2009年12月30日 18:13
[予想降雪量]
31日18時までの24時間に、いずれも多い所で、
北部 中野飯山地域 :50センチ
大北地域山沿い :40センチ
平 地 :30センチ
長野地域山沿い :40センチ
平 地 :20センチ
中部 乗鞍上高地地域 :20センチ
松本地域の聖高原周辺と
上田地域の菅平周辺:20センチ
松本地域と上田地域 :10センチ
諏訪地域と佐久地域 : 5センチ
南部 木曽地域 :20センチ
その他の地域 :10センチ
の見込みです。
1月1日にかけて、さらに降雪量が多くなるでしょう。
また、31日から1月1日にかけて、山岳部では風雪がさらに強まり、大荒れの天気となるでしょう。
短期予報解説資料1 2009年12月30日15時40分発表 気象庁 予報部
2.主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点
①1 項①の低気圧は今後、急速に発達しFT18から50KT[SW]級となり、FT24 に北海道付近に達した後、FT48 にかけてほとんど停滞する見込み。
31日から1 月1 日にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となり、太平洋側を含めて北日本~西日本にかけて海上を中心に風が非常に強く吹き、北日本の日本海側から山陰にかけて大しけ(6~7m)と
なる見込み。
暴風や高波に警戒。西日本・東日本の太平洋側、沖縄、奄美でも強風や高波に注意。
③寒冷前線通過後は、西日本から寒気が流入し、明日は850hPa で-12℃線が西日本の太平洋側まで南下する。
西日本太平洋側の山地や東海地方の平野部でも雪雲が流れ込み、積雪となる所がある。
4.防災関連事項[量的予報と根拠]
①大雨・大雪ポテンシャル(18 時からの24 時間:地点最大)、北陸70、東北・関東甲信(長野)50、
北海道・東海(岐阜)・中国(山陰)40、近畿北部30、九州北部(山口)20、四国10 センチ。②波:波浪
モデルが基本だが、低気圧による風の強まりに合わせ波の立ち上がりを早める。明日までの最大は、
北日本日本海側~北陸で6~7m、西日本の日本海側6m。
5.全般気象情報発表の有無「暴風と高波及び大雪に関する全般気象情報」を17 時発表予定。