大雨情報と週末の天気そして週間天気図(6月18日)
今朝5時、昼前11時に続いて、
午後5時過ぎに
大雨情報が発表されています。
朝も書きましたけど、大雨情報とは、
ニュースで「・・・と気象庁は注意を呼び掛けています」って言っているアナ読み原稿の原文のことです。
原文を引用掲載ときますね。
(画像はKasayan作成)
大雨と雷及び突風に関する長野県気象情報 第3号
平成22年6月18日17時14分 長野地方気象台発表
(見出し)
長野県内は、18日夜遅くから19日昼前にかけて、梅雨前線の活動が活発となるため、南部を中心に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害、河川の増水、低地の浸水、落雷、突風に注意して下さい。
(本文)
[気象状況]
梅雨前線が、華中から西日本を通り日本の東へのびています。前線上の九州の北には低気圧があって東北東に進んでいます。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れこむため、前線の活動が活発となる見込みです。このため、県内では南部を中心に、18日夜遅くから19日昼前にかけて、雷を伴って1時間に40ミリを超える激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
[雨の予想]
18日18時から19日18時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、
北部 120ミリ
中部 120ミリ
南部 200ミリ
の見込みです。
[防災上の留意事項]
土砂災害、河川の増水、低地の浸水、落雷、突風に注意して下さい。なお、警報に切り替える可能性がありますので、最新の気象情報に留意して下さい。
[特記事項]
次の「大雨と雷及び突風に関する長野県気象情報」(文章情報)は、19日05時頃に発表する予定です。
200ミリの雨は、教科書的には、土砂災害の発生する可能性が急激に高まる雨量です。
ということで・・・・
明日の予報は気象庁のHPでチェックしてみてください。
http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
なお、
今回の雨のメカニズムは今朝の記事に書いてあります。
http://kasayan.naganoblog.jp/e494324.html
ちなみに、
明日の降水の様子ですけど・・・・・
MSMという計算値では・・・・
低気圧が東北南部を通過したあとは、いったん
前線は南下傾向。
完全回復とはいきませんけど、
雨は上がる傾向。
長野県付近では具体的にどうなるか?をアニメで・・・・
昼頃にはほとんど回復しますけど、お見事なまでに
アルプスの山々で雨が計算されています。
地上付近に南西の風に乗って流れ込む
暖湿流がアルプスの山々にぶつかって雨を降らせるんですね。
塀のようなアルプスの山々が長野県を守って、全国有数の降水量の少ない県にしているわけですけど、こうやって山々に雨が降るおかげで渇水になりにくいという面もあるようです。
もっとも・・・・
GSMという計算値(全地球モデルっていいます)では、どうも
雨が尾を引きそうな感じも・・・・
希望的な見方では、昼頃には小雨が時々パラッ・・程度に回復しそうですけど、
悲観的な見方をすれば、シトシト雨が夕方あたりまで続く・・・になってしまいそうです。
気象庁の予報は悲観的な見方に近いですけど、
明日午後の計画を考えるなら、明日朝に最終判断するのが良いと思います。
で・・・・
明後日は・・・・
ドバッと降る感じじゃありませんけど、
県内はシトシトの可能性十分あり。
この予想・・・
かなり微妙ですから、明後日日曜日に関しては、
明日朝以降の予報で判断するのが良いでしょうね。
気象庁の予報は・・・・こちらでチェックしてください。
http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
ところで、
向う一週間の天気図を掲載しておきますが・・・・
しばらくは
青で塗った雨のエリアに覆われ続けてしまいそうです。
もちろん、
ちょっとした中休みはありますが、そのタイミングが
何時になるのかは?毎日チェックするしかなさそうです。
ちなみに週間予報もこちらで・・・・チェックしてください。
http://www.jma.go.jp/jp/week/322.html
どうにもこうにも、はっきりしないコメントばかりですが、長野県の梅雨をじっくりと見るのは初めてのKasayan.
冬の雪は北西からやってきた雪雲が山々に影響されて複雑な降り方をしましたが、梅雨の雨は南西からやってきて、これまた山々に影響されて複雑な降り方をしそうです。
この梅雨でたっぷりと勉強させてもらうつもりです。
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