2009年11月25日
善光寺40年前
これ善光寺の山門。

山門北側両脇には、内部を見学するための階段が設置されています。
40年前・・・いや・・もっと最近まででしょうか・・・
この場所には、ハトにくれる(長野の方言ですね・・・「あげる」「やる」ことをこういうんですよね)豆を売っているオバさん・・・お婆さんだったかな?・・・がいました。
小さなコタツにあたりながら、直径10センチほどの使いこんだ木製のお皿の上に、黄色い豆を十数粒並べていました。
私の記憶の中では、この二人のお婆さんが山門の景色と一体化しています。
現在の山門の姿を見るとき、山門の上にかかげられている額ほどの重要一部が欠けたように思えるのです。
2009年11月25日
天気予報は当たるのか?(11月25日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
緊急地震速報・・・地震の揺れが来る前にアラームで知らせるやつ・・・ご存じですよね。
ラジオやテレビでやっていますし、専用の端末も販売されています。
でも、地震の際にテレビやラジオをつけているとは限りませんし、端末もちょっとお高い・・・
そこで、仕事中PCに向かっている方にオススメなのがWNIの緊急地震速報「The Last 10-Second」。

これ、昨日北海道沖であった地震で実際に表示された画面。
アプリをココでダウンロードして無料で使うことができます。
ネーミングに「Last」が使われているのが、不気味なイメージをかもしだしていますけど、設定次第で結構頻繁に作動するので、「おいあと20秒でゆれがくるぞ!」と叫べば職場の予言者になれるかも?
2、全国の予報
「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

まずは、いつものように木を見る前に森からチェック。
北海道の上空を低気圧になりきれない気圧の谷が通過してぐずつくほかは、東日本、東北も天気回復傾向。雨を降らせた南岸の低気圧が東へ抜ける様子は後でチェックします。
高気圧エリアの西日本はいわずもがな・・・ですね。
3、長野県の予報
天気マークしか見ていませんか?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

全県で「雨 後 くもり」マーク。
「後」っていつ?が問題になりますけど、予報文を読んでみると「朝から くもり」。
じゃあ「朝」っていつよ?ってことですけど、予報用語では午前6時から9時をさしますから、遅くとも9時までには雨が上がるってことですね。
詳しくは、天気予報の使い方カテゴリーの「天気予報のチェック方法(5)」に書いておきました。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

今日の天気変化も大勢はシンプル。テレビの解説風にいえば・・・
ってことになります。
で・・・テレビと同じじゃこのブログも使えないので、もうちょっと突っ込んで・・・・・

これ、気象衛星に写る雲の動きから地上の風の様子を推測して衛星画像に書きこんだもの。
太平洋の秋の暖湿気と大陸の乾燥した寒気が日本付近でぶつかって、低気圧を発生させ雨雲ができていることがわかります。この雨雲が上空の偏西風にのって東へ移動っていうわけですね。

で・・・雨雲が長野県を抜けるタイミング・・・・予報では「朝」でしたけど・・・本当?っていうことでレーダーもチェックしておきます。
4時半の段階で雨雲のお尻は岐阜県あたりですから、まあ妥当な線かな?

最後に、上空の寒気が今夜日本海側の大気を不安定にする・・・っていうとこですけど、空気中の水滴や水蒸気を写す衛星画像を見ると、朝鮮半島付近に乾燥した「暗域」と呼ばれる部分がU字型に見えています。この部分の高層天気図を見ると、マイナス24℃の寒気。
空気が冷えると水蒸気を含むことができなくなって乾燥しますから、白くはならないんですね。
この部分の動きをチェックすると東へ進んでいて、今夜あたり日本海へ。
温かい空気が上昇しやすくなって、雷雲が発生しそうです。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
ということで・・・・はずれるとしたら雨雲が東へ抜けるタイミングが遅れる場合が考えられますけど、遅くとも昼までには回復と思っていれば良いでしょう。
また、日本海に寒気が流れ込む影響で雷雲が発生しやすい日本海沿岸・・・に近い上越県境に近いほど夕方には雲が広がりやすくて、太陽マークのイメージまで回復しないかもしれません。
いずれにしても今日回復不十分でも明日は晴れる可能性が高いので気にしない!
1、今日の一言
緊急地震速報・・・地震の揺れが来る前にアラームで知らせるやつ・・・ご存じですよね。
ラジオやテレビでやっていますし、専用の端末も販売されています。
でも、地震の際にテレビやラジオをつけているとは限りませんし、端末もちょっとお高い・・・
そこで、仕事中PCに向かっている方にオススメなのがWNIの緊急地震速報「The Last 10-Second」。

