善光寺40年前(番外編)
ずっとずっと
気になっていても行けなかった場所というものがあります。
今日も引き続き善光寺40年前番外編。
善光寺の裏山・・・
地附山。
かつて
旧長野市街地に最も近いスキー場が地附山山頂のスキー場。
善光寺裏、桜坂の上から
善光寺ロープウェーに乗り、山頂駅にたどり着いて徒歩数分。
雪の少ない地附山にあって、山頂北側の雪の溶けにくい緩やかな斜面は、
飯綱山を望む子供向けのゲレンデでした。
小学生の私が持っていたスキー靴は、靴ひものある皮製。
ゴム長靴を皮ベルトでスキーにくくりつけるスキーが多かった時代の自慢の一品。
そのスキー靴をはいて本格的なスキーデビューをしたのがここでした。
ゲレンデにリフトは存在せず、
モーターで動くロープにつかまった人を引き上げる方式。
必死にロープにつかまるのですが、
バランスを崩すとのけ反って転ぶのが難点。
一人が転ぶとドミノ倒しのごとく後ろの人も・・・・
小学校高学年になった私は、このスキー場では物足りず、
飯綱スキー場へ。
しばらくここに足を運ばないでいるうちに、いつの間にかスキー場は
廃止になっていました。
モーターやロープをささえていた
滑車は、40年の歳月を重ね、
雑木の生えたゲレンデの中に埋もれていました。
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