2011年05月23日
梅雨入りモードで北東の風(5月23日)
気温急降下で驚かれているかと思いますが、暑いよりはマシ?
ところで、今日の太平洋岸は北東の風の場。
南岸に停滞する梅雨前線に吹き込む北東風ですから、雨を伴う北東風。
3月を思い出せば、このような気象状況の日に原発から何かがドッと放出されると関東甲信は一番イヤな状況に陥るパターン。
これから始まる梅雨の典型的なパターンですから、梅雨明けまでの2ヶ月間、無事であって欲しいものです。
そんな風と雨の様子をアニメにしてみました。

赤の点線で示した南岸の梅雨前線の北側に雨雲発達。
そして九州の西の前線上に低気圧が発生してゆっくりと北東進。
したがって、活発な雨のエリアが東へと拡大。
西日本は朝からまとまった雨、そして東日本も昼過ぎには活発な雨雲に覆われて梅雨の雨に・・・
一方、東北を高気圧が通過。
北日本はおおむね晴れますけど、高気圧から時計回りに吹きだす風が、前線と前線上の低気圧に吹き込むため、東日本・西日本の太平洋岸は北東の風がメイン。

そんな様子がはっきりと分かりますよね?
実際は、北日本の高気圧も中心が数個あって、多少複雑な風の吹き方をしますけど・・・まあイメージとしては上の説明のとおりでイイでしょう。
あと・・・・台風が気になりますよね?・・・台風2号・・・・
どうなるかというと・・・・

30日21時の予想・・・・
あくまで多くの計算値のひとつで、今後大きく変化する可能性がありますから、これを鵜呑みにして、ワーワー言うようなものではありませんけど、この図のようになる可能性はあるわけです。
仮にこの計算値のように太平洋岸を北上パターン?だと、南岸は荒れ模様になりますし、台風の北上の接近に伴って、北東の風が強く吹く恐れもあります。
いずれにせよ、今後しばらく注目といったところです。