天気予報のチェック方法(2)
インターネット上に溢れる気象情報・・・・
どの情報を、いつ、どのように見ればよいのか・・・・知ってますか?
間違った使い方してませんか?
2、天気予報の裏技・・・天気予報をカスタマイズする。
(1)何を見るべきか?
①予報文を使うほうがいい・・・177番の意外な情報量
電話の
177番や、
ラジオの天気予報では、「南の風 日中 北の風 晴れ」なんていうお決まりの文句が使われていますが、これらは、各地の気象台が一日3回発表する
予報の原文をそのまま読み上げたものです。
インターネットやテレビの天気予報では、地図上に
天気マークが表示され、一目で天気の傾向が理解できますから、
いまさら177番もないだろう・・・と思われるかもしれません。
では、「
南西の風 後 南の風 雨 夜遅く くもり 所により 夜のはじめ頃 まで 雷 を伴う」という予報が発表された場合を考えてみましょう。
この予報を天気マークにすると、”雨のち曇り”の
マークが表示されるだけです。
ところが、予報文だと、雨が曇りに変わる
タイミングが「夜遅く」であることや、
場所によっては夕方以降も「雷」があることまで知ることができるのです。
さらに、
風の予報にいたっては、インターネットでは風の予報の画面に切り替えなければなりませんし、テレビの天気予報では、画面に表示したり、コメントしてくれなければそれまでです。
もっとも、ネットの天気予報で流行の
ピンポイント予報を見れば、「夜遅く」や「夜のはじめ頃 まで 雷 を伴う」という部分もわかるじゃん?と思われるかもしれません。
たしかにピンポイント予報があれば、「夜遅く」の部分はある程度わかるにせよ、「
所により・・・雷を伴う」がわからないのです。
そもそも、ピンポイント予報の天気マークに
雷マークが存在していない場合が多い。
これ、コンピューターで作る予報では雷を予測できないからです。
仮に雷予測ができたとしても、または手入力で雷予測が加わったとしてもダメ。
たとえば、”ピンポイント”予報で雷が予想されていなかったとしても、
お隣の”ピンポイント”・・・となり町かもしれません・・・で雷が予想されているかもしれない・・・ということがあるのです。
つまり、「所により」の所を自分で探さなければならない・・・・いいかえれば、ほんの
わずか距離で雷の
予想がズレただけで、想像もしていなかった雷に遭うこともありうるのです。
これは、ピンポイントが、より細かなピンポイントであればあるほど起こりうる、いわばデジタル思考の矛盾といえましょう。
どうです?
電話の177番の情報量の多さ・・・・すごいと思いませんか?
②いまさら177番
電話の177番がどれだけスゴイのかおわかりいただけたと思いますが、いまさら・・・・
続きは次の記事で
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