これ、昨日北海道沖であった地震で実際に表示された画面。
アプリをココでダウンロードして無料で使うことができます。
ネーミングに「Last」が使われているのが、不気味なイメージをかもしだしていますけど、設定次第で結構頻繁に作動するので、「おいあと20秒でゆれがくるぞ!」と叫べば職場の予言者になれるかも?
2、全国の予報
「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

まずは、いつものように木を見る前に森からチェック。
北海道の上空を低気圧になりきれない気圧の谷が通過してぐずつくほかは、東日本、東北も天気回復傾向。雨を降らせた南岸の低気圧が東へ抜ける様子は後でチェックします。
高気圧エリアの西日本はいわずもがな・・・ですね。
3、長野県の予報
天気マークしか見ていませんか?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

全県で「雨 後 くもり」マーク。
「後」っていつ?が問題になりますけど、予報文を読んでみると「朝から くもり」。
じゃあ「朝」っていつよ?ってことですけど、予報用語では午前6時から9時をさしますから、遅くとも9時までには雨が上がるってことですね。
詳しくは、天気予報の使い方カテゴリーの「天気予報のチェック方法(5)」に書いておきました。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

今日の天気変化も大勢はシンプル。テレビの解説風にいえば・・・
「南岸の低気圧が東へ抜けて、日本付近は緩やかに高気圧に覆われて、晴れるところが多いでしょう。ただ、北海道を気圧の谷が通過するのでこちらでは雪の降る所もありそうです。また、今夜には日本海に寒気を伴った気圧の谷が近づくので、日本海の沿岸部では大気が不安定になります。雷が発生するおそれがありますのでご注意ください」
ってことになります。
で・・・テレビと同じじゃこのブログも使えないので、もうちょっと突っ込んで・・・・・

これ、気象衛星に写る雲の動きから地上の風の様子を推測して衛星画像に書きこんだもの。
太平洋の秋の暖湿気と大陸の乾燥した寒気が日本付近でぶつかって、低気圧を発生させ雨雲ができていることがわかります。この雨雲が上空の偏西風にのって東へ移動っていうわけですね。

で・・・雨雲が長野県を抜けるタイミング・・・・予報では「朝」でしたけど・・・本当?っていうことでレーダーもチェックしておきます。
4時半の段階で雨雲のお尻は岐阜県あたりですから、まあ妥当な線かな?

最後に、上空の寒気が今夜日本海側の大気を不安定にする・・・っていうとこですけど、空気中の水滴や水蒸気を写す衛星画像を見ると、朝鮮半島付近に乾燥した「暗域」と呼ばれる部分がU字型に見えています。この部分の高層天気図を見ると、マイナス24℃の寒気。
空気が冷えると水蒸気を含むことができなくなって乾燥しますから、白くはならないんですね。
この部分の動きをチェックすると東へ進んでいて、今夜あたり日本海へ。
温かい空気が上昇しやすくなって、雷雲が発生しそうです。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
ということで・・・・はずれるとしたら雨雲が東へ抜けるタイミングが遅れる場合が考えられますけど、遅くとも昼までには回復と思っていれば良いでしょう。
また、日本海に寒気が流れ込む影響で雷雲が発生しやすい日本海沿岸・・・に近い上越県境に近いほど夕方には雲が広がりやすくて、太陽マークのイメージまで回復しないかもしれません。
いずれにしても今日回復不十分でも明日は晴れる可能性が高いので気にしない!
2009年11月24日
今週の週間予報?
週間予報はあたんねーよ!
・・・と思っている方も多いと思いますが、私も同感。
でも、上手に使えば結構役立つんですよ。

これ、気象庁が発表している今週の週間予報。気象庁のHPで見ることができます。
Yahoo天気でも、天気マークが並んだ似たような画面を見ることができますが、気象庁の週間予報には「信頼度」という欄があって、A~Cという評価が並んでいます。
これが気象庁HPのミソ。
評価は、下の表にしたがってつけられています。

