台風情報:台風14号予想進路とお役立ちリンク(10月30日)

kasayan

2010年10月30日 07:08




  故郷長野にUターンした気象予報士Kasayan。毎朝コツコツ天気予報のリハビリ中。おきまりのテレビの天気予報に背を向けて、視聴者目線で「天気予報」をチェックします。
 今日の天気予報はあたるんでしょうか?



 今日(30日)は、九州や北海道を除いて、台風モード。

 台風が通過するときは、時々刻々と状況が変化します。
 また、時々刻々と変化した状況に対応して、今後の対応にも修正をかける必要があります。

 したがって、常に新鮮な実況と、それにもとづく新しい予測に接する必要がありますから、追記や更新があるとしても、書きっぱなしが原則になるブログは、速報性を趣旨とする台風の”予測”をまとめるものとしては不適切です。

 そこで、今日は、今朝の段階の情報をまとめるとともに、その情報の入手方法や読み方などを中心にまとめてみたいと思います。
 そうすれば、台風用に新しい情報を入手するためのリンク集として、この記事を使うことができますから・・・・





  おなじみ天気マークの天気予報使い方次第で効果200%。「木を見て森を見ない」と言いますが、地元の天気チェックをするなら全国から。マークでエリア分けした境目の予報はアヤシイかも?


 今日、天気マークに傘が付いている所が、台風の雨雲がかかるエリアと考えても良いでしょう。
 天気マークの予報は、原則として、午前5時、午前11時、午後5時の3回発表され、必要に応じて例外的に、随時更新されます。
 台風のコースが変化した場合、予報も訂正される可能性がありますから、以下のURLでアップデートしてください。

  気象庁天気予報: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/





  地元長野にズームイン。見るのは天気マークの予報だけ?「・・のち・・」って何時? 「所により・・」ってどこ?予報文は必読です。


 東日本の天気予報も同様、台風のコース次第で随時訂正される可能性がありますから、必要に応じて、アップデートしてください。

 気象庁天気予報http://www.jma.go.jp/jp/yoho/207.html

  図中の最寄りの地域をクリックすると、書き込みと同様の予報文を読むことができます。
 予報文には、風について「やや強く」とか「非常に強く」などと書かれていますが、厳格な定義にしたがって書かれていますから、風速を知るための目安に使いましょう




 また、雨についても「激しく」「非常に激しく」などという用語が使われていますから、雨量を知る目安にしてください。








  予報の理由わかりますか?理由がわからなきゃ占いと同じ。解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
 通常の予想図は午後9時の予想気圧配置を示しているだけですから、あまり役に立ちません。
基本は台風の予想進路図を使います。

 気象庁予想進路図: http://www.jma.go.jp/jp/typh/101424.html

 気象庁の予想進路図を参考にしながらも、気になる方はアメリカ軍の予想進路図なども見比べるとよいでしょう。



 米軍予想進路図: https://www.fnmoc.navy.mil/public/





  難しそうな専門天気図だって、書き込みをすれば超簡単「天気予報の確からしさ」を調べる道具です。


 台風で起こるかもしれない?こと・・・
 まずは、気になる雨と風・・・
 全体をアニメで・・・



 そして、東日本中心に・・・・



 さらに、長野県や関東に最も影響が出そうな午後3時頃の様子。



 反時計回りに台風に風が吹き込むのが原則ですけど、関東平野から山岳地帯の甲信地方に風が流れ込む際、例外的に複雑な風向に変化して、長野県北部では南風が予想されています(予報文も同様)。
 風が山にぶつかって迂回・・・盆地に沿って流れる・・・盆地が狭まるところで風速が強まる・・・などと考えると、どのような風が吹くのか?見えてくると思います。
 この情報は無料で入手できませんが、ソースの同じ情報は以下のURLで入手できるので参考までにご紹介しておきますので、情報の発表時間を気にしながら使ってみてください。

 WeatherReport社HP
    http://www.weather-report.jp/com/professional/msm/kosui/japan.html
(注:このような図を紹介すると、気象庁発表の予報を無視してこちらを優先して考えてしまう方が多いのですが、あくまでコンピューターの生データ。予報官は、当然これらの情報を見ながら、実況や過去の計算値も考慮して予報を作成しています。ですから、予報を具体的にイメージするための道具としてこのような図を使うべき。生データを優先させてしまうのは本末転倒です)

 そして、沿岸の波と風
 今回の台風は東日本沿岸に影響を与えるので・・・・



 この予想図は、一日何回も発表されるものではありませんけど、今後の必要なら、以下のURLで入手できます。
 サーフィンや、ヨットなど、マリンスポーツをするのなら、上手く付き合いたい図ですね。

 北海道放送HP: http://www.hbc.co.jp/pro-weather/

 


 台風で起こっていること・・・
 直接影響して恐怖心を与えるものの代表は、強風でしょう。
 基本的には、アメダスの風向・風速のデータで確認します。



 まず、強い風が最寄りのエリアまでどのくらい迫っているのか?強まるのか?弱まるのか?を数時間前までさかのぼってチェックします。
 また、台風に反時計回りに風が吹き込むのが原則である・・・ということを意識しながら、例外的にどのような風向になっているのか?を、地形を意識しながら傾向として読みとることが大切です。
 そして、対策すべき(遅い場合は諦めますが)風向はどうなるのか?を考えます。

 アメダス風向風速URL: http://www.jma.go.jp/jp/amedas/000.html?elementCode=1

 ただ、陸上の風向や風速は、地形や陸地の摩擦の影響を受けます。
 沿岸の正確な風の様子を知りたければ、海上保安庁の通報をチェック。
 台風の位置によって、教科書通りに風向や風速が変化するので、台風位置の推定にも使える便利な情報です。
 図中のリンクをたどれば、全国の沿岸の風や波浪の様子を知ることが可能です。



 保安庁気象情報: http://www6.kaiho.mlit.go.jp/shimizu/kisyou/index.htm

  あとは、レーダー、衛星画像・・・おなじみのところですね。
 基本は気象庁HPを利用しつつ、他のお気に入りのサイトを使ってチェックしましょう。

 気象庁HP: http://www.jma.go.jp/jp/gms/





  天気予報は確率論。ハズレるとしたらどうなるの?失敗しない方法を考えます。
 もちろん、今日は天気予報の当たりはずれ云々は自粛モード。

 台風の文章での情報は以下でチェックしましょう。
 ニュースでは、文章を要約してアナ読み原稿にしますから、原本でチェックするのが吉です。

 気象庁台風情報: http://www.jma.go.jp/jp/typh/typh_text.html

 長野地方気象台発表情報: http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/322_index.html

 今日も必要に応じて追記したりtwitterに書きこみます




 コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。



(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)

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