2011年07月25日
暑さいつまで?次の台風は?(7月25日)
台風の置き土産・・・涼しさの後の暑さに・・・次に涼しくなるのはいつ?とお考えの方も多いと思いますので・・・

最新の週間予報用の資料から抜粋したものですが、27日以降、全国的に平年を下回る気温が続くことが予想されています。
先週の涼しさほどではないかもしれませんけど、農業への影響で野菜が夏野菜が高騰なんてことになっては困りますからこれで良しとしましょう。
また、夏のレジャーシーズンですが、台風6号のような台風が来ちゃ困ると、次の台風の心配をされている方も多いと思うのですが・・・・

8月1日の予想天気図を見ると、伊豆諸島の南側に台風の・・・同心円状の等圧線が・・・・・・
まだまだ計算値が変わる可能性があるので心配しても意味がないのですが、これから天気予報や天気図を見るときは南海上にも注意をしておきたいところです。
さて・・・今日の天気・・・・全国的に不安定な天気・・・朝から雷雨なんて所が多いのですが・・・まずは予想天気図。

太平洋高気圧にガッツリ覆われるわけでなく、低気圧がやってくるわけでもない・・・とらえどころのない天気図ですけど、書き込みのようなポイントを挙げることができます。
上空の天気図で詳しくチェックしてみると・・・

日本上空に-6℃以下の寒気。
また、天気変化に大きな影響を与える上空の流れは大きく蛇行するとともに弱い。
シベリアの冷たい空気を南に運びやすいとともに、いったん運び込んできたら居座るという状態で、大気が不安定な状態がしばらく続いてしまうようです。
今後、地上付近に暖かく湿った空気が流れ込むことも計算されていますから、明日以降も雷雨・・・集中豪雨に注意が必要になります。
では、今日の雨の様子をザックリと・・・・

西日本・東日本中心に、どこで雨が降るのか?を断定できないほどアチコチで雨が降ったり止んだり。
それぞれの雨のエリアは小さいので、頭上は晴天でも隣町では強い雨が降っているという降り方になりますから、折り畳みの傘を持って出かけるのがオススメかもしれません。
ちょっと詳しくみてみましょう。



いつもならどのあたりで雷雨があるのか?を予想しますが、今日は予想しても意味がない状態。
一番下の図は発生した雷雲を流す上空3000m付近の風の様子ですが、全般に南西の風で8m/s前後。
あちこちで発生する上に、雷雲が流れていくので「広い範囲で雷雨の可能性がある」としか言いようがないわけです。
それでも、関東平野の南部では、引き続き雷雨が発生しにくい状態が続きますけれど・・・・
さあ・・・今週もスタート・・・・
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(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)