒸気の少ない部分がありますが、この北側が上空の気圧の谷。
空の上では気圧の谷に沿って、赤の矢印のように空気の川が流れています。
川が曲がって流れるとき、その周辺で渦ができますが、空の上では低気圧が発生したり、雲が発生しやすくなります。
あまり使うべきでないコトバだと思いますが、もしお天気キャスターがそんなことを言っていたら、思い出してみてください。
2、全国の予報
「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

全国の天気分布を大雑把にエリア分けしましたが、昨日に引き続き北日本の日本海側は雨や雪。
冬の天気分布です。
また、九州・四国方面には「のち 雨」のマークが並んでいます。
天気下り坂ってことですね。
ただ、近畿地方に太陽マークがありますから、今日、長野県まで下り坂エリアがやってくるおそれはなさそうに見えます。
3、長野県の予報
天気マークしか見ていませんか?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

長野にズーム。
全県で「くもり 時々 晴れ」になってます。
太陽マークが目立ちますけど、基本的には曇りベース。太陽もそれなりに出るってイメージですね。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

テレビの解説者もこのアニメと似た解説をすると思います。
ただ最後に「そのほかの地域は、張り出した高気圧の覆われますが、上空の気圧の谷の影響で、雲が広がりやすいでしょう」なんて言うかもしれません。
だいたい長野地方気象台発表の概況にも、
「今日は、大陸に中心を持つ高気圧が県内を覆いますが、上空の気圧の谷が通過する見込みです。
このため、曇りですが、時々晴れ間の広がる時間もあるでしょう。」
なんて書かれています。
上で見た「U」字型の上空の気圧の谷の動きをアニメにしました。

今日の「U」字はお椀みたいに浅いので雲が広がりやすい程度ですけど、明日は壺のように深い谷が西からやってきます。
これが、東シナ海の低気圧や前線にパワーを与えて、明日県内にも雨を降らせる原因になりそうです。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
基本的に高気圧の範囲内ですから、たとえ上空の気圧の谷の影響で雲が広がりやすくてもハズレる可能性は低いでしょう。
ただ、昨日同様、ぐずつきエリアの新潟県と隣り合わせの小谷や信濃町エリア、そして上空の流れがぶつかりやすい北アルプス方面は、予報よりちょっと悪目に考えておいたようがよいかもしれません。
ということで、明日から1週間、天気チェックはお休み・・・・・横浜いくのメンドイよぉ・・・・
2009年11月15日
善光寺40年前
車で善光寺の西側を通り過ぎ、裏に回ってすぐの場所にあるのがこの駐車場。

いまから40年ほど前までここには通称、蓮池という池がありました。
全面が蓮に覆われていて、池というよりは沼という感じ。
ここはザリガニが豊富で、善光寺周辺の小学生は、週末になるとイカのアラを持ってザリガニ捕りに集まっていました。その数も数人という単位ではなく、ポイントというポイントはイカのアラをつけたひもを手に持った小学生で埋め尽くされていましたから相当なものです。
たも網で池の水をすくうと、小さく透明なエビも捕れました。
今はその面影もありませんが、あの小学生たちの脳裏には、蓮の葉の間を真っ赤な背中を見せながら浮かんでくるザリガニの姿が焼き付いているに違いありません。

いまから40年ほど前までここには通称、蓮池という池がありました。
全面が蓮に覆われていて、池というよりは沼という感じ。
ここはザリガニが豊富で、善光寺周辺の小学生は、週末になるとイカのアラを持ってザリガニ捕りに集まっていました。その数も数人という単位ではなく、ポイントというポイントはイカのアラをつけたひもを手に持った小学生で埋め尽くされていましたから相当なものです。
たも網で池の水をすくうと、小さく透明なエビも捕れました。
今はその面影もありませんが、あの小学生たちの脳裏には、蓮の葉の間を真っ赤な背中を見せながら浮かんでくるザリガニの姿が焼き付いているに違いありません。
2009年11月15日
天気予報は当たるのか?(11月15日)
このブログをはじめて10日間。まとまりのない記事ばかり書いていましたが、少しは整理された内容にしよう・・・・と考えてみました。
1、今日の一言
本屋に並んでいる「天気予報の活用術」とか、海や山のレジャーのための天気予報の本を見ると、ほとんどは理科の本。「高気圧とは・・・」「前線とは・・・」なんてことが書かれていて、しまいには観天望気(天気のことわざ)まで持ち出して、「気象をよく理解して行動しましょう」で終わってしまいます。
誰もいまさら理科の勉強なんてする気もないでしょうし、勉強したからといって超専門家の集団である気象庁が発表した予報にまさる予報を作れるはずもありません。テントの中でラジオを聞いて書いた天気図をもとに天気を考え、命をかけるなんてそうそうできませんよね。

