2010年10月12日
連休明けて気圧の谷へ、曇りベースでやや下り坂(10月12日)

故郷長野にUターンした気象予報士Kasayan。毎朝コツコツ天気予報のリハビリ中。おきまりのテレビの天気予報に背を向けて、視聴者目線で「天気予報」をチェックします。 今日の天気予報はあたるんでしょうか? |

三連休も終わって、また平常の日々へ。
Kasayanはちょいと出かけたついでにアメダスに立ち寄ってきました。

これは、聖高原アメダス(雨量計のみ設置)。
高原にある資料館の敷地内に設置されているので、鉄条網越しの映像になっています。
よーく見ると、アメダスの向こう側に横たわるグレーの筒状のもの
・・・・これ「戦艦陸奥の41センチ主砲」なんですよね。
広島で爆沈した後に引き上げられ、ここに展示されているそうですが、戦艦陸奥の主砲をバックにしたアメダスという、なんともシュールな写真になりました。

おなじみ天気マークの天気予報。使い方次第で効果200%。「木を見て森を見ない」と言いますが、地元の天気チェックをするなら全国から。マークでエリア分けした境目の予報はアヤシイかも? |

今日の天気マーク・・・・太陽マークが目立ってはいますけど、よーく見ると、西日本は太陽が左側にある晴れベース、東日本以北は太陽が右側にある曇りベース。
「のち」どうなるか?を見ても、西日本は「晴れ」ですけど、東日本以北は「雨」。
この違いはなぜ?・・・・が今日のポイントになりそうです。

地元長野にズームイン。見るのは天気マークの予報だけ?「・・のち・・」って何時? 「所により・・」ってどこ?予報文は必読です。 |

東日本は曇りベースですが、さらに拡大してみると、関東は傘マークだらけ。
「のち 雨」マークが多くなっているので、予報文を読んでみると、雨のタイミングは夕方以降のようですが・・・・
レーダーを見ると、関東南岸では朝からそこそこの雨になっています。
もうちょっと予報文を読んでみると、曇りマークだけの東京の予報文は「朝晩 雨」、神奈川は一日を通して「所により雨」。
結局、今日の関東は南岸中心にぐずつき気味で、夕方以降北関東に雨が拡大・・・・
長野県の予報にある「所により 夕方 から 雨」もその延長線上にあるようです。
どうして?

予報の理由わかりますか?理由がわからなきゃ占いと同じ。解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。 |

東日本・北日本は二つの高気圧の間の気圧の谷というのが雲マークや傘マークの原因。
気圧の谷というと、漠然とした感じがしますけど、弱い低気圧があると思えばイイでしょう。
暖かい空気と冷たい空気がそれぞれどのように流れて、どのようにぶつかって、曇りの雲や雨雲を形成するか・・・・を考えればOK。
今日は関東沖に収束線が形成されます。
関東沖は収束線が発生しやすいところ・・・長野県付近の高い山を迂回して北風が吹けば、関東付近で合流域ができやすいのは容易に想像できますよね。

難しそうな専門天気図だって、書き込みをすれば超簡単。「天気予報の確からしさ」を調べる道具です。 |

今日日中、上空の弱い気圧の谷が東日本~東北を通過。
深い谷じゃないので、地上で低気圧が発生するということはないですけど、地上も気圧の谷になって、低気圧ほどイタズラしないけれど、そこそこ天気を悪くします。
そして、今夜、北日本を上空の気圧の谷が通過。
これもそれほど深い谷じゃありませんけど、先の上空の谷とは異なり、谷の西側には、それなりの寒気を伴っているので、暖かい空気と混ざりあおうとするパワーが強く、地上付近には低気圧や寒冷前線が発生することになります。
ですから、今夜からの北日本の雨や風はそこそこシビアなものが予想されるわけです。

