東日本の風向と降水(4月19日荒天予想)
例によって、
東日本の風向や降水の様子ですが・・・その前に、
明日は荒れ模様ということをお伝えしておかねばなりません。
上空に寒気が流れ込んで大気が不安定・・・というコトバは天気予報でよく耳にしますが、まさにその状態。
上に冷たい空気・・・
下に暖かい空気が流れ込むとなると・・・ちょうど冷蔵庫にアツアツの料理をそのまま入れてしまうようなものですから、湯気がもうもうと立ち上るように、
雷雲が発生することがイメージできます。
もっとも、
明日の寒気は、ただの寒気ではなくて、
冬と同じ強さの寒気で、それも
上空でデッカイ渦を巻いて西日本から東日本へと進んできます。
これを
「寒冷渦」というんですけど、地上付近では、あちこちで
突然雷雲が発生して、雷や突風が発生することが予想されますから・・・・・・・・・・後はテレビの天気予報と同じになっちゃうんで・・・・この程度にして・・・・・
明日19日の気圧配置と風の様子を中心にチェックしておきましょう・・・
天気図を見る限りは、
山陰沖にポツンと低気圧があるだけで・・・だからどうなの?という感じがしますが・・・これが
クセモノ。
上空の様子をチェックしてみると・・・・
日本の半分以上が、この
低気圧を中心とした、反時計回りの大きな渦に覆われていることが分かります。
その中心には
-30℃の寒気・・・冬場に、オヤジ予報士が
「冬将軍」なんて言っている寒気と同程度の強さの寒気です。
この
寒気が渦とともに南東方向に進んでくるわけですが、その方向に向かって
地上付近では温かく湿った空気が流れ込む傾向にあります。
ということは、
大気の不安定がますます強くなってきます。
そして、
地上付近には、小さな低気圧や低圧部も発生して、上空の大きな渦によって
反時計回りに流されることになります。
その様子がこれ・・・
まるで台風のように、
反時計回りの巴マークのような活発な雨雲が形成されているのがわかります。
詳しいことは図に書き込んでおきました。
ということで・・・・
風向は定まりにくい一日・・・そして雨も降ったり止んだり、激しかったり弱かったり・・・非常にめまぐるしい荒れた一日になりそうです。
原発の作業も大変でしょうね・・・・
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