2011年07月22日
台風6号の影響継続、気温は徐々に上昇(7月22日)
先週の三連休前から始まった台風6号の影響・・・・一週間を経て、次の週末がやってきたのにまだまだ日本に影響を与え続けています。
この週末はどうなの?

ご存じのように、台風6号は日本の東海上をゆっくりと北上中。
GSMという気象庁予報の中核をなす数値予報の計算結果では、明日以降台風が少し発達する傾向を示しています。
右下の書き込みのように、予報官は発達傾向を下方修正しているようですが、仮に現在の陸地との距離を九州や四国沖に置き換えてみると、海の遊びどころではない状態でしょうから、引き続き警戒が必要という状態にかわりはありません。
MSMという計算値で今日の雨の様子も見てみましょう。

この台風・・・四国を中心とした西日本に大雨をもたらしましたが、上陸とともに台風の東側陸上でたっぷりと雨を降らせたため、台風の西側の雨雲は少なくなっていました。
しかし、海上に出てからは西側にも雨雲が流れ込み、降水の様子だけは再びいっぱしの台風の形を整えつつあります(衛星画像で見る台風はかなり崩れていますけど)。
ということは・・・風や波も相変わらず要警戒状態。


伊豆諸島方面を中心に引き続き強風が吹き荒れ大しけの状態。
東日本太平洋岸の波高は明日になっても3m以上。
気象庁の予報官は、東北地方沿岸の波の高さの計算値を上方修正すべきと判断しています。
すべては台風がノロノロ運転しているというのが最大の原因ですが・・・・

昨日までは、多少なりとも、北海道の北にある上空の低気圧縁辺の流れに乗って多少は足早に進むのではないか?という期待もありましたが、台風6号・・・完全に上空の動く歩道?(強い流れ)に間に合わなかったようです。
しばらくは太平洋高気圧縁辺の弱い流れに流されつつ、台風自身の力でゆっくりと北上せざるを得ない状態になりました(一昨日・昨日の記事参照)。
さて、台風はこれくらいにして、今日の天気をざっくりとチェック。


基本的に全国的に晴れですけど、西日本はちょっと雲が多め。
日本海側の空気と太平洋側の空気・・・気温や含む水の量が少々異なる空気が西日本付近でぶつかる傾向(。
雲が多めで局地的に弱い雨が降るかもしれません。
あと・・・涼しかった気温・・・東日本は今日いっぱい過ごしやすさが残ると思いますけど、上空の寒気(冷気といったほうがイイかも)は徐々に北上傾向(昨日の記事中の図参照)。
明日以降は暑さが戻ってきそうですから、今日の爽やかな夏空を満喫したいところです。
話は変わりますが、ヨットオタクのKasayan・・・
台風がやってくると日本各地を長距離航海しているヨットのことを考えてしまいます。
さすがに、今年は三陸付近を南下するヨットは少ないと思いますが、ノロノロの台風6号に多くのヨットが長期間の足止めをくらったことでしょう。
Kasayanも台風を避けるため、八戸に20日以上も足止めをくらったことがあるのですが、艇長の頭の中は台風と今後の航海計画が錯綜していることと思います。
ヨットの旅は、まさに待てば海路の日和あり・・・・足止めに腐らず、日和待ちを楽しんでほしいと思います。
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(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)
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Posted by kasayan at 06:03│Comments(0)
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