台風情報?盆休みの週間予報について
台風4号が日本海を北上しそうなので、
台風のコース次第で、週間予報も変化・・・・・というコメントが天気予報番組の中でチラホラ聞かれるようになったと思います。
盆休みも始まった方・・・これから盆休みという方・・・
台風の発生で週間予報が気になって仕方がないという方もいらっしゃるでしょうから・・・・Kasayanが予想するのではなく・・・
気象庁がどんなことを考えて週間予報を出しているのか?ということをまとめておきました。
週間予報を作るにあたって、使っている天気図をザクッと見ておきましょう。
天気予報の業界では、通称「六コマ」と呼ばれる
週間の天気図と、
週間予報予報解説資料という気象庁発表の文字情報の抜粋です(六コマの
網かけ部分は降水の可能性が高いと思ってください)。
代表的な地点4ヶ所(長野はKasayanの独断で代表的にしましたけど)の、本日11時発表の
週間予報のマークを書きこんでおきました。
前線は、テキトーにKasayanが書きこんだものですから、他の見解は当然にアリです。
いずれにせよ、
台風が完全に抜ける13日までは不安定な雨の可能性大。
台風に吹き込む湿った南風の影響で(このフレーズ、天気予報でたくさん聞かれると思います)、
短時間強雨・・・ようは、ドバッと降ってはカッと太陽が照る・・・というような天気の可能性アリということになりそうです(今朝の記事のアニメ参照)。
13日以降、西日本中心に回復傾向ですけど、
北日本は前線の影響でイマイチ。
特にどのあたりでまとまった雨?という点については、毎朝(夜の予報は変化する可能性があるので)
こまめにチェックするしかなさそうです。
あと・・・・南風の影響で、北陸方面や山陰方面、
フェーン現象の猛暑もあるかな?
もうちょっと
大きな傾向を見ると・・・・
13日までは、太平洋高気圧のコアの部分が東海上で待機状態。
14日以降、日本の南岸を西日本方面に張り出す・・・でも・・・・
北日本方面は
上空の気圧の谷がやってくるので(地上の前線と対応)、
イマイチ回復しきらない・・・という傾向になりそうです。
せっかく記事を更新するので、
台風の予想進路図。
台風予想は、気象庁が独占して行うというのが、気象業務法という法律に書かれていて、実況は独自で発表してもイイんだ!とか、色々解釈があって昨年は
民間気象会社と気象庁の間でトラブルもあったくらいです。
気象業務法の趣旨・・・「災害の予防、交通の安全の確保、産業の興隆等公共の福祉の増進に寄与」(第1条)から解釈すると、実況も含まなければ公共の福祉の増進を図れないなどという意見もあるでしょう・・・・
こんなブログなんで、何を書こうが公共の福祉とはあまり関係ないはずですが・・・・気象予報士界という業界があるのなら、台風マニアの予報士がいるので、そうでない
Kasayanは、この程度にとどめておきます。
気象庁発表の進路図と比較するために、
米軍の予想進路図。
コース的にも、速度的にも
気象庁とほぼ同じですね。
今朝の計算値より若干北よりを通過する傾向になっていますけど、反対に南よりに変化する可能性もあります。
明日、明後日と、コマメにチェックするのが吉ですね。
あんまり役に立たない情報だった?・・・のなら、ゴメンナサイ。
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(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNIより使用許諾を得ています)
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