台風一過の晴天にならない?ぐずつきの日曜日(10月31日)
故郷長野にUターンした気象予報士Kasayan。毎朝コツコツ天気予報のリハビリ中。おきまりのテレビの天気予報に背を向けて、視聴者目線で「天気予報」をチェックします。
今日の天気予報はあたるんでしょうか?
今朝のレーダー画像・・・
西日本中心に雨雲が散在していて、
東海や長野県付近にも小さな雨雲が観測されています。
東北にも所々に雨雲があって、
台風一過のスカッとした晴天・・・にはなっていません。
なんで???という理由が、空模様の解説のポイントになると思います。
・・・ところで、
11月3日で、ブログを書きはじめてちょうど一年。
長野にUターンしてきたので、
長野の天気に慣れること、そして日々の天気チェックと解説の世界から少々遠ざかっていたので、久々の
リハビリを兼ねて書いてきたブログですが、
毎朝の修行の日々から解放されようかと思っています。
したがって、毎朝、天気を解説するような・・・独り言のような・・・
こういったスタイルのブログの執筆は11月2日をもって終了するつもりですが、何かしら天気チェックのワンポイントは書き続けたいと考えています。
日々、このブログをご覧いただいている方もいらっしゃるようですので、よろしければコメント欄かメールで、
”今後、こんな情報が欲しいな・・”なんてことがありましたら、お伝えいただけると幸いです。
せっかくブログを書くのであれば、
読んでくださる方のお役に立ちたいですから・・・・
おなじみ天気マークの天気予報。使い方次第で効果200%。「木を見て森を見ない」と言いますが、地元の天気チェックをするなら全国から。マークでエリア分けした境目の予報はアヤシイかも?
台風が通過したというのに、西と北を除いて傘マークばかり。
ほとんどの傘マークが「のち 雨」マークになっていますから、
レーダーで見た雨雲が夜にかけてしっかりして移動してくることが想像できます。
どうしてなんでしょう?また、雨雲はどれだけしっかりして頭上にやってくるんでしょうか?
地元長野にズームイン。見るのは天気マークの予報だけ?「・・のち・・」って何時? 「所により・・」ってどこ?予報文は必読です。
東日本は全部
「のち 雨」マーク。
「のち」のタイミングは?・・・ということで予報文を読むと、
愛知県や富山県は「夕方から」ですが、それ以外は「夜」。
日中はくもりベースということですが、レーダーを見る限り、
ただのくもりで済むような気がしませんよね?
ぐずつき気味のくもりとしても、どの程度ぐずついて、夜にかけて雨が強まるんでしょうか?
予報の理由わかりますか?理由がわからなきゃ占いと同じ。解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
今日のぐずつきの原因・・・台風が通過しても、
日本付近が気圧の谷にあたるから・・・というのが理由のようです。
また、「のち 雨」マークが多く、夜にかけて雨ベースになるのは、
気圧の谷が深まって、日本海と太平洋に低気圧が発生するから・・・ということのようです。
まあ、
気圧の谷がやってきてくれたおかげで、台風を流す偏西風が南岸に吹いて、台風をサッサと追いやってくれたわけですから、日曜日・・・台風一過の晴天にならないとしても、諦めるしかないか・・・という気もします。
難しそうな専門天気図だって、書き込みをすれば超簡単。「天気予報の確からしさ」を調べる道具です。
気圧の谷の様子
日本付近が気圧の谷・・・といっても、なんだか漠然としているので、
地上気圧配置の骨格・・・上空の天気図をチェックしてみましょう。
九州の西の上空には等高度線(等圧線と同じ)が凹・・・U字になっている・・・部分があって、これが
上空の気圧の谷。
朝鮮半島付近に上空の低気圧があります。
この
谷の南側には赤矢印で示したように、
強い風の流れ(偏西風)があって、
谷の東側では暖気が北上・・・西側では寒気が南下してきます。
寒気と暖気がまじりあう場所・・・そして偏西風が急カーブする場所・・・川の蛇行する場所のように、
地上付近には渦・・・低気圧が発生して・・・雨模様になります。
また、
寒気と暖気がぶつかれば
前線も活発に。
上空の気圧の谷の南側の
偏西風に沿って、前線が活発化。
前線の南側の
暖かく湿った空気が、発生しつつある低気圧付近で特に急激に上昇して、
雨雲が活発化。
南岸を中心に、まとまった雨になりそう・・・ということです。
今日の雨
で・・・
今日の雨はどうなるのよ?
いつものアニメで見ると、
低気圧が発生するに従って雨域もしっかりしてくる様子、そして
雨域が北東進する様子がよくわかります。
また、
東日本や東北が「のち 雨」マークであっても、
日中、そこそこぐずつくんじゃないか?という感じがします。
東日本を拡大して見ると・・・・
昼頃から、南西方向から雨雲が流れ込み、時々パラリ・・・というぐずつき傾向が予想されます。
先に見た
レーダーと併せて考えると、ちょっと悪目に考えて雨具の準備をしておいたほうが無難かもしれません。
降水確率は低めですけど・・・・・
天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。
今日の長野県の予報・・・上に書いたように、
昼前後からパラリの可能性があります。
そもそも、
朝の段階で、パラリ・・になっている所もありますから。
「所により・・・」を入れても良かったのでは?という気もします。
南西方向にちょっとアヤシイ雲が現れたら・・・要注意・・・ですね。
コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)
にてどうぞ。
可能な限り返信いたします。
(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)
関連記事