本当の「天気予報の活用術」は、ラジオやテレビ、ネットにあふれている天気予報の”どれを、どのタイミングで、どのように使うのか?”っていうことじゃないでしょうか?
2、全国の予報
「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

天気マークの傾向を大雑把にエリア分けしておきました。
日本海側がぐずつき、太平洋側は基本的に晴れベース。
理由はあとで天気図を使って考えます。
長野に晴れマークがついていますが、ぐずつきエリアの新潟に近い北信では本当に晴れ?っていう感じがしませんか?
3、長野県の予報
天気マークしか見ていませんか?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

長野の天気マークは全県で太陽マーク。
なんだ晴れじゃん!という感じがしますけど、天気マークには裏がある!
電話の177番の元ネタになる気象庁発表の予報文をチェックすると・・・
中信・南信は天気マークと同じ内容ですけど、北部では「所により夜のはじめ頃 まで 雨」なんて書かれています。
「夜のはじめ頃」というのは18時~21時のこと。
驚きませんか?北信では太陽マークがついているのに、一日中雨が降っている場所があるんですよ!
じゃあ「所」ってどこなんでしょうか?
全国の天気予報を見てなんとなくあやしかった新潟に近いエリア・・・・信濃町や小谷?、飯山かもしれませんよね?
こんなときにはメッシュ予報とか分布予報とか言われている図(クリック)をチェックします。

やっぱり新潟県境でした。
4、天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
気象庁発表の予報の根拠が書かれている「短期予報解説資料」(クリック)という虎の巻があるのですが、テレビのキャスターはまずコレを読んでいます。これが読めれば誰でもキャスターができるのですが、ちょっと難解。そこで、長野に関係しそうな部分を箇条書きにして、その番号を今夜9時の予想天気図に書き込んでみました。

天気図の形を見ると、西の大陸に高気圧、東の北海道付近に低気圧という並びになっていますから、いわゆる西高東低の冬型の気圧配置(モドキ?)。それで、豪雪地帯にあたる新潟に傘マークがついているわけです。日本海が大荒れなのも冬と同じ。
もっとも、日本海にある低気圧に南から暖かい空気が吹き込んでいるので雪にはなりません。
今朝の県内の気温も7~8℃で、雪が降る頃の冷え込みではないですよね。

ただ、西日本から高気圧が張り出すにつれて、南の風が弱まって、大陸でヒエヒエになったシベリアの寒気が南下してきます。今夜9時には上空1500m付近で0℃の寒気が長野県上空へ。
明日の朝は今朝よりずっと冷え込むかも・・・昨日の週間予報では長野で2℃が予想されていますから、氷や霜の可能性があるかもしれませんね。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
中信と南信は高気圧が十分に張り出しているようですし、隣接県の予報も似たようなものですから、太陽マーク一発より雲が広がることがあっても大ハズレということはなさそうですよね。
やっぱり問題は北信でしょう。
予想より冬型(らしさ)が強まれば、小谷や信濃町にとどまらず、長野市あたりも飯綱山を越えた冬の雲に覆われてくる可能性があります。また、高気圧の張り出しの程度や北寄りにまわった風向次第で新潟県境エリアの雨の降り方も変わってくるかもしれません。
海抜の高いところの雪の可能性も、石橋をたたくなら想定の範囲内に入れておきたいところです。
明日朝は今朝より気温急降下の可能性。気になる方は、今夜の予報で必ずチェックしてくださいね。
1、今日の一言
本屋に並んでいる「天気予報の活用術」とか、海や山のレジャーのための天気予報の本を見ると、ほとんどは理科の本。「高気圧とは・・・」「前線とは・・・」なんてことが書かれていて、しまいには観天望気(天気のことわざ)まで持ち出して、「気象をよく理解して行動しましょう」で終わってしまいます。
誰もいまさら理科の勉強なんてする気もないでしょうし、勉強したからといって超専門家の集団である気象庁が発表した予報にまさる予報を作れるはずもありません。テントの中でラジオを聞いて書いた天気図をもとに天気を考え、命をかけるなんてそうそうできませんよね。

