強風となだれ及び融雪に関する長野県気象情報

kasayan

2010年03月19日 17:36


 気象庁から「強風となだれ及び融雪に関する長野県気象情報 第1号」が発表されています。

 気象情報とは、テレビのニュースなどで、「・・・海や山は大荒れになるため気象台は注意を呼び掛けています」と流れる原稿の原文です。
 注意報や警報が発表される前、特に行楽が予想される連休の前などは、少々早めに警戒を呼び掛けるもので、17日にはすでに「発達する低気圧に関する長野県気象情報 第1号」として発表されていました。

 明後日21日に、日本海を低気圧が発達しながら通過することは、今朝の記事(クリック)でご紹介しました。

 今年になって、日本海を通過する低気圧の中では最も急速に発達し強い南風の影響を与える低気圧だと考えられます。
 このような低気圧は、穏やかな日の直後に突然やってくる強烈な低気圧ですから、昔から山や海などの遭難を引き起こしてきました。
 三連休と重なるので、気象庁もずいぶん心配してのことだと思います。

 具体的に何が起こるのか?何が心配されるのか?という点が書かれていますので、引用掲載しておきます。
 
強風となだれ及び融雪に関する長野県気象情報 第1号
平成22年3月19日17時15分 長野地方気象台発表

(見出し)

急速に発達する低気圧の影響で、20日から21日にかけて、長野県では次第に風が強まり、山岳では荒れた天気となるおそれがあります。強風、なだれや雪解けによる土砂災害等に注意して下さい。

(本文)
[気象状況]
 20日は日本海を低気圧が急速に発達しながら北東に進み、21日には北海道付近を通過する見込みです。
 このため、県内では広い範囲で次第に風が強まり、山岳では荒れた天気となるおそれがあります。
 また、低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み気温が上昇するため、多雪地でのなだれや、雪解けによる土砂災害等のおそれがあります。

[防災事項]
 強風、なだれ、雪解けによる土砂災害や河川の増水に注意して下さい。

[補足事項]
 次の「強風となだれ及び融雪に関する長野県気象情報」は、20日6時頃に発表する予定です。



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