信頼度Aの欄を見ると、「降水の有無の予報が翌日に変わる可能性がほとんどない」と書いてあります。
天気マークがずらっと並んでいると、一日単位で予報を考えてしまいがち。
でも、天気は時間とともに連続的に変化します。
もし、土曜日についていた「のち 雨」の予報が半日遅れると、雨は翌日の日曜日にもちこされますから、土曜日の天気マークから傘マークが抜けることになります。一方、傘マークがついていなかった日曜日に傘マークが移動し、「雨 のち・・・」という予報に変わることになります。
見た目、大きな予報の変更ですよね。
週末が近づいたってそんな大きな変化はまずないよ・・・という場合にAマークがつくわけです。
つぎに適中率について考えてみましょう。
懐中電灯で暗闇を照らす時、足元を照らすのは簡単ですが、遠くを照らすときは、なかなか光が命中しないものです。手元のちょっとしたズレが大きく影響してしまうんですよね。
週間予報も同じ。
予報を作るときの初期値・・・・つまり、観測したデータのちょっとした誤差などが、一週間後の予報に大きく影響してしまうわけです。
とうことで、Aには「明日予報並みに」、Bには「4日先の予報と同程度」などと書かれているわけです。
じゃ、今週の場合のように予報の後半にCが連発してついている場合はどうしたらいいんでしょうか?
ズレがどのように発生するのか?を考えればいいわけです。
どうやって考えるの?
天気変化のタイミングが1日ズレることはあまりありませんから、悪いほうに半日ズレた場合に、天気マークの組み合わせがどうなるのか?を想定して予定を立てます。
これで時間的なズレの対応策ができます。
今週末の北信は、土曜日に「一時 雨」がついていますが、評価はCですから日曜日の曇りは安心していられないことになりますよね。
じゃ適中率のほうはどうよ?ということですが、こっちは週間の天気図中の低気圧や高気圧の配置のバラツキなどを見ることであるていど予測をすることができます(ココで手に入ります)けど、そこそこ天気図が読めないと困難。

こうやって色々書き込みを読めばなんとなく理解できますけど、ちょっと難しいですよね。
(いずれ使いやすい裏技をまとめます)
でも、天気マークの組み合わせを考えてみるだけで、相当週間予報の使い勝手が変わると思います。
マークをそのまんま信じていたら占いと全く同じ。
週間予報も一つの確率的な情報としてとらえれば、行楽や仕事のための有益な情報としてもっと役立てることができるはず・・・だと思います。
最後は、次回週間予報を検討する際に色々書いてみる予定ですが、いきなり気温の予想図を添付しておきます。

これ、上空1500mの気温分布の変化を示しています。
ちょっと高めの高原・・・志賀高原や美ヶ原あたりの気温をイメージして、自分の住んでいる地域の気温に修正して考えてみてください。
向こう一週間、ちょっと暖かめになりそうですよ。
2009年11月24日
天気予報は当たるのか?(11月24日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
昨日、一週間の横浜生活を終えて長野に戻ってきましたが、ラッキーにも、えびす講の花火に間に合い、一杯飲みながら数十年ぶりにえびす講花火を堪能することができました。

花火は無風でも煙が邪魔してダメだといいますし、風速7メートル以上だと流れてダメなので、風速2~3メートルが良いとされているようです。
で・・・・昨夜の長野の風向風速は・・・・なんと最適の2~3メートルで推移していました。

最大の規模で、最適の気象状況の花火に大満足!
2、全国の予報
「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

今日の天気傾向・・・シンプルです・・・西から下り坂。
長野県の手前、岐阜までは「のち 雨」のマークになっていますよね。
3、長野県の予報
天気マークしか見ていませんか?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」があるかもしれませんよ。

で・・・長野県はと・・・かろうじて「のち 曇り」のマークになっていますが、西の岐阜、南の静岡・愛知は「のち 雨」です。
西ほど・・南ほど・・・雨になる可能性がある?・・ということで、予報文もしっかり読みます。
南部だけ、「夜遅く 雨」になっています。
南ほど・・・が優先しているようです。
となると・・・明日の予報は傘マークになっちゃうのも想像できますよね。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?
テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

こまかいことは天気図に書きこんだ通りです。
これ、先週17日に雪が降ったときの低気圧のコースに似ていますが、まず雪の可能性はありません。寒気が南下していませんから。
この低気圧、さっさと抜ければ明日の雨は早めに回復・・遅ければ・・・・
明日の予報のチェックポイントです。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日の天気予報を理解するとハズレのパターンが見えてきます。
西から下り坂・・・ですから、下り坂がもっと急だったら?って誰でも考えますよね。
(もっとゆるかったら?という選択肢もありますけど・・・)