本当の「天気予報の活用術」は、ラジオやテレビ、ネットにあふれている天気予報の”どれを、どのタイミングで、どのように使うのか?”っていうことじゃないでしょうか?
2、全国の予報
「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

天気マークの傾向を大雑把にエリア分けしておきました。
日本海側がぐずつき、太平洋側は基本的に晴れベース。
理由はあとで天気図を使って考えます。
長野に晴れマークがついていますが、ぐずつきエリアの新潟に近い北信では本当に晴れ?っていう感じがしませんか?
3、長野県の予報
天気マークしか見ていませんか?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

長野の天気マークは全県で太陽マーク。
なんだ晴れじゃん!という感じがしますけど、天気マークには裏がある!
電話の177番の元ネタになる気象庁発表の予報文をチェックすると・・・
長野県 15日 5時
北部
今日 南の風 後 北の風 晴れ 所により夜のはじめ頃 まで 雨
中部
今日 南の風 後 やや強く 晴れ 所により 昼前まで 霧
南部
今日 南の風 日中 やや強く 晴れ 所により 昼前まで 霧
中信・南信は天気マークと同じ内容ですけど、北部では「所により夜のはじめ頃 まで 雨」なんて書かれています。
「夜のはじめ頃」というのは18時~21時のこと。
驚きませんか?北信では太陽マークがついているのに、一日中雨が降っている場所があるんですよ!
じゃあ「所」ってどこなんでしょうか?
全国の天気予報を見てなんとなくあやしかった新潟に近いエリア・・・・信濃町や小谷?、飯山かもしれませんよね?
こんなときにはメッシュ予報とか分布予報とか言われている図(クリック)をチェックします。

やっぱり新潟県境でした。
4、天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
気象庁発表の予報の根拠が書かれている「短期予報解説資料」(クリック)という虎の巻があるのですが、テレビのキャスターはまずコレを読んでいます。これが読めれば誰でもキャスターができるのですが、ちょっと難解。そこで、長野に関係しそうな部分を箇条書きにして、その番号を今夜9時の予想天気図に書き込んでみました。
①昨日雨を降らせた低気圧は発達しながらオホーツク海へ。
②日本海に発生した低気圧が北海道へ。
③日本海の低気圧に吹きこむ南西の風が強く、日本海大しけ。
④低気圧通過後、高気圧の張り出しに伴い寒気が南下。

天気図の形を見ると、西の大陸に高気圧、東の北海道付近に低気圧という並びになっていますから、いわゆる西高東低の冬型の気圧配置(モドキ?)。それで、豪雪地帯にあたる新潟に傘マークがついているわけです。日本海が大荒れなのも冬と同じ。
もっとも、日本海にある低気圧に南から暖かい空気が吹き込んでいるので雪にはなりません。
今朝の県内の気温も7~8℃で、雪が降る頃の冷え込みではないですよね。

