冬型緩むも明日祭日は下り坂(11月22日)
アメダスで観測された
今朝6時の積雪の様子。
北海道の標高の高いところでは、20~30センチ、
青森に酸ヶ湯では43センチの積雪になっているようです。
今回の寒波で、
晩秋も確実に初冬に入ったな・・・という感じがします。
さて・・・
現在Kasayanは横浜に来ています。
横浜も朝はさすがに寒いな・・・という感じがしますが、長野の寒さに慣れた身体には暖房は不要。
長野にUターンして2年になりますが、すっかり長野の身体になったと実感しています(体脂肪がついた?)
なにぶんノートパソコンで書いているので、図を作るのが大変・・・・
図が少なめですが、ご容赦を。
冬型の気圧配置、そして冬の天気分布だった昨日に続く、
今日~明日(祭日)の天気変化をまとめておくことにします。
例によって、
短期予報解説資料というプロ用の資料掲載の図ですが、
今日から明日にかけてのポイントは赤の点線で進路を書き込んだ
日本海の低気圧。
低気圧の反時計回りの渦が、北西からは
寒気を、南からは
暖気を吸い込んで、
発達しながら北日本に進んできます。
暖かい空気とつめたい空気がぶつかる場所が
前線。
雨の週末に続いて、週半ばの
祭日もこの前線の影響であいにくの天気になるところが多くなりそうです。
まずは、GSMシミュレーションで、
今日から明日にかけての気圧配置と雨の様子を詳しくチェック。
低気圧が暖かい空気と冷たい空気を巻き込み、前線付近で雨を降らせながら北東に進むことがわかると思います。
ベターっという雨ではないと思いますが、明日
祭日は雲が多くぐずつくという感じ(ある意味外出のチャンスはゼロではないと思いますが、行楽日和とはいえそうもありません)。
短期予報解説資料に書いてあるように、寒気と暖気がケンカする
前線付近は一時的に激しい雨や突風の恐れも・・・・
続いて、低気圧を発達させる原因のひとつ・・・
上空の寒気の様子を見ると・・・・
今日は昨日までの寒気が抜けて、
気温が上昇傾向。
でも・・・
明日になると、シベリアの
寒気がグイグイと東へと進んできます。
この
気温差が低気圧を発達させるわけですが・・・・
寒気・・・・今回の寒気より南に勢力を拡大する感じ・・・・
上空の気温は短期間で入れ替わるパターンになっていますが・・・・
地上付近も短期間で空気が入れ替わるようです。
日本海を通過する低気圧が南の暖かい空気を吸い上げるので、
明日は気温急上昇で平年以上。
もっとも、低気圧と前線が通過した後・・・
あさって24日からは平年以下の気温に急下降。
27日以降は再び平年以上に上昇しそうですから、
乱高下というコトバがぴったりですね。
ということで・・・・
今日は冬型が緩んで、ひとまず落ち着いた一日になりそうですが・・・・
日本海側の雨や雪は収まるものの、
完全な回復までは至らず・・・そのまま明日の下り坂に突入ということになりそう。
太平洋側は・・・いわずもがなですね。
図が少なくて、イメージがつかみにくかったかもしれませんけど、最寄の地域の天気は、府県天気予報でチェックしておいてください。
府県天気予報:
http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県週間天気予報:
http://www.imocwx.com/weekd.htm
短期予報解説資料(他の資料も):
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe5782&cat=e2
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