12時の予想図ですけど、高気圧からは時計回りの風が吹き出し、寒冷前線の南側は南西風、北側は北西風・・・そんな流れになっていますよね。
その延長線上・・・・関東沖では南西風と南東風が収束する線ができています。
そして東日本付近では、なんとなく渦をまいているような・・・・・
低気圧になりきれない、気圧の谷の中の様子ですが、風が収束すれば上昇気流発生・・・上昇気流は雨雲発生のパワーになりますから、関東付近がぐずつき気味・・・気圧の谷が深めになる夕方にかけてぐずつきエリアは甲信越に拡大・・・という流れ。
アニメで見ると・・・・

関東付近の雨域が内陸に拡大するのがわかります。
また、北海道にかかる寒冷前線はシャープでまとまった雨になりそうですね。

天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。 |
ただ、太陽マークはオマケ程度に考えておいたほうがよいかもしれません。

コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)
2010年10月11日
体育の日は11日でも晴れの特異日?(10月11日)

故郷長野にUターンした気象予報士Kasayan。毎朝コツコツ天気予報のリハビリ中。おきまりのテレビの天気予報に背を向けて、視聴者目線で「天気予報」をチェックします。 今日の天気予報はあたるんでしょうか? |

連休最終日、体育の日の朝・・・・レーダー画像を見ると・・・

北陸から東北にかけての日本海沿岸で雨雲が散在。
これが拡大するものか?消滅するものか?ということくらいでしょうね・・・気になるとしたら・・・
昨夜、テレビの天気予報をご覧になったのなら、このブログを読み進める必要もないと思いますが、まあ・・図くらいはチラリと見て、レジャー前の確認でもしてください。

おなじみ天気マークの天気予報。使い方次第で効果200%。「木を見て森を見ない」と言いますが、地元の天気チェックをするなら全国から。マークでエリア分けした境目の予報はアヤシイかも? |

太陽マーク一発・・・ばかりではありませんけど、「のち」の天気変化がどうなるのか?をざっくり書きこむとこんな感じ。
少なくとも日中は全国的な秋晴れ!といえるだけの晴天域が広がるようです。

地元長野にズームイン。見るのは天気マークの予報だけ?「・・のち・・」って何時? 「所により・・」ってどこ?予報文は必読です。 |

レーダーで見た北陸の雨・・・予報を見る限りは回復傾向のようです。
ただ、雲は完全にとりきれないということのようですね。
一方、長野県内は、秋晴れ・・・というか、南部では26℃が予想されていますから、残暑のような晴天?
湿気は少ないでしょうから、快適な暑さでしょう。

予報の理由わかりますか?理由がわからなきゃ占いと同じ。解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。 |

秋の移動性高気圧に覆われて秋晴れ。
これだけでイイでしょう。

難しそうな専門天気図だって、書き込みをすれば超簡単。「天気予報の確からしさ」を調べる道具です。 |

秋になると天気がコロコロ変化しますが、空模様の骨格・・・上空の気圧配置が偏西風の蛇行にあわせて、谷→尾根→谷→尾根・・・と短期間に順番に変化するから。
今日は気圧の尾根の場・・・高気圧の順番になるようです。
また、尾根も南から北までしっかりしたものですから、典型的な秋晴れモードと考えてよさそうです。
そして、大陸東岸付近にある次の気圧の谷・・・かなり浅い感じがします。
今回の尾根が通過しても、次の下り坂は少なめで済むかもしれません。

北陸の雨も上がるようですね。
雲の様子などチェックしようと思えばいくらでもチェックするところはありますけど、今日は祭日体育の日・・・Kasayanもこれから善光寺まで散歩に行きますから・・・この程度で・・・・

天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。 |

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2010年10月10日
三連休の天気・・2日目は雨の回復がポイント(10月10日)

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今朝・・・なんとなく雨は止んでいるようなんだけど・・・・これから出かけちゃっても大丈夫?という方が多いでしょう。
三連休2日目の天気・・・雨の回復を中心にざくっとまとめてみました。

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東日本・北日本に傘マークが目立ちますし、「のち」回復マークも少ないので、ダメかぁ!!という感じがしますけど・・・・マークの印象だけで判断するともったいないかも?

