2010年05月30日
天気予報は当たるのか?(5月30日病欠編)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
せっかくの日曜日だっていうのに・・・・なんか風邪気味・・・・・
熱っぽいので、今朝は簡単にまとめて・・・・再び寝ることにします・・・・・
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。

関東付近に傘マーク・・・昨日の記事と同じ理由なんで・・・・そちらを読んでいただければ・・・・
北東の湿った冷たい空気が流れ込むから・・・です。
3、長野県の予報
長野にズーム。見るのは天気マークの天気予報だけ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」はマークだけじゃわかりません。

午前中はイイとして、午後からの「所により・・・雨で雷を伴う」の部分がチェックポイントでしょう。
どこで?いつ?
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。

アニメを作る”ずく”がありませんでした。
最低限の話しを一枚にまとめておきました。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
上の天気図の書き込みの理由を視覚的に・・・・わかりそうな資料を簡単にまとめておきます。
二つの高気圧にはさまれた弱い気圧の谷にあたる東日本・・・・

二つの高気圧から吹きだす風がぶつかるエリア(収束域)にあたります。

風がぶつかれば、空気は上にいくしかないので上昇流(赤のエリア)発生。
上昇流ができれば、そこは低圧部になります。

上空には寒気があるので大気は不安定・・・上昇流で雷雲発生・・・

長野県付近だけ網かけの不安定エリアが計算されています。
不安定の降水は夕方6時頃がピークになりそう・・・・

日中晴れ間も出ますけど、午後から赤の点線の収束線のエリア・・・にわか雨や雷に注意。
黒い雲が湧いてきたら早めの対応を・・・・・
天気予報の当たりハズレ・・・・今日はご勘弁・・・・・
頭いてぇ・・・・
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