ただ、西日本から高気圧が張り出すにつれて、南の風が弱まって、大陸でヒエヒエになったシベリアの寒気が南下してきます。今夜9時には上空1500m付近で0℃の寒気が長野県上空へ。
明日の朝は今朝よりずっと冷え込むかも・・・昨日の週間予報では長野で2℃が予想されていますから、氷や霜の可能性があるかもしれませんね。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
中信と南信は高気圧が十分に張り出しているようですし、隣接県の予報も似たようなものですから、太陽マーク一発より雲が広がることがあっても大ハズレということはなさそうですよね。
やっぱり問題は北信でしょう。
予想より冬型(らしさ)が強まれば、小谷や信濃町にとどまらず、長野市あたりも飯綱山を越えた冬の雲に覆われてくる可能性があります。また、高気圧の張り出しの程度や北寄りにまわった風向次第で新潟県境エリアの雨の降り方も変わってくるかもしれません。
海抜の高いところの雪の可能性も、石橋をたたくなら想定の範囲内に入れておきたいところです。
明日朝は今朝より気温急降下の可能性。気になる方は、今夜の予報で必ずチェックしてくださいね。
2009年11月14日
天気予報のチェック方法(8)
正しく天気予報をチェックしていますか?
「晴れのち曇り」という予報の「のち」とは何時?を指すのですか?
正しくチェックすれば、何倍も役立つ天気予報!
「天気予報の使い方」カテゴリーでは、天気予報の正しいチェック方法、裏技をお伝えしています。
【所により】
気象庁発表の予報の読み方のルールを簡単にまとめてきましたが、最後は「所により」。
なんともあいまいな表現ですが、散発的に雨が降ったりする場合には、どうしても場所を特定できませんから、この用語をなくすことは困難でしょう。
しかし、「所により」が使われるとき、自分の頭上が「所」になってしまった場合、その人はたいていの場合予報が外れたと感じてしまうのでやっかいです。
「所により」は天気マークに表現されていません。
テレビの天気予報でも解説の中でキチンとコメントされていない限り、所によっては雨が降る?なんてわかりません。ましてやネットで天気マークの予報だけ見たら、天気マークの裏に隠されている「所によって雨」なんて絶対に知ることができないでしょう。
天気マークしか見ていない人の頭上が「所」になったら、その人は予報がハズレたと思うに違いありませんね。
以前書いたように、天気マークの予報より、177番のような予報文の予報のほうがイイという理由がおわかりいただけると思います。

このほか「山沿い」という用語がつかわれる場合があります。
なんとなく、山の近くなんだな・・・ということはわかりますが、長野県のように山ばっかりのところでは、どこが山沿いなんだ?といいたくなります。
これも、しっかりとルールが決まっています。
長野地方気象台のHPによれば、
と書いてあります。
ですから、自分の家が山沿いにあるからといって予報の対象になっているわけではありません。
(2)いつ使うのか?
予報を読むためのルールがわかりましたが、いつ(何時)使うのか?がまた問題になります。
最新の予報で確認しましょう・・・・ということは感覚的にわかるのですが・・・・・・・
続きは次の記事で・・・・・
「晴れのち曇り」という予報の「のち」とは何時?を指すのですか?
正しくチェックすれば、何倍も役立つ天気予報!
「天気予報の使い方」カテゴリーでは、天気予報の正しいチェック方法、裏技をお伝えしています。
【所により】
気象庁発表の予報の読み方のルールを簡単にまとめてきましたが、最後は「所により」。
なんともあいまいな表現ですが、散発的に雨が降ったりする場合には、どうしても場所を特定できませんから、この用語をなくすことは困難でしょう。
しかし、「所により」が使われるとき、自分の頭上が「所」になってしまった場合、その人はたいていの場合予報が外れたと感じてしまうのでやっかいです。
「所により」は天気マークに表現されていません。
テレビの天気予報でも解説の中でキチンとコメントされていない限り、所によっては雨が降る?なんてわかりません。ましてやネットで天気マークの予報だけ見たら、天気マークの裏に隠されている「所によって雨」なんて絶対に知ることができないでしょう。
天気マークしか見ていない人の頭上が「所」になったら、その人は予報がハズレたと思うに違いありませんね。
以前書いたように、天気マークの予報より、177番のような予報文の予報のほうがイイという理由がおわかりいただけると思います。

このほか「山沿い」という用語がつかわれる場合があります。
なんとなく、山の近くなんだな・・・ということはわかりますが、長野県のように山ばっかりのところでは、どこが山沿いなんだ?といいたくなります。
これも、しっかりとルールが決まっています。
長野地方気象台のHPによれば、
天気予報などにおける「山沿い」に含まれる地域について
天気予報で、「北部の山沿いは、曇り時々雪」などと表現されることがあります。
この「山沿い」は長野県北部の冬期間(11月頃~3月頃まで)の降雪のみを対象に使用し、「長野」の一部(長野市の一部(旧戸隠村・旧鬼無里村)、高山村の標高800m以上の地域、飯綱町、信濃町、小川村)及び「大町」の大部分(小谷村、白馬村、大町市の標高800m以上の地域)を「山沿い」と呼称します。
と書いてあります。
ですから、自分の家が山沿いにあるからといって予報の対象になっているわけではありません。
(2)いつ使うのか?
予報を読むためのルールがわかりましたが、いつ(何時)使うのか?がまた問題になります。
最新の予報で確認しましょう・・・・ということは感覚的にわかるのですが・・・・・・・
続きは次の記事で・・・・・