地元長野にズームイン。見るのは天気マークの予報だけ?「・・のち・・」って何時? 「所により・・」ってどこ?予報文は必読です。 |

東日本、大雨だった太平洋岸ほど「のち」・・・太陽・・・あるいは雲マークの回復傾向マークが多くなっています。
一方、日本海側は「時々」「一時」傘マークのぐずつき傾向。
上越なんかは「のち 雨」マークまでついていますから、日本海側の回復はイマイチというところでしょう。
長野県内は、マークこそ「一時」「時々」傘マークですけど、予報文を読むぶんには、昼前に「一時」的な雨が予想されているものの、南部ほど回復傾向の内容になっています。
午前中はパラリ・・の可能性はあるものの、上のレーダーも併せ見れば、基本的に回復ということのようですね。
予報官的にはスパッと回復・・・とは言いにくい状態らしいですから、あとで計算値を詳しく見てみましょう。

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実況図と予想図の変化を見ていただいて・・・太平洋岸、日本海、それぞれの低気圧の動きがうーんと遅いというのがポイント。
当然、回復が遅いよね・・・と考えられますが、南からの湿った空気をキャッチする南岸の低気圧のコースがちょっと南よりになれば回復も比較的早めになる可能性はあると思います(北海道は別)。
予報は、安全マージンをそこそことっているのかな?という感じがするんですけど・・・・

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地上の悪天をもたらず上空の気圧の谷(赤点線)がゆっくりと東進するんですけど、今夜になっても北日本から北陸に横たわっていて、なかなか東海上に抜けません。
北日本は今日夜まで・・北陸もぐずつきが尾を引くことになりそうですが・・・実際の計算値はどうなっているんでしょう?
こうやって一応は空模様の骨格から考えられるようにしとかないと、計算値を鵜呑みにしてしまうことになるので・・・・

回復は遅めですけど、遅いのは関東東岸付近と、北陸付近。
それ以外は、比較的早めに回復と言っちゃってよさそうです。
もちろん、上で見たように、上空の気圧配置は気圧の谷ベースですから、西日本を除いて、北へいくほど完璧な秋晴れモードに入ることまでは望めないでしょうし、一時的にパラ・・・くらいは想定しておいても良いかもしれませんけど・・・・
東日本にズームしてみると・・・・

午後3時の様子ですけど、低気圧本体の雨は千葉県付近。
それ以外はとりあえず雨は回復するものの、北陸方面と長野県北部県境付近は雪雲のような低い雨雲に覆われてぐずつき傾向。
長野県北部では山沿いに出かけるなら雨の心積もりが必要。
それ以外では、上空の気圧の谷の影響のお守りに雨具は用意しても、原則曇り(ラッキーなら薄日も)、例外雨という心積もりで対応というところでしょう。

天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。 |
傘マークの印象が強いので、これにひっぱられると、はずれたじゃん・・・ということになりそうですが、予報文をきちんと読んでいれば・・・当たり・・・でイイんじゃないでしょうか?
そして、明日体育の日・・・こちらは雨の心配・・・ないでしょうね。

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2010年10月09日
三連休1日目と2日目の天気・・簡易更新(10月9日)

故郷長野にUターンした気象予報士Kasayan。毎朝コツコツ天気予報のリハビリ中。おきまりのテレビの天気予報に背を向けて、視聴者目線で「天気予報」をチェックします。 今日の天気予報はあたるんでしょうか? |
いまさら3時間も前に発表された朝の天気予報を云々するのも面倒なので、今日のブログは簡易的な更新にしておきたいと思います。
掲載した図をご覧になってから、以下のURLで最寄りのエリア予報をチェックしてみてください。
天気変化のタイミングなど、予報の意味が理解でき、安全マージンも考えられるはず・・・・だと思います。
全国天気: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
関東甲信越天気: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/207.html
長野県天気: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/322.html


