2011年06月17日

天気回復も太平洋側は曇りベース(6月17日)


 昨日は、西日本を中心に大雨の被害もあったようですが、今朝は強い雨のエリアは南海上へ
 天気は回復傾向ですが・・・・・




 前線上の低気圧が東海上に離れ、梅雨前線が南下しても、前線の位置は南岸ギリギリ。
 スカッと晴れるまで回復するには至らず、前線に近い太平洋岸ほど雲が残るということになりそうです。

 そして、「いまのところ」明日土曜日も、同様の傾向が残って、早くも九州方面では再び前線の北上が始まる予想・・・・

 まあ、明日のことは今夜の新しい天気予報にまかせるとして、具体的な今日の風や雨の様子を・・・
 今朝は、下層雲(地上付近の明らかに曇りを思わせる雲)の様子も併せて表示してみました。




 紫色の部分が下層雲ですが、太平洋岸中心にベッタリ。
 水色の雨のエリアは関東から東北太平洋岸にしぶとく残りそうですが、今朝のレーダーの実況からすれば、弱い雨が時折ぱらつくという程度で済むと思います。


 ということで、今朝のブログ上での天気チェックはこの程度ですが、気象庁予報部発表のプロ用の資料・・・「短期予報解説資料」を読むと、300hPa(上空9500m付近)の寒気を伴った気圧の谷の影響で、九州~関東の太平洋岸で、雷雨の可能性が示唆されています。




 万が一・・・という程度の話だと思いますけど、一応、黒いアヤシイ雲が見えたら、雷雲を疑ってみてください。

  


Posted by kasayan at 06:18Comments(0)雑記