日本一発見!!(12月22日)
今朝は、
この冬一番の冷え込み。
菅平で氷点下23.4℃を観測し、
全国で最も寒くなりました。
1978(昭和53)年の統計開始以来、12月としては3番目の冷え込みということで・・・・・
それならば、
日本一を記録した温度計を見てみたい!
ということで、お昼に特急便で
菅平のアメダスを見にいっちゃいました。
アメダスの所在地は、データが重要ということで、
気象庁から正確な住所が発表されていません。
そこで・・・・・
気象庁のHPに掲載されているおよその
緯度・傾度をハンディー
GPSにたたき込み、長靴をはいて出発。
GPSを片手に
雪の中を探すこと10分。
これが、
菅平アメダス。
そして、今朝・・・
日本一の寒さを観測した温度計。
通風筒の中に収められていて、周囲の平均的な温度を計測する仕組みになっています。
通風筒の上には雪が積もり、
バナナで釘が打てる?氷点下23℃の世界を見せつけてくれました。
そして、これが
アメダスの標識。
立ち入ったりすると
気象業務法37条によって
3年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金に処せられちゃいます。
また、積雪深計の下の雪は、公式の積雪を計測するものです。
おとなしく柵の外から拝見させていただきました。
帰ってから
アメダスの最低気温のランキングをチェック。
どうやら
菅平の一位は確定のようです。
ところで、
長野市内も放射冷却で、今朝の最低気温は
氷点下8.2℃。
地上付近の空気のほうが上空の空気より冷えてしまうという
逆転層が発生していました。
菅平で、
最低気温が観測された1時間後、長野市から見た菅平。
煙突の煙が、風が弱いにも関わらず、真横・・・むしろ下に流れているのは、そこに逆転層があるから。
本当に
長野の冬はダイナミックですね。
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