週末にかけて冬型強まり寒気ゆっくり南下(12月15日)
昨日の夕方、夕焼けに
槍ヶ岳がオレンジに染まり、日中快晴だった空に、
北アルプス方面から卷層雲が広がってきました。
あまりの美しさにしばしシャッターを押していると、夕闇の中に金星。
寒い夜・・・流星・・・一つだけ見ただけで、暖かい部屋の中へ逃げ込みました。
さて、
今週末にかけて寒波がやってくることは天気予報でにぎやかに伝えられていると思いますが、ブログでも一応まとめておかねばなるまい・・・・と、いうことで、まずは
実況把握3点セットから。
まず目につくのは、
日本海を南下中の寒冷前線。
前線の北側には寒気があって、南側は暖かい空気があるということが理科教科書に書いてありますから、この
寒冷前線が通過したら寒気がやってくるんだろうな・・・・ということが想像できると思いますが・・・・
確かに・・・
寒気は南下してきますが・・・・寒冷前線が連れてくるのは、
比較的地上付近の寒気。
大雪の目安になる上空約5500mでは、南岸付近の気温は大きく変化しません。
上空の寒気をチェックしてしまったので、続けて
地上付近(上空約1500m)の寒気・・・・雨と雪の境目・・・-6℃の寒気に着目して、
降水の様子もチェックしてしまいましょう。
寒冷前線は、地上付近の0℃ライン付近に対応していて、前線の通過とともに
0℃ライン、-6℃ラインともに南下。
太平洋岸も夜から冷え込んできそうです。
そして・・・・暖かい日本海から湯気?が立ち上って、
日本海に雪雲に対応する降水域が筋状に拡大することが計算されています。
上空の寒気は今夜から週末にかけてジワジワと南下してきますから、
今日の寒冷前線は大雪寒波のほんの幕開けでしかないということですね。
そんな状況を
予想天気図でまとめてみると・・・・
今回の寒波・・・
強烈でもコンパクトにまとまった寒気のカタマリが、上空の弱い気圧の谷が通過するたびに
何回か北日本にやってくるという特徴がありそうです。
一度雪が止んでも、数時間後には再び雪が積もる・・・息のある雪・・・ということになりそうですから、空模様に判断に油断は禁物といったところでしょう。
予報官がまとめた注意点(短期予報解説資料)にはこんなことが書いてあります。
府県天気予報:
http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県週間天気予報:
http://www.imocwx.com/weekd.htm
短期予報解説資料(他の資料も):
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe5782&cat=e2
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(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
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