今日も各地で不安定、西から下り坂へ(7月3日)
昨日、関東甲信地方の夕立(雷雨)の発生の可能性を予測してみたので、まずはその
検証を・・・・
南信方面の予測はほぼOKでしたが、
北信や上越国境付近については、発生時間と発達の程度が
過大になっていたように感じています。
今日はどうでしょうか?
まずは
予想天気図でポイントをチェック。
西と北で日差しが少なく、
関東甲信で強い日差し。
ただ、今日も不安定・・・・
明日にかけて天気が下り坂に向かう理由を、
上空の天気図でもうちょっと詳しく見ておきましょう。
上空の低気圧・・・
寒気を伴っていますが・・・この低気圧の南側の
気圧の谷が深まりながら今夜には山陰付近まで。
上空の気圧の谷に対応して、
地上付近では低気圧が発達しますから、
天気は下り坂。
前線付近でも天気は悪化。
明日朝の天気予報は必ずチェックしたいところです。
で・・・具体的な
今日の雨の様子。
ゆっくりと変化するので、
6時間おきのアニメにしておきましたが、前線の東進に伴い、低気圧付近だけではなく、前線の
雨域も
活発になって東進するのがわかります。
風の様子もからめてみると・・・・
西は暖湿気を運びこむ南風が影響しているようですが、
関東甲信から東北にかけては局地的な風の収束が影響しているようです。
関東甲信にズームすると・・・
上で見た昨日とは異なった風・・・・収束する傾向も微妙に異なります。
点線付近で雷雲の発生の可能性が高く、雷雲を流す
上空の風は西南西方向。
実際はどうなりますやら?
いずれにせよ、
南西方向に黒い雲が見えるようなら、特に気をつけたいところです。
最後は例によってKasayanの備忘録・・・・前線や上空の気圧の谷とジェット気流の関係。
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