雨やんで冬型へ、3連休の天気は?(10月6日)
10月の
3連休も目前なんですよね・・・・・
天気予報番組では、穏やかな秋晴れ・・・と言われていると思いますが、どうなんでしょう?
3連休の天気を最新のGSMというシミュレーションでチェックしておきました。
基本的には
3日間とも東西に並ぶ秋の移動性高気圧に覆われ続けますが、小粒の
高気圧の間は弱い気圧の谷。
9日(日)に、
関東南岸に湿った空気が流れ込んで
雨雲ができるかも・・・
影響がどこまで?ですね。
10日(月)には
北海道に寒冷前線接近・・・ここは明らかに下り坂ですが、行楽への
影響は前線接近のタイミング次第といったところでしょう。
小刻みに変化する秋の天気ですから、
タイミングが半日でもズレると体感的な天気は大きく変わります。
新しい天気予報でアップデートするようにしてください。
さて、
今日の天気・・・
今朝のレーダーと実況天気図を見ると・・・・
前線は南海上ですけど、前線上の
低気圧の東側に湿った南東の風が吹きこんでいて、
北日本にまで雨を降らせています。
西日本から回復傾向ですが・・・・・
まず、
MSMというシミュレーションで気になる
雨の様子からチェックしてしまいましょう。
予想天気図のアニメを作らなかった(作る時間が無かった・・・)ので、低気圧と天気マークを書き込んでおきました。
関東付近までは回復してきそうですが、
北日本は西高東低・・・冬型へ。
日本海側でしぐれてきそう。
北海道も夜になると小粒でもピリリと辛い
雨雲が発達しそうです。
そんな様子を空の骨格・・・・
上空(上空5700m付近)の気圧の谷の様子で確認。
今夜にかけて上空の気圧の谷(上空の低気圧も)が、
北海道方面に接近(寒冷渦)。
気圧の谷の南側を流れる
偏西風がシベリアの寒気を連れてくるとともに、北海道付近に反時計回りの
低気圧性の渦を作りやすい空気を運びこむようです。
そこで、
上空(上空5700m付近)の寒気の様子をチェックしてみると・・・・
前回、北海道に初雪をもたらした寒気よりは若干弱い
寒気が、今夜にも北海道へ。
冬型の気圧配置と上空の寒気という典型的な流れ・・・・・
日本海沿岸がしぐれてくるのもわかります。
さらに、
地上に近い(上空1500m)気温の様子をチェックすると・・・・
先のレーダー画像に書き込んでおきましたが、
秋雨前線上の低気圧の東側の南東風が、(比較的)暖かい空気を北海道付近まで運びこんでいるようです。
上空の寒気+地上付近の暖気=大気不安定 という公式で
北海道付近は急な強い雨や落雷に注意ということになりそうです。
今朝はあわてて書いたので、ザックリすぎてゴメンナサイ。
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