2011年03月25日
東日本の風向と降水(3月26日予想)
天気予報番組や情報番組でも、さりげなく風向の話がされるようになっています。
やはり気になる方が多いからでしょうね。
まずは、今夜18時の計算値から。

二つの低気圧・・・・日本海の低気圧は間もなく消滅しますけど、関東付近に低気圧が発生して、明日にかけて発達します。
で・・・関東付近で低気圧が発生発達するというのがイヤなところ。
天気予報などでは、東北から関東に吹き込む北東の風は予想されていませんが、低気圧が発達しながら北東進する過程の一時的なタイミングで降水(雨や雪)とともに北東の風、あるいは東よりの風が関東北部あるいは新潟方面に流れ込む可能性が考えられます。
(可能性です)
実際、25日16時のアメダスを見ても、発達しつつある低気圧の渦が関東にでき始め、その北側に東よりの風のエリアが形成されつつあります。

あくまで一時的ではありますが、この風が日本海側の低気圧と相まって、空気をどのように流すのか・・・着目してみたいと思います。
報道では、放射線が身体に影響はない・・・ということが強調されています。
確かに身体に影響はないと思いますが、農家にとっては出荷停止など、「直ちに」影響がでる大きな問題です。
風向が分かったからといって、何ができるのか?かもしれませんが、だからといって、可能性を伝えることは風評被害を助長するものではないと思います。
なお、明日は、冬型の気圧配置になるので、海へ吹きだす風中心。
サッサとこの風向に変化してくれるのであれば問題はないのですけれど・・・・

なお、明日夜の上空の寒気の様子。

ここにきて、真冬並みの寒気が南下してきます。
ところで・・・・乳児用にペットボトルを増産したり、買占めが問題になってきていますが、隣接都市の水道は健全なのですから、行列してペットボトルを買うくらいなら、近くの町へ行って、水道水を汲んでくれば良いのではと思うのは私だけでしょうか?