ちなみに、明後日(11日)の最新の予報は午前11時以降に発表されますから、午前11時を待ってから上のURLでチェックしてください。
今朝発表の予報は昨日17時に発表された”古い”予報です。

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2010年10月08日
三連休の天気は?体育の日は何とか回復?(10月8日)

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このブログで時々ご紹介してきた長野県北部のアメダス。
今日は鬼無里アメダス(降水量のみ)。

GPSを片手に探して撮影したわけですが、正確な緯度経度で発表されていないので誤差は100m以上。
周囲400m以内に入ってから30分以上も探してようやく発見して撮影。
これで、鬼無里方面で雨が観測されたときのイメージ・・・豊かになりそうです。
(アメダスマニアっているんですけど、Kasayanは気象予報士としての能力アップのための研修みたいなものです)
さて、明日から秋の三連休。
10月10日は体育の日・・・というイメージが強かったんですけど、今年は11日なんですよね。
晴れの特異日と言われていた10月10日ですが、体育の日じゃなくなったとたん、そうでもない感じ。
今日は三連休の雨・・・を中心にまとめてみました。

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三連休に影響してくる雨・・・今日は近畿地方まで。
いつもなら、この雨のエリアが東へ進んで、西日本は回復へ・・・なんてことになるんですけど、明日は北海道を除いて全部傘マーク。
雨のエリアが移動するわけじゃなくて、明日にかけて雨のエリアが拡大するというイメージです。

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今日の雨は近畿まで。
東日本では午後から曇り・・・今日、雨はまだ降らないで済みそうです。
ただ・・明日は朝から・・・・
今日の検討はこんなもんでイイですよね。

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今回の下り坂のスタートは、沖縄付近の前線と西日本付近の弱い気圧の谷。
明日になると、弱い気圧の谷の部分に低気圧が発生して北東進。
さらに、低気圧を追いかけるように前線が北東へ進むので、雨のエリアは拡大しても、西から回復しないんですね。

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これは、上空の気圧の谷の動きが遅いから。

偏西風が大きく蛇行していて、蛇行に対応する上空の気圧の谷の動きがゆっくり。
上空の気圧の谷に対応する地上の低気圧や前線の動きも当然ゆっくりというわけです。
一番気になる連休の雨の様子からチェックしちゃいましょう。

まず、今日は西日本まで雨。
明日9日(土)、北海道を除く全域で雨模様ですが、九州方面はやや回復。
明後日10日(日)、西日本は回復へ。東日本以北は雨模様ですが、午後には回復傾向?
11日(体育の日)、とりあえず回復・・・でも東日本以北では夕方にわか雨?
これが天気の変化傾向ですから、変化のタイミング、面的な影響域は多少変化すると思います。
場所的なところは大きく修正されるような気がしませんから、タイミングが早まるのか遅くなるのか?という目で最新の天気予報をチェックされるとよいと思います。
早めになると10日は曇り・・・あるいは日差しも・・・になるところが多いかも?

21時の段階で、三重県付近まで雨が拡大。
多少早まっても、長野県以北に影響はないでしょうね。
この雨・・・結構まとまった雨になりそうですが・・・雨の原料の様子。

九州方面に雨の原料が多いことを示す青のエリアがかかっています。
これが明日にかけてもっと強まる傾向。
太平洋岸中心にまとまった雨が予想され、一時的に強い雨も考えられますから、新しい予報で大雨が伝えられていないか?チェックしてくださいね。

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当たりでしょう・・・

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2010年10月07日
秋晴れだけど明日は西から下り坂(10月7日)

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ノーベル化学賞・・日本人に決定しましたねぇ・・・
およそ30年前、日本初のノーベル化学賞は、フロンティア電子理論を考えた故福井謙一さんでした。
そのころ大学生のKasayanは理学部の化学科の学生。
当時つきあっていた同じ化学科の女の子と京都に旅行した目的は・・・「ノーベル賞の受賞講演会を聴くこと」(・・にかこつけて・・・ではなく純粋に化学に燃えて?)でした。
理科系離れが問題になっていますけど、ノーベル賞のニュースをきっかけに、現役の理科系大学生をはじめ、理科系志望の高校生も夢を持ってほしいと思います。
デートで受賞講演会に行く・・・なんて、いまどきかなり変わっていて(変人の手前かも)、ちょっとイイかもね?