これ、今夜日付が変わる頃の雨エリアの予測。
MSMっていう最新のシュミレーション結果ですけど、長野県もすっぽり雨エリアに入っています。
このシュミレーションはかなり精度が高いので、ズレても2~3時間程度ですから、中部・北部の雨が夕方にまで早まる可能性はないでしょう。
夜遅くまで飲むのなら・・・ちょっとだけ覚悟しておいたほうが良いというところでしょうね。
2009年11月23日
週間予報は当たるのか?(11月23日)
一週間の横浜暮らしを終え、やっと長野に帰ってきました。
都会の便利さを改めて感じたものの、やっぱり一週間が限度です。
さて、先週月曜日(16日)、週間予報用の天気図を、天気マークと並べてココに載せました。
もういちど、添付しておきましょう。

じゃ・・・それが当たったのか?
予測と同じ時間の実況天気図に実際の日中の天気を書き込んで同じように並べてみました。

Kasayan的にはほぼ当たっていた・・・という判断です。
低気圧と高気圧の位置関係はほぼズバリ。
月曜日の段階で、金曜日と土曜日の天気はズバリ当たっています。
秋の高気圧と低気圧が交互にやってくる天気パターンでは、低気圧や前線が通過する位置が微妙に変化しただけで天気は大きく変わります。
一方、冬になって、西高東低の気圧配置が周期的にやってくるようになると、計算値も安定してきて、比較的天気予報が当たるようになります。
今週の週間予報については、明日、詳細に検討することにしますが、これからの季節、あてにならない?と思われている週間予報も有意義に使ってみたいものです。
都会の便利さを改めて感じたものの、やっぱり一週間が限度です。
さて、先週月曜日(16日)、週間予報用の天気図を、天気マークと並べてココに載せました。
もういちど、添付しておきましょう。

じゃ・・・それが当たったのか?
予測と同じ時間の実況天気図に実際の日中の天気を書き込んで同じように並べてみました。

Kasayan的にはほぼ当たっていた・・・という判断です。
低気圧と高気圧の位置関係はほぼズバリ。
月曜日の段階で、金曜日と土曜日の天気はズバリ当たっています。
秋の高気圧と低気圧が交互にやってくる天気パターンでは、低気圧や前線が通過する位置が微妙に変化しただけで天気は大きく変わります。
一方、冬になって、西高東低の気圧配置が周期的にやってくるようになると、計算値も安定してきて、比較的天気予報が当たるようになります。
今週の週間予報については、明日、詳細に検討することにしますが、これからの季節、あてにならない?と思われている週間予報も有意義に使ってみたいものです。
2009年11月23日
善光寺40年前
善光寺の東へちょっと離れて、城山公園。
大きな噴水は40年前にもありました。

ただ、中心の噴射口?は、写真のようなものではなく、石を積み上げた・・・城山動物園の猿山のような形。
無意味?に高く噴水が上がっていて、強い風の日にはベンチで語らうカップルの頭上に、予期せぬ雨?を降らせていました。
周囲にある幅50センチほどの円形の縁は40年前のまま。
この縁の上を自転車で一周できるのか?という無謀でバカな高校生がいたのですが、一周する前に自転車ごと水につかることになりました(私の友人です)。
また、善光寺裏のつばめ池の水を抜く機会に、つばめ池では「大釣り大会」が開催され、沢山のコイやフナが捕獲され、この噴水に放流?されたことがありました。
さながら権堂にある鯉店のいけすのようでした。
大きな噴水は40年前にもありました。

ただ、中心の噴射口?は、写真のようなものではなく、石を積み上げた・・・城山動物園の猿山のような形。
無意味?に高く噴水が上がっていて、強い風の日にはベンチで語らうカップルの頭上に、予期せぬ雨?を降らせていました。
周囲にある幅50センチほどの円形の縁は40年前のまま。
この縁の上を自転車で一周できるのか?という無謀でバカな高校生がいたのですが、一周する前に自転車ごと水につかることになりました(私の友人です)。
また、善光寺裏のつばめ池の水を抜く機会に、つばめ池では「大釣り大会」が開催され、沢山のコイやフナが捕獲され、この噴水に放流?されたことがありました。
さながら権堂にある鯉店のいけすのようでした。
2009年11月22日
天気予報は当たるのか?〔11月22日)
「朝 から くもり 所により 夜 雨」
これ、長野地方気象台午前5時発表の、長野県北部・中部の予報文に書かれていることば。
テレビやネットの天気予報で天気マークだけ見た方は???って感じだと思います。
というのも、天気マークは「晴れ のち 曇り」だったから。

