2010年02月03日
善光寺節分会の雪は謎の雪(2月3日)
今日、長野市内では早朝を除いて日中は降水が1ミリも観測されませんでした。
ウソォ!!と思われるかもしれませんが・・・・・

午前8時に0.5ミリ観測されただけ・・・朝の雪ですね・・・・。
市内では午後を中心にしっかり雪は降りましたけど、気象台の雨量計では観測できなかったようです。

今朝の記事で、県内の降雪は雪雲を流す風の強さ次第と書きましたが、今日の風は午後になって若干風が強まったもののイマイチ。
このため計算値より降水量は少なめになったようです。

そして・・・結局、朝を除いて長野市の平地では「日中観測された積雪」はゼロでした。

実は、今朝の記事で今日の長野市内の降雪量を予想してみたんですが・・・・・日中の積雪に関しては全くの大ハズレでした。(簡易的な計算の方法は今朝の記事に書いてあります)
この点、早朝の長野市内の雪については・・・降水量0.5ミリの観測値で、積雪が2センチでした。
降水量が少なめに観測されていると考え、仮に降水量が1ミリだったとすれば、積雪2センチという観測値は、この時間の気温-3℃の雪水比約2.0(今朝の記事に書いてあります)で計算した降雪量とピッタリ合致しています。
とすれば、日中の気温が予想最高気温の0℃まで上昇したとしても、雪水比1.0を日中のトータルの予想降水量に乗じれば、たとえ大ざっぱでもトータルの降雪量が算出されるはず・・・・とアサハカにも考えたんですが・・・・・
ハズレの原因は、市内の降水量が計算値よりはるかに少なかったから・・・・と考えるべきなのか?
確かに、気象台の予報も11時に若干変更されて雪のトーンは下がっていたんですけど・・・それでも積雪ゼロの理由としてはちょっと腑に落ちません(国道事務所のHPで見た路面温度は高めだったので道路に積もらなかった理由はわかるのですが)。

気温も順調に下がっていたし・・・・・・
一日の総降水量と最高気温を使ったドンブリ計算じゃなくて、キチンと時間単位で計算した後に積算すべきなんでしょうね。
また、降水量が少ない場合の雪水比についても勉強が足りなかったようです。
面白半分と自分の雪かき用に計算してみたのですが、またまた悩ましくも面白そうな課題ができてしまいました。

日中、何十年かぶりに駆け足で善光寺の節分会を見に行ったのですが、ついでに近所の長野地方気象台の積雪深計を見てきました。
露場の枯れた芝生の上に落ちてくる雪は、すぐに融けて無くなっていました。

また、雨量計の上に落ちてくる雪・・・・頼りなげな感じでした。

まだ、明日にかけて雪が予想されています。
大雪注意報が出ていますから、今日日中積もらなかったからといって安心しないでくださいね。
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Posted by kasayan at 18:32│Comments(0)
│雑記