冬型西から緩むも北日本の雪続く(12月11日)
昨夜の皆既月食・・・赤く光って見えるものは初めて見たような気がしますが、
今朝の長野の空も赤く光っていました。
Kasayanもカメラを2台セットして月にかかる雲の様子(雲が主役というへそ曲がりの発想)を撮影しようなどと頑張ったのですが・・・・
カメラの腕がないので、ことごとく失敗。
寝不足に加えて、ちょっと凹んでいます。
気を取り直して、
今朝の実況。
相変わらず
西高東低の気圧配置・・・・
日本海側で雪や雨になっていますが、
山陰方面に降水は観測されていません。
実況図を見ると、
西日本方面に高気圧が張り出して、
西から冬型の気圧配置がゆるんできているようですが・・・・
今夜にかけてこの気圧配置、どうなるんでしょう?
西日本はさらに高気圧に覆われてきますが、
北日本はあまり変化なし。
むしろ、少しだけ
等圧線の間隔が狭くなって、
冷たい季節風が強まる気配もうかがわれます。
というのも、
強い寒気を伴った上空の気圧の谷が、日中
北海道方面を通過するから。
今日の昼頃、赤の点線で示した
上空の気圧の谷が北海道を通過し、それにともなって、
-35℃以下・・・
大雪の目安になる寒気も通過していきます。
北海道や青森付近は、日中一時的に雪が強まるおそれ。
雪と雨の境目と、
降水の様子を詳しく見ると・・・・
北日本・・・上空の気圧の谷が抜ける
昼前後に降水が強まり、降るものは確実に
雪。
一方、
北陸付近には、日本海の雪(雨)雲の帯が直撃。
寒気との関係で、
平地では雨、高い山では雪ということになりそうです。
そんな様子をマークの予報で見ると・・・・・
それらしいマークが、それなりの場所に並んでいますよね。。
最寄りの地域の詳しい空模様は、いつものように
府県天気予報でチェックしてください。
府県天気予報:
http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県週間天気予報:
http://www.imocwx.com/weekd.htm
短期予報解説資料(他の資料も):
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe5782&cat=e2
【Kasayan備忘録】
最近、インターバルタイマーによる微速度撮影?に挑戦しています。
雲発生のメカニズムを観測値や数値予報から考えるのはとても勉強になるんですけど、シャッターを切る回数が増えるので、カメラが壊れないかとびくびく。
20秒に一回の割合でシャッターを切ればなんとか雲の動きがわかりそうです・・・・
ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)
にてどうぞ。
可能な限り返信いたします。
(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
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