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今日は全国的に晴れベース。
あまり細かい所を突きたくないのでエリア分けしませんでしたが、強いて言えば、南岸ほど雲が多そうね・・・という天気マークの並びです。

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予報文も全県で同じ晴れベース。
気温も22℃前後・・・良いシーズンになりました。
この週末の天気が気になるとは思いますが・・・・明日にはまとめてみようかな?
ところで、伊豆諸島で傘マーク・・・これが今日の天気を象徴しています。
高気圧のパワーが届かない南ほど・・・っていうヤツです。

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高気圧が北偏するとこうなる・・・・という典型ですね。
湿った空気が流れ込みやすい関東や九州では雲が多く、九州の夜・・・小雨が予想されています。

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上空の気圧の尾根=高気圧に対応・・・が北日本を支配し、上空の気圧の谷=低気圧に対応・・・が南岸を支配しています。
日本の天気傾向が北と南で分断されるわけですけど、今日は北の気圧の尾根=高気圧が優勢なので、晴れベース。
明日になると、南の気圧の谷=低気圧が優勢になって、西から下り坂。
週末への影響が気になりますね。

上空1500m付近の空気の流れを矢印にするとこんな感じ。
冷たい湿った空気が関東へ・・・暖かく湿った空気が九州へ。
この空気が収束したり、山で強制的に上昇されると雲が発生しやすいのですが・・・・

上空には昨日に引き続き寒気が居座っています。
昨日は県内をはじめ関東甲信では弱い雨がありましたが、今日も似た状況。
雨がちょっと心配・・・

ということで、降水をチェックすると日中は晴れベースでも夜になると関東甲信の山沿いで弱い雨が計算されています。
各地の予報文には「雨」という文字はありませんから、気象庁は割り引くか、予報文に書くほどの広い範囲、あるいはまとまった雨にはならないと考えているようです。

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やっぱり所により・・・を入れておいてもイイように感じるんですが・・・自衛してくださいね。

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2010年10月06日
今日もにわか雨?夕方以降はちょっと注意(10月6日)

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先日、志賀高原方面に出かけた際に、標高1400m付近にある笠岳アメダスを撮影してきました。
アメダスには風向風速や気温、日照、降水量の4要素を測定する観測地点と、降水量だけを測定するだけの地点がありますが、笠岳アメダスは降水量だけ。
例によって、大ざっぱな緯度経度だけしか公表されていませんし、笠岳アメダスは山の森の中にありますから、探し出すのはGPSを頼りにしてもかなり大変なことでしたが・・・・見つけました。

夕立のある夏場には、北信地方の中でもトップクラス数字を叩き出すこともある雨量計。
ペンション脇の斜面の上にポツンと設置されていましたが、ご覧のように周囲には結構大きな木が迫っています。
ニュースなどで○○ミリの降水!・・・などと発表される雨量は、結構こじんまりと観測されています。
信州新町アメダスの記事は: http://kasayan.naganoblog.jp/d2010-09-21.html
菅平アメダスの記事は: http://kasayan.naganoblog.jp/e370385.html

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太陽マークと雲マークの組み合わせしかありませんが、よーく見ると、日本海側は「のち 晴れ」傾向。
一方、東日本の太平洋側は「のち 曇り」マークだったり、雲マークが左側の曇りベースマーク中心。
昨日まではプチ冬型の天気分布で、日本海側のほうがぐずつき気味でしたが今日は逆転です。

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こっちでも太平洋側曇りベース、日本海側回復傾向。
この分布、どうしてなのか?
長野地方気象台発表の天気概況には「今日は、朝鮮半島付近の高気圧が日本海に移動し、北から県内を覆う見込みです。」
北から覆う・・・というところがポイントのようですが、あとでもうちょっと詳しくチェックしてみましょう。

