2010年01月12日 20:30
暴風と高波及び大雪に関する全般気象情報 第2号
平成22年1月12日16時40分 気象庁予報部発表
(見出し)
13日未明から13日昼過ぎにかけて、西日本、東日本及び東北地方では
、沿岸や海上を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなる所があるでし
ょう。また、14日にかけて山沿いを中心に大雪となる所がある見込みです
。暴風や高波、大雪に注意、警戒して下さい。
(本文)
[気圧配置の予想]
12日12時に日本海西部にある低気圧が急速に発達しながら東に進み、
13日朝には佐渡島付近に達する見込みです。また、日本の南にある別の低
気圧が急速に発達しながら北東に進み、13日朝には北海道東方海上に達す
るでしょう。一方、華北の上空約5000メートルにある氷点下42度以下
の強い寒気が13日朝には日本海上空に流れ込み、日本付近は14日にかけ
て強い冬型の気圧配置となる見込みです。
[防災事項]
<暴風、高波>
・・・省略・・・・
<大雪>
西日本では13日夕方にかけて山沿いを中心に大雪となり、太平洋側の平
地でも広い範囲で積雪となるでしょう。東日本、東北地方の日本海側でも1
3日朝から雪が強まり、14日にかけて大雪となる見込みです。
13日18時までの24時間に予想される降雪量はいずれも山沿いの多い
所で、
東海地方(岐阜県)、北陸地方、
関東甲信地方(群馬県)、東北地方 60センチ
近畿北部、関東甲信地方(長野県) 50センチ
中国地方 40センチ
九州北部地方、四国地方、近畿中部 20センチ
九州南部 10センチ
の見込みです。中国地方から東北地方にかけての日本海側では14日にかけ
ても雪が降り続き、降雪量は更に多くなるでしょう。
積雪や路面凍結による交通障害、電線や樹木への着雪、なだれ、落雷、突
風にも注意が必要です。
[補足事項]
地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意して下さい。
次の「暴風と高波及び大雪に関する全般気象情報」は、13日5時頃発表
する予定です。