今朝(8日)午前5時気象庁発表の
全国の予報です。
これ、
気象庁のHP(クリック)で見ることができます。
九州方面に太陽マークは見えませんけど、ほかは太陽マークあり。
もっとよく見てみると、書き込みのような
エリア分けができます。
天気予報番組でよく耳にする
西から天気は下り坂っていう感じ。
次に長野県周辺の天気をクローズアップしてみましょう。
気象庁のHPなら、予報画面の
長野県あたりをクリックするだけでOKです。
あれ?・・・
長野県だけ太陽マーク一発!ですが、周辺の県の予報には曇りマークが散在しています。
「晴れのち曇り」や「晴れ時々曇り」のマークですよね。。
なんだか、
長野地方気象台・・へそ曲がりなんじゃねーの?
なんて感じがしますよねぇ・・・・
なんか
あやしい感じの予報ですから簡単に
理由をチェックしてみることにしましょう。
これ、今朝
午前3時の実況天気図。
実際に観測されたデータにもとづいた
気圧配置のスケッチです。
高気圧の範囲を色塗りしてみると、高気圧の範囲と予報の天気マークがうまく対応しているように見えます。
理科の教科書どおり、「
高気圧の範囲は晴れ」っていう感じですね。
ついでに、
気象衛星の画像(クリック)も見てみます。
アニメーションで動かしてみると、
西から雲がジワジワと接近中。
高気圧の範囲内は基本的に晴れエリアですけど、細切れの雲がかかっていますから、「晴れ時々曇り」が支配的という感じがします。
あれ、
長野県にも薄い雲がかかってる・・・・
レーダー(クリック)でさらにチェックすると・・・長野県内の雲は雨雲じゃなくて雨を降らせない上空の高い雲。
とりあえずホッ。
それじゃ・・・これから今夜にかけてお天気はどうなるの?ということで、
今夜9時の予想天気図。
東へ移動する高気圧のしっぽ?は近畿地方まですすんで、西日本は高気圧の外へ。
北海道も北から前線がおりてきて、下り坂っていう感じ。
九州方面の予報が曇りベース、北海道の予報が「晴れのち曇り」になっている理由が一目瞭然です。
そして、
長野県は?
全国の中でも最も
高気圧の真ん中にいることがわかります。
ガチンコ晴れエリア?
そこで、本当に晴れエリアでいいのか?を確認するために、気象庁の
天気分布予報(クリック)をチェック。
一日を通して長野県だけが雲のエリアからはずれていますが、周辺のエリアは曇りの時間帯がそれなりにあるようです。
・・・これじゃ晴れ一発の予報を出したくなりますよね。
もっとも・・・・
もしハズレるとしても、晴れの予報が曇りになる程度。
強気に予報を出したって影響はたいしたことはありませんよね。
今日は、気象庁のHPにある情報だけで遊んでみました。
どうです?結構楽しめませんか?
天気予報のチェック方法?を別カテゴリー(ココ)で連載しています。
天気予報のチェックの裏技教えます・・・・