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3個の高気圧が確かに「北から」日本を覆っています。
南側の太平洋岸は高気圧のパワーが届かず曇りベース・・・・
高気圧縁辺の北東風が関東に冷たく湿った空気を運びこんで曇りベース・・・・
上空に寒気が南下して大気不安定の雲が発生して曇りベース・・・・
色々な解説ができそうな状況です。

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短期予報解説資料というプロ用の資料を作成する予報官が、今年になって好んで使っているのが逆位相の場という言葉なんで・・・具体的に・・・

多くの場合、日本付近の上空の気圧配置は、南から北まで上空の気圧の谷なら谷の場、上空の気圧の尾根の場なら尾根の場になって、高気圧・低気圧が地上付近を交互に通過していくわけですが・・・・・
逆位相の場とは、北日本方面は気圧の尾根の場、南岸方面は気圧の谷の場になります。
今日は赤点線の谷と、青点線の尾根が、それぞれ南岸と北日本を支配していますから、日本海側や北日本は回復しても、南岸方面はイマイチということになっています。
今日も関東甲信の天気マークに傘マークはありませんけど・・・・今日もチトあやしい。

今日も-12℃の寒気が上空に停滞して大気は不安定。
引き続き地上付近が日差しで暖まったり、風が収束して上昇気流が発生したりすると雨雲発生・・・昨日ほどじゃないですけど、にわか雨の可能性があります。

どうやら今日も東日本や東北南部中心の様子。
もっとアップしてみると・・・・

夕方以降山沿い中心ににわか雨の可能性あり。
人口の多い平地では曇り程度で済むとは思うんですけど・・・雲の色が濃くなってきたら、今日は雨の可能性が十分あったんだ・・・と思い出して、早めに対応してください。

天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。 |
せめて予報文に「所により 雨」を付けてもよかったんじゃないの?という気持ちがしますから、今日の予報はちょっとアヤシそう。(雨に降られなかった人にとっては当たりですけど・・・ね)

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2010年10月05日
夕方以降の雨に注意、上空の寒気を伴う谷?(10月5日)

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今朝の衛星画像を見ると、日本海に背の低い筋状?の雲。
テレビでもおなじみ、ひまわりの赤外画像で灰色に映る雲は比較的低い雲ですが、これからの季節、日本海にはこんな雲が多くなってきます。
上空の寒気の温度が下がれば下がるほど筋状がシャープになって、日本海側では大雪になるわけですが、今朝も寒気が南下しているので、気圧配置が冬の雪雲作りの練習をしているようなものでしょう。
ちなみに、昨年は11月3日、長野県の山々の多くで初冠雪が観測されましたから、昨年並ならあと一か月もしないで雪のシーズン。
秋が本当に短いという感じがしますよね。

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冬の練習の空模様ですから、日本海側がぐずついて太平洋側は基本的に晴れ。
もっとも、本州の中でも東へ飛び出ている関東は、昨日の前線の影響が残って、回復がちょっと遅れそうです。

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日本海側の北陸に傘マークがあって、関東甲信、そして東海に太陽マークが多いという傾向はわかりますけど、関東の傘マークの理由はなんでしょう?
昨日の影響が残る千葉県や茨城県のような東岸は回復が遅れる・・・と考えればイイんですが、群馬県南部の予報に「雷」だけではなく「激しく降る」という文字までついています。
関東甲信の天気概況を読むと「午後には寒気を伴った上空の気圧の谷が東日本に接近する見込みです。」と書かれています。
長野県の「所により夕方から雨」の理由もどうやらコイツの影響のようですから、今日はこれがポイントになりそうですね。

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上空の寒気を伴った気圧の谷・・・絵で書くとこんな感じになりますが、普通の天気図じゃわかりませんよね。
上海付近の高気圧と、アニメの東側に隠れている高気圧にはさまれて日本付近はまだまだ気圧の谷・・・空気が集まって上昇気流が発生しやすい状況・・・その上空に寒気が南下してくる・・・だから大気が不安定になる・・・よって雨・・・なんてストーリーでもイイと思うんですけど・・・・・