マークだけ見たら、今日は太陽が出るんだよね・・・連休のお出かけも大丈夫だな・・っていう感じがします。
でも、本当の天気チェックのポイントは、「どこで」「いつ」雨が降るのか?ということなんですね。
今日まで横浜からモバイル接続なので、詳しくは書いている暇がありませんが、気になる方は、気象庁HPの分布予報でチェックしてみてください。
http://www.jma.go.jp/jp/mesh20/
これは計算の生データですから、人間の修正が必要ですけど、予報文を読んだあと、これを見ると、予報文では分りにくい天気変化のタイミングや変化の方向をリアルにイメージできるはずです。
日中、北部と中部はなんとかもちそうですけど、夕方まで出かけている方は、念のため傘を・・・っていう感じですね。
場合によっては傘を使わない可能性もありますけど。
そしてもうひとつ・・・午後から出かける方は、11時に発表される新しい予報をチェックすることをお勧めします。
明日、ようやく長野に帰れます。
これ、長野地方気象台午前5時発表の、長野県北部・中部の予報文に書かれていることば。
テレビやネットの天気予報で天気マークだけ見た方は???って感じだと思います。
というのも、天気マークは「晴れ のち 曇り」だったから。

マークだけ見たら、今日は太陽が出るんだよね・・・連休のお出かけも大丈夫だな・・っていう感じがします。
でも、本当の天気チェックのポイントは、「どこで」「いつ」雨が降るのか?ということなんですね。
今日まで横浜からモバイル接続なので、詳しくは書いている暇がありませんが、気になる方は、気象庁HPの分布予報でチェックしてみてください。
http://www.jma.go.jp/jp/mesh20/
これは計算の生データですから、人間の修正が必要ですけど、予報文を読んだあと、これを見ると、予報文では分りにくい天気変化のタイミングや変化の方向をリアルにイメージできるはずです。
日中、北部と中部はなんとかもちそうですけど、夕方まで出かけている方は、念のため傘を・・・っていう感じですね。
場合によっては傘を使わない可能性もありますけど。
そしてもうひとつ・・・午後から出かける方は、11時に発表される新しい予報をチェックすることをお勧めします。
明日、ようやく長野に帰れます。
2009年11月22日
善光寺40年前
善光寺仲見世通りの北側には東西に道路がはしっています。

この写真は、城山小学校側から西に向かって撮ったもの。
今は参道を横断して車は通行することができません。
ここも40年前、路線バスがあたりまえのように通行することができました。
普通車がどうだったか?は、家に車がなかったので記憶にありません。
飯綱スキー場に行くときは、六地蔵の背中側にあったバス停までスキーをかついでいき、そこからバスで今はなきバードラインへ。
戸隠や飯綱へ行くバスはここを通過していました。
(地附山ロープウェー乗り場へ行く時も、ここからバスに乗りました)
善光寺の境内は、今より生活の一部になっていたような気がします。
2009年11月21日
天気予報は当たるのか?(11月21日)
今日も横浜のモバイルポイントからのアップです。
早く長野に戻りたいのですが、あと二日ほどこちらで用事を済ませないと・・・。
都会の便利さや華やかさはは30年で飽きています。
ふるさとは遠きにありて想うものというのも若いうちだけですね。
昨日まで雪マークもあった長野県の予報から雪マークが消えました。
本当に消えたの?ということが今日のポイント。
気象庁のHP→防災気象情報→天気予報→長野県の予報という順番で開いていくと、ページの一番下に長野県の天気概況が書かれています。
今夜9時の予想天気図に書き込みをした天気図を添付しておきますので、これを見ながら概況を読んでみてください。

