昨日より暑く・・南西風の場(5月20日)

kasayan

2011年05月20日 08:46


 更新時間がまだ定まらないのですが、コマメに更新していきたいと思っています。

 さて、気温が高めに推移していますが、今日は今年一番の暑さになるところも?

 昨日の記事にも書きましたが、高気圧の中心が日本の南東海上にあって、高気圧の後ろ側を時計回りに吹きだす風が南西風になって、太平洋の暖かく湿った空気を日本に運び込んでいます。

 暖かく湿った空気が高い山を越えるとフェーン現象発生
 山の風下側にあたる北陸を中心に今日も25℃以上の夏日が続出しそう・・・と、天気予報で言っていると思いますので、そのあたりを詳しく・・・・・




 気圧配置と風、そして雨の様子の図に、天気マークや気温、そして暖かく湿った空気の流れ(赤の矢印)を書き込んでおきました。

 高気圧から時計回りに吹きだす風が、太平洋の暖かく湿った空気を運んで・・・という様子が分かると思います。
 そして、暖かく湿った空気が大陸の冷たい空気とぶつかる日本海上に前線の雨の帯(前線)ができていることもわかりますよね。

 この暖かく湿った空気・・・相当温位図という図を見るとよくわかります。




 水色のエリアが、相当温位の高い空気の場所・・・つまり、暖かく湿った空気の場所にあたるわけですが、高気圧の縁の南西風に運ばれて、日本海まで運びこまれる様子がわかると思います。
 この空気が山を越えるとフェーン現象が発生して、気温上昇。
 しばしば、山の風下側では気温が上昇し、空気が乾燥するなんていわれます。

 フェーンのしくみを知りたい方は、検索すると、簡単な説明から詳しい説明がありますので、それをご覧いただきたいと思います。

 で・・・高気圧から吹きだす南西の風ということで、今日の日本付近の場の風は、原発付近を含めて、南西の風。




 局地的には、日中海から風が吹く海風が中心になるかもしれませんが、基本的には、この図の矢印の方向が「場」の風になります。

 ということで・・・・以前のように、天気予報の当たりはずれを予想?するような記事にしていくのか?・・・これからの記事の内容をまだまだ考えているところです。

 


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