2011年04月04日

東日本の風向と降水(4月5日予想)


 
 気象庁が放射能拡散のシミュレーションデータを公表していなかった・・・・なんてニュースがありましたが、解像度が100キロ格子だそうですから、地球レベルの拡散予想でしょうね。
 日本だけを見るにはあまりにも大ざっぱ
 公開されていても役立つかどうか?だと思います。

 普段の天気予報で使われている計算値は、20キロ5キロの格子による精密なもの。
 このブログに掲載しているものは5キロ格子の計算値ですから、一応、実用化されているものでは最も緻密な計算値です。
 気象庁もこの計算値にもとづいて、一定の性質を持った放射性物質が拡散したことを想定して、計算している・・・・と思うんですが・・・・・

 健康を心配して逃げ出すのは????と思いますけど、とにかく、農家にとって、出荷停止は直ちに死活問題ですから・・・・対策できる云々は抜きにして、データは公表してもらいたいものです

 で・・・明日5日の風向の予想
 移動性高気圧がゆっくりと張り出してきますが、中心の位置が幸いして強い北東風は南海上で吹く予想。
 とりあえず、イヤな北東風(東北北部にとってはイヤな南東風ですが)、ということにはなりにくい状態だと思います。











 ちなみに、ドイツ気象庁などが発表しているシミュレーションデータに踊らされている方も多いかと思いますが、放射性物質の性質や量をどのように設定しているかで結果は大きく異なりますし、もともとの風のデータが日本の気象庁の計算値を使っているのか?どうか?全く不明です。

 天気予報を普段信じていない?人が、計算の根拠や人による修正の有無を考えないで、ドイツの計算値をそのまま鵜呑みにするのなら????だと思うんですけど・・・・・





  


Posted by kasayan at 18:26Comments(0)雑記