九州大雨、本州回復・北海道不安定(6月11日)
今朝のテレビの天気予報のキャスターは、多少の違いはあれど、
こんな解説をしたのではないかと・・・・
だけど・・・こんな朝・・・・視聴者が一番知りたいのは、
「何時雨が止むんだよ?」でしょう。
そんなとき、視聴者の関心は、
雨のアニメや、時系列に表示される
ピンポイント予報に集中してしまいます。
でも・・・・リアルすぎるこのアニメも、
あくまで生の計算値ですから、
計算値のクセやズレを見込んだ安全マージンをとって見ないと失敗します。
何度も書いてきましたけど、
気象庁が発表している予報文に書かれている”雨が上がる時間帯”を正確に読みとって安全マージンを考える必要があります。
各地の予報文:
http://www.imocwx.com/yohoud.htm
ちなみに、
「昼前」という表現は9時~12時、
「昼過ぎ」という表現は12時~15時、
「夕方」は15時~18時の時間帯を意味しますから、これらの定義を意識しながら予報文を読んでみてください。
で・・・
具体的な雨と風の様子。
前線が南下して、回復の様子が顕著のなり始める
昼頃の様子。
とくにコメントはありませんが、
上の天気図の解説と併せてご覧ください。
最後は、Kasayanの備忘録。
北日本に影響するおなじみの
「寒気を伴った上空の気圧の谷」の様子と、
今朝の大雨の原因を探る一枚の天気図を掲載しておきます。
下の図の矢印は上空の強風軸。
二つの上空の「川」が大雨のエリアで合流していることがわかります。
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