2010年12月30日

年末寒波寒波の一考察(12月30日)


 年末年始の大荒れの天気が伝えられていますが・・・・・

 例によってKasayanの備忘録・・・のようなひとりごと・・・








 西高東低の気圧配置・・・冬型っていいますけど・・・男・女といっても、美人からそうでない人?まで様々であるように・・・冬型の気圧配置も様々です。

 昨年末から今年にかけての年末年始寒波は、どちらかといえば「南西高・北東低」というようなカタチ。

 一方、今回の年末寒波は、ズバリ「西高・東低」のカタチ。
 さらに、高気圧と低気圧の中心を結んだ東西の軸・・・・多くは緯度にして、東北北部~北海道にあるもんなんですが、今回は東北南部付近・・・という南の位置。

 これが、雪の降り方にどう影響するか?
 昨年とは違った降り方が考えられますから、県内でも、昨年より多く降り場所・・・そうでもない場所が出てくる可能性があります。








 上空5500m付近・・・テレビの天気予報では、この高度の気温(寒気とか冬将軍なんて表現をしてますよね)を表示したりしますけど・・・Kasayanは風の様子に着目。
 特に風が強い場所を強風軸といいますけど、その場所が日本の南海上にあるのが、今回の寒波の特徴。

 強い寒気がこの強風軸の位置まで南下するというワケですけど、そのために、大晦日の夜、県内上空では非常に珍しい北東風が吹きます。
 これが雪の降り方にどのように影響してくるか?・・・直前にもっと考察したいところです。

 そして・・・特に北アルプスなどの高い山・・・毎年年末年始登山をしている人にとっては、異例の風向で風が吹いていると感じられるかもしれません。
 ・・・・異例・・・となると心配されるのが・・・冬山の遭難

 何事も無く、穏やかな新年を迎えたいですね。
 
  


Posted by kasayan at 03:05Comments(0)雑記