2011年07月21日
台風去っても影響残る、猛暑ひと段落?(7月21日)
今朝は南下する台風6号の影響・・・・ノロノロした台風6号の影響がどれだけ残るのか?いつまで残るのか?を考えてみたいと思います。
まず雨の様子。

アニメにするほどではなかったので、朝と夜の二枚の計算値を並べてみました。
台風に近い関東付近が最後まで不安定な空模様。
また、紀伊半島付近や山陰方面でも弱い雨が計算されています。
風とからめて詳しくチェックしてみると・・・

台風の東寄りの風とオホーツク海高気圧から吹きだす北東の風がぶつかって弱い前線が形成され、前線の先端が関東付近に影響しているようです。
回復傾向ですけど、午前中は不安定な天気が続きそう。
そこで、前線ができる様子をチェック。

北海道の北にあるオホーツク海高気圧から吹きだす北東風が冷たい空気を北日本に運び込み、さらにこの空気を、台風が掃除機のように関東付近まで引っ張り込んでいます。
この寒冷空気が台風の暖湿気との間に弱い前線帯を形成。
もっとも、台風が冷涼な空気を運びこむなら、猛暑はひと段落のはずなので気温の様子もチェック。

やっぱり上空には周囲の空気とは明らかに異なる15℃の冷涼空気が北東風に乗って東日本に流れ込んでいます。
日中の日差しで気温はそこそこ上がるでしょうけど、猛暑ということではなさそうですね。
では、寒冷空気を引っ張り込む台風の風の強さはどうでしょう?

午後3時の段階でも、関東南岸で15メートル以上の強風が予想されていますから、強風への注意は継続といったところ。
風が強ければ当然波も高そうですが・・・・・

明日の夜になっても関東沿岸では4mの高波が予想されていますから、週末土曜もマリンレジャーには注意が必要になりそうです。
以上で、台風の影響のチェックは終わりにしますが、台風は相変わらずノロノロ・・・ノロノロの原因を今日も一応チェック。


台風の動きに影響を与える上空の強い流れはまだまだ遠く、強い流れのずっと端っこの(岸辺の)弱い流れにゆっくりと流されることになりそうです。
ところで・・・・今日はKasayan・・・ちょっとウキウキ・・・・
天気とは全然関係ないんですけど・・・10年以上乗り続けた車を買い替えることを決意・・・・ついに流行のハイブリッドに手を出すことにしたので、今日は車の契約をしようかと・・・・
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