冬のスタートライン(11月14日)
今朝は、少々バタバタしてしまったので、更新が遅くなり失礼しました。
今朝の志賀高原・菅平方面・・・・雲に覆われてやまの輪郭がぼんやりと見える程度ですが、
明後日あたりには白い姿が見えるかも・・・・
今日をもって、
志賀高原渋峠を越えて群馬県草津温泉に抜ける道路が冬季通行止め。
来年のゴールデンウィークまでは深い雪に閉ざされ、原田知世と三上博史ら以外は山越えができなくなります(「私をスキーに連れてって」という映画を知らない方には何のことだかわからないでしょうね)。
いよいよ
本格的な冬のスタートと言えそうな今朝の実況3点セット。
西高東低の気圧配置が出来上がっていますが、これから
明後日にかけて南北の等圧線が縦に並び、本数も増え、
冬型の気圧配置が強まってきます。
今日はそのスタートラインにあたりますから、
等圧線もウネウネしていて、大陸の高気圧側に凸に折れ曲がっている部分(
弱い気圧の谷)ではぐずつき気味。
冬型の気圧配置ではカラっ風が吹いてよく晴れるはずの
関東にも背の低い雲がかかっています。
冬型が強まってくる
今夜から明日にかけての気圧配置。
ウネウネの
等圧線が綺麗な曲線になって、日本上空の等圧線の本数が増えてくるのがわかると思います。
今日の天気予報では、
北日本の雪中心のコメントが多くなっていると思いますけど、
北陸から関東にかけての弱い気圧の谷の様子・・・・
もう一つのチェックポイントですね。
そして・・・天気予報では
「大雪の目安」、「平地で雪の目安」とか
「山で雪の目安」という言葉が使われるようになると思いますけど、大ざっぱに
上空5500m付近で、
-36℃以下が大雪、
-30℃以下が平地・・・、
-24℃以下が山で・・・の目安として使われます。
また、地上に近い
上空約1500mでは、
-6℃以下が平地・・・、
0℃が山・・・の目安に使われることが多いようです(異論も多いと思います)。
そんな様子をいつもの
MSMデータでチェックしてみると・・・・
まず、降水のエリアを確認しておいて、
上空の気温を上の目安にしたがって見れば雪になるのか雨になるのか?・・・山で雪なのか平地で雪なのか?を
およそ判断することができると思います。
とはいっても・・・
あくまで「目安」ですから、必ずそうなるとは限りません・・・・およそ・・・・です。
(この通りになったら、予報官も気象予報士もいらないですよね)
地域の地形的な条件や過去の例を詳細に判断しているのは
各気象台の予報官ですから、雪が気になる方は必ず
府県的予報で最寄りの地域の予報文をチェックしてください。
府県天気予報:
http://www.imocwx.com/yohoud.htm
明日、明後日は・・・・
冬型の気圧配置が強まるとともに寒気がドカンと南下してくることがわかると思います。
長野市内に住んでいるKasayanはまだスタッドレス・・・・交換しませんけど・・・・・気になる方はそろそろ?
(実は車を買い換えたのにスタッドレス・・・買ってないんです)
【オマケ】
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(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
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