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まずは上空の気圧の谷。
実線は等高度線といって等圧線と同じだと思ってOKですが、これがU字になっているところが上空の気圧の谷。
赤の点線が谷底ですけど、今夜日本海沿岸にやってきます。
この谷の南側では青矢印のように強い偏西風が吹いていて、日本付近で急カーブ。
谷の西側、急カーブの手前では偏西風に急ブレーキがかかるので空気は圧縮傾向・・・・地上付近では下降流・・・高気圧が発達傾向。
反対に谷の東側、急カーブの出口では偏西風の空気が解放されるので、空気は発散傾向・・・地上付近では上昇流・・・低気圧が発達傾向。
今夜の日本付近は谷の東側なので、空気は上昇気流ができやすい傾向。
そして、上空の気圧の谷が伴っている寒気の様子。

谷とピッタリ一致して、-15℃~-18℃の寒気が日本海側へ南下。
上昇気流が発生して、上空に寒気があれば・・・・大気は不安定。
雷雲も発生するでしょう。
今日のポイント・・・こんなとこでしょうか。

太平洋側は回復、日本海側はぐずつき気味で、夜になると関東甲信北部でもまとまった雨になるところがある・・・という流れ。
この様子を詳しく見ると・・・

まず日中の日本海側のぐずつき具合ですけど、日本海側の地上付近に二か所の風が集まる線(シアーライン)が形成されることが予想されています。
上空の気圧の谷が南下してくるにしたがって、このシアーラインも南下してくるようです。
続いて夜の関東甲信付近。

関東は東よりの風が北関東で収束。
収束すれば上昇気流発生・・・寒気が南下してくる夜に雷雲発生ということのようです。
隣接する長野県東部も雨の可能性大。
一方、長野県北部では冬の雪が多い地域で雨が降りやすいという傾向ですね。

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2010年10月04日
雨の一日、昼前後まとまった雨に注意(10月4日)

故郷長野にUターンした気象予報士Kasayan。毎朝コツコツ天気予報のリハビリ中。おきまりのテレビの天気予報に背を向けて、視聴者目線で「天気予報」をチェックします。 今日の天気予報はあたるんでしょうか? |

久々に超多忙の週末だったので、ブログ更新ができませんでした。
おこし頂いた方・・・申し訳ありませんでした。
ブログも仕事で書いていられたらどれだけイイかな?なんて思いますけど、1年間の天気修行のつもりで書いているブログなので、がんばらねば・・・・・
正直なところ、これだけの情報をまとめる労力は、朝のワイドショーの天気予報数本の予報を作ったり、原稿を書くより大変です。
放送事故というプレッシャーが無いのが救いですけど。

さて、雨雲だらけの東日本~北日本。
誰もが知りたいことは、この雨いつやむの?どの程度降るの?だと思いますけど・・・最近、ポイントがズレていないかな?とちょっと気になっています。
で・・・レーダーに書き込みをしておきましたけど、どうして雨の理由がわかるの?

今朝の雨は実況天気図を見ると比較的簡単に理由がわかっちゃう雨。
それぞれの理由を詳しくチェックしておくことにします。

おなじみ天気マークの天気予報。使い方次第で効果200%。「木を見て森を見ない」と言いますが、地元の天気チェックをするなら全国から。マークでエリア分けした境目の予報はアヤシイかも? |

レーダーで見た雨のエリアと傘マークが対応していて、東日本以北は傘マークだらけ。
「のち」回復マークが散在していますが、チラチラと予報文を斜め読みしてみると、回復のタイミングはどれも「夕方」以降。
雨は息をしながら、日中は降りやすい状態とおもっておいたほうが無難かも・・・・

