天気予報は当たるのか?(4月26日)
故郷長野の帰ってきた気象予報士Kasayan。おきまりのテレビの天気予報とはちょっと異なる視聴者の視点から、今日の天気予報をチェックしています。今日の天気予報は当たるんでしょうか?
1、今日の一言
テレビで見る
週間予報・・・とりあえず今日
午前11時に発表される最新の週間予報は5月3日まで。
http://www.jma.go.jp/jp/week/
(朝のテレビの天気予報で放送している週間予報は前日発表の古い予報ですよ!)
その先・・・
ゴールデンウィーク、長い人は9日までお休みという方もいらっしゃるでしょう。
となると、
ずっと先までの天気予報を知りたい・・・そうでなきゃ計画が立てられない・・とお考えの方もいらっしゃるはずです。
そこで、このブログでは、一週間以上先の天気図を表示できるサイトをご紹介しましたが、天気図から天気を考えるのは難しい・・・メンドウ・・という方もいらっしゃるはずです。
そこで・・・・・なんと連休後半の
5月10日までの天気マークや予想気温が「表示される」サイトをご紹介します。
(画像をクリック)
表示されるマーク上の
Days6-10とDays11-15をクリックするとあら不思議?
遠くにお出かけなら、
他の地域の予報も表示されますから、いじり倒してみてください。
もっとも・・・・・
計算上は未来の天気をはじき出すことができるわけですが、信頼に値するのは日本の気象庁が発表している一週間先まで。
「週間予報は当たらねーよ」なんて言う人も多いですけど、それよりずっと先の天気がどれだけあてにならないかは想像できますよね?
「晴れのち曇り」「曇りのち雨」「雨のちくもり」というように並んだ予報が12時間
ズレると「晴れ」「曇り」「雨」「曇り」になってしまうわけです。
計画を立てるにあたって、エイヤッと決めるよりマシ・・・・あくまで参考に!ということでご紹介しておきます。
2、全国の予報
テレビやネットでご存じの天気マークの天気予報。使い方次第で何倍にも役立てることができますよ。まずは全国の予報から。「木を見て森を見ない」などと言いますが、天気予報も頭上の天気だけを気にしていてもダメ。
天気の変化は他県からやってきます。
テレビの天気予報では、
「晴れる所が多いでしょう」とか、
「九州方面を除いて」とか
「西から下り坂」というコメントが聴かれそうな天気分布。
傘マークが目立つ九州方面、福岡の予報文を読んでみると・・・「くもり 夜 雨」・・・
日中は下り坂を落ちない?感じです。
3、長野県の予報
長野にズーム。見るのは天気マークの天気予報だけ?
「・・のち・・」って何時でしょう? 「所により・・」はマークだけじゃわかりません。
県内全域
「晴れ 夜 くもり」。
気温も
16℃前後。
今日も春の晴天・・・長野では一番いい季節ですねぇ・・・・
今朝の
長野県の概況は
「今日は、北日本に中心をもつ高気圧に覆われますが、西日本には気圧の谷が近づく見込みです。このため、晴れますが、夜は曇るでしょう。」なんて書かれています。
なんだか今日のお天気放談・・・こだれけでイイんじゃないの?という気になってしまいます。
4、一般的な天気図の評
どんな理由でその予報は作られたんでしょうか?理由がわからなければ占いと同じ?テレビの解説は「天気予報の確からしさ」を知るための道具です。
アニメを作ってみましたけど、
まさに長野県の概況のようになってしまいました。
じゃ他県の概況は?
福岡県の概況は・・「九州北部地方の26日は、気圧の谷の影響により曇りで、昼過ぎからは雨
となる所があるでしょう。」ですから、似たようなもんですね。
5、今日の天気予報は当たるのか?
100%じゃない天気予報。もしハズレるとしたらどうなるんでしょうか?
予報のハズレで失敗しない方法を考えます。
今日の長野県の予報・・・ここまで見みきただけで・・・・ガチンコ・・・・はずれる要素を考えるのは無意味な感じもしますが・・・一応、
状況を概観しておかねば・・・
専門の天気図で、今日の
気圧配置の変化傾向と西から下り坂になる様子をチェック。
青の点線が
「ぐずつく」エリアの境目、
青く塗った部分が
「雨降りと感じる」エリア。
とりあえず今日中にはぐずつく程度までしか下り坂になりません。
それも九州方面ですから、
長野県は問題なさそうですね。
そして下り坂・・・次の
気圧の谷にパワーを与える南からの湿った空気の様子。
オレンジで塗った
湿った暖かい空気が九州の西側にどんどん流れ込み始めています。
こいつが
明日にかけてますます強くなって、
西日本南岸に強い雨を降らせる可能性が高くなっています。
上で見た「雨」のエリアと対応してますよね。
でも・・・・
今日はまだ大丈夫。
最後に・・・今日は暖かくなるようですから、
昨日まで朝の冷え込みをもたらした寒気がどうなったか?を確認しておくと・・・・
どうやら、
北海道を除いて冬の寒気は抜けたといってよいようです。
でも・・・・・
今夜朝鮮半島付近に、
再び-30℃以下の冬の寒気のカタマリが進んでくるのがわかります。
今までの寒気は上空の気圧の谷の流れに沿うカタチで南下してきていましたが(カタマリにはなっていましたけど)、今回の寒気はブチッと寒気がカタマリになって、
独立性?が強まっています。
寒気のカタマリがふわふわと風船のようにやってくるというイメージ。
寒気のカタマリは
寒冷渦といって、ゴールデンウィークには決まってやってくるのですが、
特に強いのが今回の特徴。
日本を横断するようなことはなさそうですが、
明日以降、日本の天気に結構イタズラをしそうです。
詳しくは明日のブログでまとめてみたいと思います。
ということで・・・・・今さらですけど、
今日の県内の予報・・・当たりですよね。
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kasayangw@yahoo.co.jp
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可能な限り返信いたします。
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