西から回復、北日本は不安定(6月13日)

kasayan

2011年06月13日 05:58


 今朝からブログ更新は早朝バージョンに正常化しますけど、「何を書くか」についてはまだまだ思案中。

 原発事故以来、風向に意識をして書いてきたつもりですが、今後は風向に触れるとしても、以前のように、「天気予報は当たるのか?」というコンセプトで、気象庁の予報をちょっと斜に構えて検討してみようかな?などとも考えています。
 とはいえ、気象庁の予報の「もう一つのすじ道」を考えるのは、それなりに骨の折れる作業なので、なかなか踏み切れない。

 しばらくは・・・・今まで通り、日々の天気チェックの一部を簡単にまとめてブログに記録しようか・・・・迷っています。

 さて・・・・今朝の一般的な天気予報の解説は・・・・・こんなもんだと思います。
 テレビの天気予報で、最低でも以下の内容の解説が無かったら・・・・不親切な予報士だと思いますが・・・おなじみの予報士はどんな解説をしましたか?




 ところで、梅雨前線が南下すると天気は回復しますけど、梅雨前線の南下には寒気の南下がセットになっていて、多くの場合、北日本がぐずつくというサイクルになります。
 ここ数日はまさにそのパターン。

 で・・・北日本がぐずつく原因・・・「寒気を伴った上空の気圧の谷」の様子をチェック。
 どのタイミングで、どの程度不安定な天気になるのか?はチェックしておかなければ・・・・




 寒気を伴った上空の気圧の谷が本格的にやってくるのは今夜以降
 今日は北海道の西側までですから、不安定は序章といった感じ。

 明日(14日)、-18℃の寒気のコアが東北北部まで南下してきそうですから、明日が北日本の不安定な天気のピーク
 そして、-18℃の寒気はこの時期としてはちょっと強めですから、明日は特に雷雨や突風に注意・・・・ということになりそうです。
 明日は、どのあたりで雷雲が発生するのか?をチェックしなければ・・・・・

 ということで、今日の具体的な雨や風の様子




 西日本は高気圧から時計回りに吹きだす西~北西の風・・・もちろん晴れで推移しそう。

 一方、東日本は前線上の低気圧の通過と、前線と前線上の低圧部の位置によって、風は複雑に変化
 福島県太平洋岸は、基本的に北~北西の風ですが、前線上の低圧部の位置次第では、南東の風になる可能性もゼロではないと思うので、複雑に変化・・・と考えて、実況重視がイイと思います。
 また、雨も、一番遅い地域でも昼過ぎには回復しますけど、太平洋岸で晴れは厳しい感じです。

 久々の朝の更新は・・・・爽やかでイイですね・・・・ということで・・・・最後は、「予報文を正しく読んで安全マージンを考慮した天気予報を理解する」ことをオススメして終わります。

 予報文: http://www.imocwx.com/yohoud.htm

 (予報文の表記において、「昼前」という表現は9時~12時、「昼過ぎ」という表現は12時~15時、「夕方」は15時~18時の時間帯を意味します)
 



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