地元長野にズームイン。見るのは天気マークの予報だけ?「・・のち・・」って何時? 「所により・・」ってどこ?予報文は必読です。 |

長野県内は午後に「雷を伴う」がついていますから、午前中くもりだったり、大した雨じゃなくても午後には一発きそうですね。
上の実況天気図からすると、寒冷前線の通過が原因のようです。

予報の理由わかりますか?理由がわからなきゃ占いと同じ。解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。 |

北海道で低気圧発生。
そして、低気圧から延びる前線の通過が今日の雨の主役ですが、寒冷前線が通過した後も、山陰を中心とした日本海側では今夜以降、再びぐずつき気味。
シアーライン(風の収束線)による雨雲の発生が予想されています。
こっちは、普通の予想天気図ではわかりにくいですね。

難しそうな専門天気図だって、書き込みをすれば超簡単。「天気予報の確からしさ」を調べる道具です。 |

いきなり雨のアニメから。
上の天気図のアニメを良く見ると、関東付近で寒冷前線が「く」の字に折れ曲がっていますが、この部分(キンク部)で降水が活発になっていることがわかります。
天気図では解析されていない弱い低気圧があるため、雨雲が活発になっているわけですが、この部分が通過するタイミングで一時的にドバッという雨が予想されます。
もうちょっと詳しく見てみましょう。

関東付近のキンク部に南から風が流れ込んでいますが、この流れが雨の原料を運びこむ空気の流れ。
この計算値では「L」の文字がついていて、低圧部が計算されています。
この「L」は長野県も通過しますから、このタイミングが要注意。
もっと拡大してみると・・・・

これは14時の計算値ですが、すでに前線上のキンク部は通過して、関東地方へ。
逆算すると昼前後が長野県のピークになるようです。
最後は雨の量を雨の原料の状態からチェックしてみます。

南風にのって太平洋から342Kという、雨の原料としては十分な空気がキンク部に流れ込む予想になっています。
長時間は降りそうもありませんが、降るタイミングではかなりまとまった降水量になると思います。
ただ、予想天気図にアニメに書きこんでおいたように、西日本の日本海側から北陸にかけては、いったん回復するものの今夜から明日にかけてぐずつき気味。

これは上空5700m付近の天気図ですけど、今日日中、上空の気圧の谷が通過して、一連の天気のシナリオを押し進めるわけですけど、今夜以降、再び上空の気圧の谷がやってきます。
これが原因。
上空の偏西風が主流から切り離されて日本海で渦を巻いているので、天気変化がゆっくりになっているわけです。
上空の谷に一番深いところは、どちらかといえば日本の西側。
谷に東側の偏西風は南西の流れになっているので、南の暖かい空気を運びこむ傾向。
だから、今日明日、南岸では雨が降っても気温は高めに推移します。
この一連のシナリオが終了すると、日本付近は谷の西側になって、南下する寒気の影響を受けるようになりますから、そうなったら気温はまた下がる・・・ということになります。

天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。 |
計算値を見る限り、午後3時前後にはほぼ回復・・・のようですから、今日の天気予報は当たりということでイイと思います。
これ以上チェックしても重箱のスミを突き破るようなもんですから。

コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)
2010年09月30日
雨模様の一日・・・残念ながら簡易更新版(9月30日)

故郷長野にUターンした気象予報士Kasayan。毎朝コツコツ天気予報のリハビリ中。おきまりのテレビの天気予報に背を向けて、視聴者目線で「天気予報」をチェックします。 今日の天気予報はあたるんでしょうか? |

今朝は多忙につき、図に書き込みしたり、コメントを書く時間がりません。
図やアニメを掲載しておきますから、いつもの流れで・・・・ご自分で天気チェックしてみてください。
今日は雨模様で肌寒くなりそうですね・・・・・



おなじみ天気マークの天気予報。使い方次第で効果200%。「木を見て森を見ない」と言いますが、地元の天気チェックをするなら全国から。マークでエリア分けした境目の予報はアヤシイかも? |



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難しそうな専門天気図だって、書き込みをすれば超簡単。「天気予報の確からしさ」を調べる道具です。 |




天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。 |

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(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)