では、今朝5時15分に発表された概況です・・・・
「天気概況
平成21年11月21日05時15分 長野地方気象台発表
日本の東に中心をもつ高気圧が、北日本を覆っています。
長野県内は、南部で曇っている他は、概ね晴れています。
今日は、関東の東に低気圧が発生し、東北地方を通過する見込みで、日本
付近は次第に冬型の気圧配置となるでしょう。
このため、北部では晴れ間もありますが一日を通して雲が多く、朝から夕
方にかけて、山沿いや中野飯山地域を中心に雪となる見込みです。平地でも
、所によって雪となる時間帯もあるでしょう。中部や南部では概ね晴れます
が、日中を中心に雲が多く、中部の標高の高い地域では、朝夕を中心に雪の
降る所があるでしょう。
明日も、関東の東に新たな低気圧が発生し、西日本から上空の気圧の谷が
接近する見込みです。
このため、はじめは晴れる所もありますが、次第に曇りとなり、夜には雨
の降り出す地域もあるでしょう。」
天気マークでは北部で曇り時々はれ、中南部では晴れ時々曇りですけど、実際は、「所により朝から夕方雪」というオマケがついています。
三連休の行楽、山に出かけてトンネルを抜けると・・・あらら雪・・・なんてこともありそうです。
じゃ「所」ってどこ?ということですが、今日お昼の降水域の計算値を見ると、北アルプスや上越県境、志賀高原。

冬型の気圧配置になって日本海の水蒸気を吸収した北西の季節風が吹きこみ、季節風がぶつかって上昇するところで雪が降りやすいのですが、今日は、風向の関係でこのあたりに雪が降ることになるんでしょう。
レーダーを見ると、すでにこのエリアでは雪または雨が降っています。

もうちょっと風向が変わったら・・・・このエリアより南側でも雪がちらつくようになるかもしれません。また、雪までいかなくても、雪雲が流れてきて太陽を隠すかも・・・というのが今日の予報がハズレた場合に考えられる天気。
行楽に大きく影響を与えることはないと思いますが、雪の予想されるエリアで晩秋の山を楽しむことを考えるなら、スタッドレスにしないまでも念のためチェーンをトランクへ入れておいてもよいかもしれません。
あー長野に帰りたい・・・・
2009年11月20日
天気予報は当たるのか?(11月20日)
昨日に引き続き横浜のマクドナルドから・・・・・・
昨日の横浜は、関東南岸に発生した低気圧の冷たい雨。
東京の天気予報番組では、大げさにマフラーをしたキャスターたちが、「今日の最高気温は10℃を下回る記録的な寒さになりました。」と叫んでいました。
こんなコメント、関東ローカルの番組で言うのならどうぞご自由に・・・と思うのですが、全国ネットでもそんなことを言っているんですからバカですよね。
北国に住んでいる者にとっては、この季節最高気温が10℃を下回ったってあたりまえのこと。
政治の世界では地方分権と騒がれていますが、天気予報番組の世界でも、地方を無視した中央の価値観で番組が作られています。
広告収入激減の折、地方の放送局が天気予報番組に仕える予算は限られていて、NHK長野で、画面のマークを読むだけの予報士を使っている以外(過激発言ですが、もと同業者としてアドバイスのつもり)、民放ではまともな解説などありません。
あらためて東京キー局の天気予報番組を見ると、ピンからキリまでの解説がありますが、長野の天気予報番組とはぜんぜん違う・・・・
無力のKasayanですが、何かできることはないか?と考えてしまいます。
今朝の長野の天気予報では、明日、北部の予報に雪マークがついています。
何時から降るのか?、どこで降るのか?どの程度降るのか?もう完璧にスタッドレスモードなのか?
今日は、突っ込んで検討する時間もありませんけど、今夜の天気予報番組でどの程度コメントがあるのか?
気になる方・・・気象庁で検索して気象庁のHPを開きます。
防災気象情報のページを開いて、長野県の天気予報を開き、一番下にある天気概況を読んでください。下手な解説よりよっぽど使える解説があります(時にはわけわからんものもありますが)。
(できれば、実況、予想の天気図を見ながら読んでみてください。もちろん、マークだけじゃなくて予報文も読んでくださいね)
そして、分布予報(メッシュ予報)を見てください。
そうすれば、雪のエリアが見えてくるはずです。
Yahoo天気はどうなの?という方もいらっしゃるでしょう。
これは気象庁発表の予報を日本気象協会が加工したものですが、きちんと使えば、これでも下手なテレビの天気予報番組よりマシかも?
ただ、気象庁のHPにある概況も合わせて読むことをお勧めします。