暖かいけど天気は下り坂(11月23日)
今日も横浜からブログ更新。
モバイル運用につき、
簡易的な更新になりますのでご容赦を。
例によって、今日も
短期予報解説資料の解説図を使って、
今日から明日にかけての気圧配置の流れのチェックから。
昨日の記事同様、今日のチェックのポイントは
日本海の低気圧。
南岸を進む前線の動きも注意しておかなければなりませんけど、今日から明日への劇的な空模様の変化は、赤の点線でコースを書き込んでおいた日本海の低気圧の動向にかかっています。
ということで、今日は順番を変えて、低気圧の動きと、それに対応した
雨の様子、雨の降り方に影響を与える
地上の空気の流れから見ていきましょう。
低気圧に吹き込む
暖気と寒気による
寒冷前線と温暖前線の雨・・・・エリアが特に大きいわけではなく、
日本海側をなめるように北東進するので、今日の天気予報のチェックするにあたっては、
何時雨が降り出すのか?いつまで降るのか?ということに注意する必要があります。
ただ、計算値を見ると、
陸上の降水はずいぶんバラけて通過しそうですから、ある程度
安全マージンをとって考えておかねばなりません。
また、
南岸の前線の雨も沿岸ぎりぎりを通過しますから、これまた
安全マージンを適切にとる必要大。
安全マージンをとりにくい、いわゆるピンポイント予報があまり意味をなさないことが想像できるでしょうから、ある程度幅をもった、
気象庁の予報(府県天気予報)をベースにして考えておいたほうがよいと思います。
(西隣の県や地域の予報をチェックして安全を考える技がおススメ。民間気象会社の独自予報をセカンドオピニオンとして安全マージンの考慮に使えばなおGood)
ただ、バラけた雨といっても、
雨雲が活発になる地域もあるので油断はできません。
というのも・・・・
天気予報番組では「真冬並みの」といわれる
第一級の寒気が、朝鮮半島方面から近づいてきます。
上空5500m付近では
ゆっくりと気温が低下傾向。
一方、
地上に近い上空1500m付近では・・・・
上空5500m付近とは反対に
気温は上昇傾向。
上空で気温が下がり、地上付近で気温が上昇すれば
大気は不安定に。
不安定といえば・・・
雷雲の発生ということになりますから、もくもくと沸く雲が見えたら、アウトドアのレジャーは要注意ということになります。
各地の予報文を読んで
「雷」の文字があるか?・・・
雨の降り出しのタイミングとあわせてチェックしておきましょう。
明日からは寒気本番・・・
また寒くなります。
府県天気予報:
http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県週間天気予報:
http://www.imocwx.com/weekd.htm
短期予報解説資料(他の資料も):
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe5782&cat=e2
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可能な限り返信いたします。
(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
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